信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

大城・京ヶ倉春のトレッキングツワー

2023年04月23日 | 生坂村の取組

 23日午前8時15分にB&G下駐車場で「大城・京ヶ倉を広く世に出す会」と生坂村観光協会の共催による大城・京ヶ倉春のトレッキングツワーの出発式が行われました。


▽ 最初に私から、コロナ禍により4年ぶりの開催でして、今年は早くもヒカゲツツジは散り始めておりますが、天気は良い予報ですから、北アルプスの眺望や犀川の蛇行、生坂村の新緑をご覧いただきながら、起伏に富んだ登山道も楽しんでいただきますことと、登山者が多いですので譲り合って怪我などないようトレッキングしてくださいなどと歓迎の挨拶をさせていただきしました。

▽ 大城・京ヶ倉を広く世に出す会の平林会長から、今年は桜の開花がとても早く、先週登山道の整備をした時にヒカゲツツジが散り始めていましたが、まだ少しは残っていると思いますし、ロープや梯子も点検し直して大丈夫ですが、里山といっても険しい道で滑落する人が時々いますので気をつけて登っていただき、私も皆さんと一緒に一日楽しみたいと思いますなどと挨拶をしていただきました。

▽ 今回も1班は、万平登山口で振興課担当職員の山本君の指導で準備体操をして、平林会長が先頭で登り始めました。

▽ 「おおこば見晴らし台」で、北アルプス、犀川の蛇行が一望の風景を楽しみながら休んでいただきました。

 うす雲が少しありましたが北アルプスがよく見えましたし、360度の眺望と散り始めた淡緑色のヒカゲツツジなどの花木を見ながら、楽しいトッレキングツアーになりました。

▽ 少し厳しいところがある登山道を、散り始めたヒカゲツツジを見ながら登りました。

 このツアーは私が村長になった年から始めて、今年で17年目になり、ここ4年はコロナ禍で中止にしましたが、今回も直ぐに定員30名に達するほど人気があり、私も4年ぶりにヒカゲツツジを見られて、良かったと思いました。

▽ 京ヶ倉の頂上に登る前の名所、両側絶壁の「馬の背」を恐々渡っている一般の方と慣れている方々です。

 参加された皆さんから、里山だけど登山道も急な所や平坦な所があり起伏に富んだコースで、ヒカゲツツジなど花木が多く見られ、北アルプスや里山と犀川の蛇行などの眺望も良く、とても素晴らしいと言われていました。

▽ 馬の背から撮影した、加藤正治(犀水)先生が「吾里や 飾り兜を 姿にて」と詠まれた風景です。

 今回も眼下に広がる眺望を眺めて「景色が素晴らしい!」、ヒカゲツツジを見て「わあ~咲いてる!素敵!」、馬の背の絶壁やロッククライミングみたいに登る岩場では「おお~!どうやって登るの!大変!楽しい!」など、感嘆や満足された様子に、大城・京ヶ倉のトレッキングツアーを実施してきた大城・京ヶ倉を広く世に出す会の皆さん、大好き隊員など関係の皆さんで力を合わせて、各種企画や登山道整備、情報発信等を続けて来て良かったと感じました。

▽ 木に挟まれた急な登り道や岩場の急な登りを、平林会長に教えていただき、ロープにしっかりつかまり足場を確認しながら登っていました。

▽ ヒカゲツツジが岩に咲いているところと、その近くの登山道から撮影した生坂村の風景です。

▽ 京ヶ倉の頂上では、班ごとに記念撮影をし、1班は私のカメラでも撮影してもらいました。

▽ 京ヶ倉の頂上から撮影した大城方面などの風景です。

▽ 京ヶ倉から大城へ行くには、所々急な下りもあり、ロープにつかまり慎重に降りていました。

▽ 大城の頂上では昼食を食べましたが、2班が来ると窮屈ですので、1班から下山を始めました。

▽ 草尾上野のぶどう畑や高津屋森林公園下の昭和電工広津発電所も見えましたし、森林浴を楽しみながらの下山の様子です。

 今回初めて参加していただいた皆さんとリピーターもお出でになり、概ね評価が高いお話をお聞きし、アンケートもお願いしました。今後もアンケートの内容を検証して、引き続き多くの皆さんにお越しいただけるトレッキングと生坂村を訪れてくださるイベントを企画したいと考えております。

 毎年度、登山道の整備のお蔭で、大城・京ヶ倉のトレッキングに来られる皆さんが増えていると感じています。
 参加された皆さん、大城・京ヶ倉を広く世に出す会・いくさか大好き隊・振興課の皆さん、大変ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。


村議会議員補欠選挙開票結果&日岐と小舟上空からの風景

2023年04月23日 | 生坂村の報告

 23日(日)は日差しが届いて穏やかな空で、朝晩はヒンヤリしても昼間は過ごしやすい体感でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、雲が天気予報より多かった日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

 今日は2月、3月と村議会議員が辞職し、欠員数が議員定数の6分の1を超えるに至ったため、公職選挙法により生坂村議会議員補欠選挙を挙行しました。

 当村としては村政初の村議会議員2人の欠員に対し、新人4人と元職1人の計5人が立候補し、白熱した5日間の選挙戦が行われました。

日岐と小舟上空からの風景

 当村は、午前7時から午後7時まで3投票所で投票が行われ、午後8時から村民会館2階で開票作業を行い、午後9時前に下記の結果が決まりました。

当日の有権者数  男 723人  女 724人   計 1,447人

投票者数     男 509人  女 507人    計 1,016人

棄権者数     男 214人  女 217人    計   431人 

投票率      男 70.40% 女 70.03%  計 70.21%

開票結果  笠置克人    209票

      望月一将    113票

      細井絵梨香    48票

      山本𠮷人    411票

      島 幸恵    219票

有効投票  1,000票

無効投票     16票

投票総数  1,016票

 以上の結果となりました。

 「二元代表制」とは、住民の代表である「首長」「議員」をいずれも直接選挙で選ぶ制度のことです。日本の地方自治体ではこの「二元代表制」を採用しています。

 二元代表制は首長と議員の双方が住民の代表であり、両者は対等な関係にあり、首長が予算案や条例案を提案し、議会は議決や行政運営を監視します。

 よって、我々行政としては、政策や施策評価、費用対効果、村民の皆さんの要望、必要経費などを参考にして、議案として取りまとめ議会に提出します。

 議会は事業の執行権、議案の提案権はありませんが、審議、議決する権利があり、行政が提出した議案を審議、議決します。議案が賛成多数で可決されれば、行政は事業の実施に移ります。

 いずれにしても、「行政」と「議会」は車の車輪のように、それぞれの使命により、村民の皆さんの付託に答えるべく努力する必要があると考えております。

 本日生坂村では、大城・京ヶ倉春のトレッキングツアーなどが行われました。