イギリスで、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票が23日に行われます。
今後の世界情勢はかわるのでしょうか?日本への影響?不安です・・・
池上彰 イギリスEU脱退?EUはどうなる?日本も〇〇。
そのようなときには心やすまる音楽・・・・
アンドレス・セゴビア(Andrés Segovia, 1893年2月21日 - 1987年6月3日)は、スペインのギタリスト。
音楽史研究者やギター奏者から、「現代クラシック・ギター奏法の父」とみなされている。
多くの傑出した音楽家は、ギターはクラシック音楽の演奏には使えないというので、
彼のギターがヨーロッパのクラシック音楽界から受け入れられないだろうと信じていた。
しかし、彼の卓越した演奏技巧と独特なタッチは、聴衆を驚嘆させた。
結果的に、ギターはもはや大衆音楽の楽器としてだけでなく、
クラシック音楽の演奏にもふさわしいとみなされるようになったのである。
Andres Segovia : Bach Prelude BWV 1007
23歳で初めて南米に演奏旅行を行い、31歳の時にはパリでの演奏が大成功。
以来、欧米各地で独奏会を開き、セゴビアはホールでコンサートを開いた最初のギタリストとして成功を収めます。
「セゴビア・トーン」と呼ばれる独自の音を追求し、その音は限りなく美しいクリアな音と音の伸びで聴衆を魅了しました。
また、これまでのギターレパートリーを超えて、ピアノ、ヴァイオリンへの編曲を数多くおこない、
ポンセ、ヴィラロボス、ロドリーゴをはじめとする作曲家にオリジナルギター曲を依頼し、
独奏曲に限らず、 協奏曲にまでレパートリーを広げました。
Andrés Segovia plays Bach
これにより、セゴビアはクラシックギターがフラメンコなどの大衆音楽とは一線を画し、
ピアノ、ヴァイオリンと対等に芸術音楽であることを示しました。
流石大御所の弾くAlhambraは流石です。
Andres Segovia - Recuerdos de la Alhambra (VintageMusic.es).
後進の指導にも熱心で、ジョン・ウィリアムズ、オスカー・ギリア、
クリストファー・パークニングをはじめとする現在の世界的ギタリストを育てました。
そして筆者の最近の注目は
FILOMENA MORETTI - Suíte em Dó Menor, BWV 997 / Prelúdio (J S Bach)
フィロメーナ・モレッティ(Filomena Moretti) 1973年イタリア(サルディーニャ)生まれ。
イタリアのギターの大御所オスカー・ギリアの学園で学んだらしい。
素朴な顔立ち(なかなかの美人)で好感が持てる。
1995年に、ミケーレ・ピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールと
アレッサンドリア国際ギター・コンクールで第1位です。
演奏曲はパラグアイのバリオスの曲ですが、なぜか女性ギタリストに多く演奏される作曲家です。
Filomena Moretti YouTube
イタリアのギタリスト、フィロメーナ・モレッティは、
バッハの作品を集めたアルバムで日本でも注目されたが、
今回はターレガの『アルハンブラの思い出』の他、バッハ、ファリャ、アルベニスの名曲を演奏する。
Filomena Moretti. recuerdos de la alhambra.
バッハの室内楽・器楽曲の中では、鍵盤曲をのぞけば、リュート曲が一番好きで、よく聴くかもしれない。
そもそも、作品自体、他の器楽曲からの編曲ものも多いものの、
オリジナルと思われる曲の美しさ、完成度は圧倒的、
バッハの器楽曲の頂点に位置するといっていいかもしれません。
やはり、まずあげないといけないのは、古今東西の名手によるリュートによる演奏、
レオンハルトなどによるチェンバロ編曲バージョンなどですが、
ギターによる演奏も、独特の味があって忘れられません。
さて本日はEU脱退?EU投票日です。実に気になります。