伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

キャノンボール・アダレイJulian Edwin "Cannonball" Adderley, を聴く

2017年01月02日 | JAZZ・ボサノヴァ

筆者の60センチの水草水槽を準備中です。

実は水草を植える火山岩の加工に手間取り今回は苦労したんです。流木とのバランスを考えやっと出来上がりです。

アルビアスナナ、ウイローモス等を散りばめ後は水草の成長を待ち、 魚を入れる予定、

冬のせいか水草の成長が遅れて後暫く待たないと魚を入れられない!

この前ご指摘頂いた、BELDEN スピーカーケーブル 8460と比べると少し太い

BELDEN スピーカーケーブル 9497が到着し早速交換して見ました。

前のBELDENのスピーカーケーブル前のと比べると、一口に感想を言いますと真空管アンプのような感じです。

音源は奥に下がった感じですが、音質はかなりの上質さを感じます。

どちらかと言いますとClassic向きとも言えますが・・・・・・・

スピーカーケーブルで此れだけ音が変わるって 実に不思議な現象です、

インシュレーターの下の10円玉作戦がよかったのか?

ボサノヴァ、JAZZが大人の感じになり、刺激的な音のキレ、低音部分が抑えられ実に良い塩梅なんです。

特に感心した点はヴォーガルが特に好くなりました。RAQUEL ANDUEZAの可愛いソプラノが堪りません。

そして接続前に接点回復剤を吹きかけで接続します。接点回復剤の効果は不明ですが、一応処理しています。

 

いま、記録媒体はCDからSACDや、ハードディスク、メモリーなどに以降しつつあり、

時々、「これはマスターテープに迫るのではないか」と思う音が出たりもするが、トータルではやはりレコードには敵わない。

ああ。それにしても、なんでCDはレコードを追い越せないのだろう。

やはりレコードには、 「CDに出せない音があるから」、というのが正直なところだと思う。

パチパチと針音がしない、少々の傷では音が跳んだりしないことが、最大のメリットとして挙げられる。

レコード世代の人は、この針音と音跳びにさんざん悩まされたから、 それがないっていうんで、

CDは夢のような技術であると期待されたんですがね!

それと、針が要らない、レコードが磨り減らないというのも利点として、大々的に言われたように思うが、

じつは交換針とレコードも、滅多なことで磨り減ったりしないのである。

 

筆者が初めて聴いたのはKenny Clsrkeの『ボヘミア・アフター・ダーク』

ジュリアン・エドウィン・アダレイは1928年(昭和3年)アメリカ南東部フロリダ州タンパに生まれました。

「キャノンボール」はアメリカ・ジャズ界ではお馴染みの「愛称」です。その意味は、

「キャノン=大砲」の「ボール=弾丸」、つまり昔の大砲の弾は炭団を大きくしたような丸い鉄の玉だったので、

彼のでっぷりとしたおなかの出具合からきたという説と、

「人食い=キャニバル」のように大食いだったから、という説があります。

まあ、キャノンボールとキャニバルでは発音が似ているので、両方のニュアンスを込めたのかも

1955年に録音された、ドラムのケニー・クラーク名義のアルバムである。

それと同時に、このアルバムは、ジュリアン・キャノンボール・アダレイの初吹き込みとしても知られる。

 

Kenny Clarke - Bohemia After Dark

 

[収録曲]

1. Bohemia After Dark

2. Chasm

3. Willow Weep For Me

4. Hear Me Talkin' To Ya

5. With Apologies To Oscar

6. We'll Be Together Again

7. Late Entry

 

そして

次に名盤中の名盤この「サムシン・エルス」の名作度についてはもうここで語る必要はないでしょう。

史上屈指の大名作だと誰もが言うし、ボクもそう思います。長年聴き続けた「座右のCD」です。

彼の功績は此の『サムシン・エルス』此のELSEのジャズのスタンダード中のスタンダードとされる

「枯葉 (Autumn Leaves)」 を、 シャンソンの世界からジャズへ持ってきた一枚である。


Cannonball Adderley - Somethin' Else (1958) - Full Album

 

レーベル:BLUE NOTE

録音:1958年3月9日、ニュージャージー、ヴァン・ゲルダースタジオ

Miles Davis:trumpet

Julian “Cannonball”Adderley:alto sax

Hank Jones:piano

Sam Jones:bass

Art Blakey:drums

熱くファンキーなサックスと冷涼でもの悲しいトランペットが、ちょっと見には仲よしに、

実際には反発しあってやり合っているのです。

そしてボクはこの2人の攻防が面白くて聴き続けていたのです。

もちろんサム・ジョーンズのごつごつしたベースも秀逸だし、

アート・ブレイキーの珍しく上品なブラシもすばらしい。

ハンク・ジョーンズの、何か「迷惑にならないように」って感じで

ちょっと引いて弾いている哀愁感もなかなか味がある。

もう名手がそれぞれの味を出し切った凄さがここにはある。だけど、

だけどやっぱりこの2人のやり合いが面白いのですね。

周知のようにこのアルバム、キャノンボール・アダレイのリーダー作という形を取っていますが

実際はマイルス・デイビスのリードで出来上がっています。

で、格から言ってもマイルスの方が断然上だし、

キヤノンボールは売れてきていたとはいえまだまだオコチャマ・レベルなのでした。

最近のJAZZってサムシン・エルスの様な物がなく残念です、今聴いても新鮮です。

 

今回オススメの曲は 此処で最近良く聴くパーソネルは、

キャノボール・アダレイ(as)、セルジオ・メンデス(p)他。1962年NY録音。

キャノンボールがプレイするボサノヴァって水と油なんじゃないか?と聴く前は思っていた。

たとえ、バックのオケをセルジオ・メンデスらブラジル系ミュージシャンで固めていたとしても、だ。

しかし、意外と悪くはないんだよね。

いや実に素晴らしいですよ!

 

Corcovado - Cannonball Adderley ( Bossa Nova)

 

もちろん、「ボサノヴァを聴くぞ~!」と気合を入れて聴くボサノヴァのアルバムとしてではなく、

あくまで、キャノンボールが自分の「歌」の題材としてボサノヴァの曲を選んで吹いているアルバムとして聴けば。

つまり、素材がたまたま、当時人気だったボサノヴァだっただけで、

彼のサックスの歌い方は、あくまでキャノンボール流だ。

ボサノヴァとかジャズとかキャノンボールとか、そういったことを 

なーんも考えずに聴くには、 最良のBGMとして、心地よく空間を満たしてくれることだろう。

一曲目の《クラウズ》が流れはじめた瞬間から、♪う~ん、いいなぁ~ 

と凝り固まった心は自然に武装解除。

神経を張り詰めながら仕事をしていたとき、肉体披露で心身ともに栄養補給が必要なとき。

そういうときこそキャノンボールのボサは甘く切なく染みてくるのだ。

1. Clouds

2. Minha Suadade

3. Corcovado

4. Batida Diferentes

5. Joyce's Sambas

6. Groovy Sambas

7. O Amor Em Paz :: Once I Loved

8. Sambops

9. Corcovado - (alternate take, bonus track)

10. Clouds - (single version, bonus track)

明日から仕事が始まります。そのうちゆっくり聴くことも出来るでしょう。

BELDEN スピーカーケーブル 9497に交換して聞き出しましたが、JAZZを聴くには少し物足りなさが伺えるが

筆者の好きなボサノヴァになるといい感じに聴こえる。

特にヴォーガルは実に良い、Classicのピアノは刺激音が抑えられ聴きやすい。

ギターもガットギターなどには本領を発揮するようです、チャーリー・バードのギターは堪りません。

ボサノヴァファンには一度スピーカーケーブルを検討すると良いかも知れません。