伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

新春は・・・・オーボエ・ダモーレ協奏曲

2017年01月01日 | バロック音楽・オーディオ一般

明けましておめでとうございます。

年末まで仕事で明け方帰り、午後から入浴をすませ、家族との食事、白ワインと蟹が良くあって食事が進む

家族でビールからワインに切り替えゆっくり食事、テレビ見も碌な番組もない。

やはり、新春に聴く曲は・・・・・バッハかな?

『チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調』から『オーボエ・ダモーレ協奏曲 ニ長調』BWV 1053が、

『チェンバロ協奏曲第4番 イ長調』から『オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調』BWV 1055が、それぞれ再構成された。

希望はLPレコードのヴィンシャーマン/ドイツ・バッハ・ゾリステンの演奏を聴きたい処ですが

現在プレイヤーシステムは故障で動きませんので、他の演奏者で聴いています。

 

特に筆者が好きな曲から聴きたいと・・・・

 

Bach - Oboe d'Amore Concerto in D BWV 1053 - 1/3

 

オーボエ・ダモーレ(oboe d'amore)とは、オーボエ属に分類されるダブルリードの木管楽器で、

イタリア語で「愛のオーボエ」を意味する。

大きさ的にはオーボエとイングリッシュホルン(コーラングレ)の中間ぐらいで、

形状はイングリッシュホルンと同様、楽器の先端部が洋ナシ状に丸く膨らんでいる。

音域的にはオーボエ属のアルトあるいはメゾソプラノに相当する。

オーボエより短3度低く、豊かな低音域の響きが特徴。

 

J. S. Bach ~ Concerto for Oboe d´Amore, A major, BWV 1055

 

元来はバロック期の古楽器で、J.S.バッハは『ミサ曲 ロ短調』や『マタイ受難曲』など、

オーボエ・ダモーレを好んで用いている。

モニカ・ハジェットMonica Huggettは、イギリスのバロック・ヴァイオリン奏者。

6歳から初期のヴァイオリン教育を受け、16歳で王立音楽院ヴァイオリン科に進む。

早くも音楽院に在籍中からバロック・ヴァイオリンとの関係を深め、とりわけこの楽器の研究に没頭する。

1980年にトン・コープマンとアムステルダム・バロック管弦楽団を結成し、1987年までコンサート・ミストレスを務める。

バロック・ヴァイオリンの世界的パイオニア、モニカ・ハジェットが音楽監督を務めているアメリカ、

オレゴン州のピリオド・オーケストラ、ポートランド・バロック・オーケストラと、ピリオド・オーボエの名手、

ゴンサロ・ルイスによるJ.S.バッハの協奏曲集はオーボエ&オーボエ・ダモーレが主役。

J.S.バッハの管弦楽組曲(AV2171)で絶賛を博したコンビによるバッハの続編は、

チェンバロ協奏曲から再構成、再構築を行い、 オーボエ、オーボエ・ダモーレのための作品へと姿を変えた5つの協奏曲。

バッハが思い浮かべたであろうオーボエの音色を、名手ゴンサロ・ルイスの演奏で伺うことが出来ます。

J.S.バッハ:オーボエとオーボエ・ダモーレのための協奏曲集

● 協奏曲ト短調 BWV.1056R

● 協奏曲ヘ長調 BWV.1053R

● 協奏曲ニ短調 BWV.1059R

● オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調 BWV.1055R

● オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV.1060R  

ゴンサロ・ルイス(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)  

モニカ・ハジェット(ヴァイオリン&ディレクター)  

ポートランド・バロック・オーケストラ

何か新春にふさわしい幸せの響きのオーボエ・ダモーレの音色が良いですね。

今年も宜しくお願いいたします。