明けましておめでとうございます。
年末まで仕事で明け方帰り、午後から入浴をすませ、家族との食事、白ワインと蟹が良くあって食事が進む
家族でビールからワインに切り替えゆっくり食事、テレビ見も碌な番組もない。
やはり、新春に聴く曲は・・・・・バッハかな?
『チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調』から『オーボエ・ダモーレ協奏曲 ニ長調』BWV 1053が、
『チェンバロ協奏曲第4番 イ長調』から『オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調』BWV 1055が、それぞれ再構成された。
希望はLPレコードのヴィンシャーマン/ドイツ・バッハ・ゾリステンの演奏を聴きたい処ですが
現在プレイヤーシステムは故障で動きませんので、他の演奏者で聴いています。
特に筆者が好きな曲から聴きたいと・・・・
Bach - Oboe d'Amore Concerto in D BWV 1053 - 1/3
オーボエ・ダモーレ(oboe d'amore)とは、オーボエ属に分類されるダブルリードの木管楽器で、
イタリア語で「愛のオーボエ」を意味する。
大きさ的にはオーボエとイングリッシュホルン(コーラングレ)の中間ぐらいで、
形状はイングリッシュホルンと同様、楽器の先端部が洋ナシ状に丸く膨らんでいる。
音域的にはオーボエ属のアルトあるいはメゾソプラノに相当する。
オーボエより短3度低く、豊かな低音域の響きが特徴。
J. S. Bach ~ Concerto for Oboe d´Amore, A major, BWV 1055
元来はバロック期の古楽器で、J.S.バッハは『ミサ曲 ロ短調』や『マタイ受難曲』など、
オーボエ・ダモーレを好んで用いている。
モニカ・ハジェットMonica Huggettは、イギリスのバロック・ヴァイオリン奏者。
6歳から初期のヴァイオリン教育を受け、16歳で王立音楽院ヴァイオリン科に進む。
早くも音楽院に在籍中からバロック・ヴァイオリンとの関係を深め、とりわけこの楽器の研究に没頭する。
1980年にトン・コープマンとアムステルダム・バロック管弦楽団を結成し、1987年までコンサート・ミストレスを務める。
バロック・ヴァイオリンの世界的パイオニア、モニカ・ハジェットが音楽監督を務めているアメリカ、
オレゴン州のピリオド・オーケストラ、ポートランド・バロック・オーケストラと、ピリオド・オーボエの名手、
ゴンサロ・ルイスによるJ.S.バッハの協奏曲集はオーボエ&オーボエ・ダモーレが主役。
J.S.バッハの管弦楽組曲(AV2171)で絶賛を博したコンビによるバッハの続編は、
チェンバロ協奏曲から再構成、再構築を行い、 オーボエ、オーボエ・ダモーレのための作品へと姿を変えた5つの協奏曲。
バッハが思い浮かべたであろうオーボエの音色を、名手ゴンサロ・ルイスの演奏で伺うことが出来ます。
J.S.バッハ:オーボエとオーボエ・ダモーレのための協奏曲集
● 協奏曲ト短調 BWV.1056R
● 協奏曲ヘ長調 BWV.1053R
● 協奏曲ニ短調 BWV.1059R
● オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調 BWV.1055R
● オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV.1060R
ゴンサロ・ルイス(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン&ディレクター)
ポートランド・バロック・オーケストラ
何か新春にふさわしい幸せの響きのオーボエ・ダモーレの音色が良いですね。
今年も宜しくお願いいたします。