伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ、アルフレード・カンポーリも良いがミルシテインが凄い!

2017年01月06日 | クラシック音楽・オーディオ

先日東京の海辺の近くにて打ち合せがあり、夜の海を見ながら珈琲を啜りながら・・

しばし世間話も交え夜の海辺の景色を見ながらは実に絵になるが、集まったのは皆さん爺さんです(笑)

それにしてもやはり海辺は気持が良い、最近全く釣りに行ってないのだが・・・

本日某運送会社より先日輸送途中で破損したAXIOM 80 ARU付き』の箱の補修が終了した。

今週には発送するから金曜日頃には到着の知らせがある、

早速各所をペーパーで磨き塗装し直し、新たな気分で聴いてみたい。

上手く行けば、中低音がでてオーケストラの醍醐味を味わえる、やっと夢が叶うのかも知れない

此れで交響曲などもオケ、オペラ、管弦楽が聴ける・・・・・ⅢLZに中低音が充実すれば・・・

それと最新情報にて取付けビスはチタンにすると音質が良いとの知らせがあり、

カートリッジの小さなネジもチタンに交換すると効果があるようです。

まずは外装を塗装し直し、AXIOM 80の取付ははチタンのナットを使用します。

この際ⅢLXのスピーカーコードなど出来る補修は全てチェックしてAXIOM 80を鳴らしてみたい!

ところがが筆者などは相当な浮気者でピアノ・ソロ、ヴァイオリンソナタ等もよく聴く、と言うより大好きです。

特にバッハ、ヘンデル等には目がない・・・もちろんマタイ、メシア等は最高の音楽と思うが

小編成の曲も数々の名曲があり、好きな演奏者で聴くにはかなりの高揚を覚える、昔から良く聴く曲に

ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集/ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル George Frideric Handel

ヴァイオリン・ソナタ HWV 373  アルフレード・カンポーリ(Alfredo Campoli)(1952)があります。

シンプルな楽譜に色彩や音量の変化を綿密に施していくカンポーリの音楽性は脱帽もの。

しかも演奏に押し付けがましさが微塵もなく、明るくサラリと仕上げているため、

その凄さがこれみよがしになっていないのが心憎い。 温かな気品に満ちた至福の一枚。

中では第一、四、六番がよく演奏され、とりわけ第六番ホ長調は若い日のヘンデルの有りあまる才能を示す名品といわれている。

学者たちの努力によって、様々な角度からそう断言される訳だが、

まあ聴く方としてはどうでもいいと思う人もいるし(僕のことだが)、 何よりこの曲が持つふんだんな美しさによって、

「これぞヘンデルの傑作ヴァイオリン・ソナタだ!」思わず納得してしまう。

それほど弦楽器が奏でる音楽の魅力を引き出すことにこの曲は成功しているのだ。

カンポーリの演奏を聴いてもらいたい。思わず聴き惚れる・・・・・

 

Silent Tone Record/ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ1~6番/

アルフレッド・カンポーリ、ジョージ・マルコム/英DECCA:LXT 2751/LP専門店サイレント・トーン・レコード

 

勿論此の時代にはピリオド演奏?古楽器での演奏なんてあまり関係ない?

ヴァイオリンの弓も現代使用している物と同じモダン楽器での演奏と思うが、聴くと分かる

出て来る音の美しさ、華麗さが違う、当に名人芸と言うべきであろう!

聴けばその違いが分かる、音楽とは実に怖いものです。特に良い装置できけばその差が良くわかる

  

最近購入のCDにナタン・ミロノヴィチ・ミルシテイン19041231日、ロシアのオデッサ生まれのヴァイオリニスト。

英語読みではネイサン・ミルスタイン(Nathan Milstein89歳の誕生日を目前にイギリスで没した。

11歳のときレオポルト・アウアーの招きでペテルブルク音楽院に入学、アウアーのロシア時代の最後の弟子の一人となる。

19921221日、ロンドンにて没。1916年、ペテルブルク音楽院でレオポルト・アウアーに学び、

1923年にデビュー。革命直後のソ連国内で演奏旅行中ピアニストのホロヴィッツと出会い、

2人はジョイント・リサイタルも行い生涯の友人となった。

1925年、国外に演奏旅行に出たが、スターリンの独裁が始まり、故国に帰ることができなくなった。

1929年、アメリカ・デビューを果たし、大成功を収める。第2次大戦中、アメリカに帰化してニューヨークに住み、

磨きぬかれた気品漂う演奏で、20世紀最高のヴァイオリニストの一人と称された。

 傑出した超絶技巧の持ち主ではあったが、それを前面に押し出す演奏には消極的だった。

むしろイザイを通じて身につけた、歌心と美音を尊重するフランコ・ベルギー楽派の優美な演奏スタイルが際立っている。

そのためしばしばミルシテインは、「ヴァイオリンの貴公子」と称される。

このミルシテインの演奏はバッハの無伴奏ヴァイオリンは素晴らしい演奏ですが

・ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調Op.1-13, HWV3711955年モノラル)

後日ジョルジュ・ブルーデルマッハーとのピアノとの共演のヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第3番を見つけ喜んで聴くが

此れが思わしくない、オーディオシステムが悪いのか?不思議である、なるほど音楽演奏とは難しい物と思った。

・ベートーヴェン「ロマンス」第2番ヘ長調作品50。

を聴く背中に旋律が走る、そこで又ヘンデルの演奏を見つけ早速聴く

実に美しいヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番を聴くが、此れだけしか無いのが誠に残念である

 

 ベートヴェン「ロマンス」第2番(ナタン・ミルシテイン)

 

しばしば20世紀の傑出したヴァイオリニストのひとりに数えられており、ロマン派の作品ばかりでなく、

バッハの無伴奏ヴァイオリン作品の解釈で知られた。多くの協奏曲のために独自のカデンツァを作曲しただけでなく、

この様なゴルトマルクの入ったCDも購入してみたが、英国より直送とのことで現在輸送中です。

ヴァイオリンのために多くの編曲を手掛けている(中でもショパンの夜想曲の編曲は有名)

当分はナタン・ミルシテインを楽しんで見ます。最新の技術で蘇る音楽に ブラボー