高齢問題の研究者らでつくる日本老年学会などが5日、
現在は後期高齢者である75歳以上を「高齢者」と見直し、
前期高齢者の65~74歳は「准高齢者」として社会の支え手と捉え直すように求める提言を発表したのだ。
“生涯現役”の考え方が広がり、10年前に比べて身体や知的能力が若返っているからというが、
頑張りたい半面、ちょっと損しそうな気も。准高齢者!高齢者じゃないんだ?
筆者より一歳下の沢田研二もコンサートで言っている、
日本は50年以上前から国連機関の文書などに基づき、慣例的に65歳以上を高齢者としている。
「74歳までが准高齢者で、75歳からが高齢者・・・・・・・ほっといてぇな!!
老人と思ってるのに、急に老人じゃないと言われた。
若い人が何とか年寄りをボランティアで使おうという、魂胆が見え見え。
准高齢者という新しい種族にたてまつられたようです」。 もう放っといてくれよって言いたいね!
医療の進歩により高齢になっても元気な人が増えたことが背景にあるが、
一方で社会保障が削減されるのではという危機感を抱く声が相次いでいる。
そこで年金不足が心配な日本政府は、74歳までの准高齢者の年金支払いは65%を最大とします。
なんて言い兼ねないヨ・・・
今の国会はなんでも通っちゃうから、いい加減な議員の奴らは現在の位置に入れば安心だから関係無しだよネ!
准高齢者イジメが始まりそうですね!糞面白くもない世の中を、少しは面白く生きてやるかね?准高齢者連合でも作ろうかネ!
遊びになんて言ってられない時代になっちゃうかも知れないよ!!
そんな訳で筆者は午後から仕事で頑張ります。ジャンジャン!
そこで本日は話題を変えて
筆者は無伴奏チェロ組曲をよく聴きますが今回ミクローシュ・ペレーニ(チェロ)Miklós PERÉNYIの演奏を聴きました。
適度に肩の力を抜き,まるでこれを弾くのが日課であるかのように淡々と,あくまで自然に演奏されています。
しかし, その音楽は前向きで意欲的であり,また同時に,味わい深さを持っています。
これは完璧志向の演奏ではありません(細部へのこだわりがあまり感じられません)。
私には八割程度の力で弾いているように感じられます。 だからこそこれだけ余裕のある,
懐の深い演奏になっているのではないかと思います。 録音ですが,極めて明瞭度の高い録音です。
音の捉え方としてはかなり理想に近いと思います。 若干の響きが感じられ,
わずかながら音色に色がついてしまっていますが, ほとんど無視できるレベルにとどまっています。
弓が限から離れる瞬間の微妙な音のかすれまできっちりと聴こえてきます。
演奏者の味わい深い音今の国会は 恥ずかしい話筆者はこのミクローシュ・ペレーニ(チェロ)は
初めて聴く名前で生まれ年は同じ年でした。
Silent Tone Record/バッハ:6つの無伴奏チェロ組曲/ミクローシュ・ペレーニ/
HUNGAROTON:SLPX 12270-2/クラシック・アナログLP専門店サイレント・トーン・レコード
1948年ブダペストに生まれ。音楽一家で幼少からその才能を育み、
5歳でダーヴィト・ポッパーの弟子ミクローシュ・ジャムボキに師事、 チェロを学びはじめる。
7歳でリスト音楽院に入学、エデ・バンダに師事し、9歳で初のコンサートを行う。
60年から64年にかけてローマ・聖チェチーリア音楽院に進み、エンリーコ・マイナルディのもとで研鑽を積む。
63年、ブダペストで開催されたパブロ・カザルス国際チェロコンクール入賞後、カザルス自身の招きにより、
プエルト・リコをはじめとする各地のマスタークラス(1965、66年)、
また夏のマールボロ音楽祭へ度々参加し、巨匠の薫陶を受ける。
以来、世界の主要な音楽都市・会場でコンサートを行っている。
またエディンバラ、ルツェルン、プラハ、ザルツブルク、ウィーン、 ワルシャワ、ベルリン等の音楽祭、
クロンベルクやプラド(・パブロ・カザルス)等の国際チェロフェスティヴァルへも多数客演している。
74年よりリスト音楽院で教鞭を執り、80年より教授職(現職)に就任。
17世紀から現代にいたるまでの広範なレパートリーを極め、ソロ、デュオ、室内楽コンサート出演の他、大学での講義、
またチェロ独奏を伴う大小様々の器楽アンサンブルの組織・楽曲上演にも注力している。
なかでも信頼を置くピアニスト、アンドラーシュ・シフとの共演、
ケラー弦楽四重奏団との定期的なコラボレーションの成功が話題を呼んでいる。
此処で再度無伴奏チェロ組曲について作曲年代は明らかでないが、
その大部分はケーテン時代(1717年-1723年)に作曲されたらしい。
ケーテンの宮廷オーケストラは12人の楽師で構成されており、そのうちのチェリストであった、
クリスティアン・フェルディナント・アーベルのために書かれたという説もある。
近年、ヴァイオリンのように肩にかけて弾く小型のチェロ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)が復元され、
ヴァイオリンの無伴奏曲と同様にバッハ自身が弾くために書かれたとする説も浮上している。
ケーテン時代には、ブランデンブルク協奏曲やフランス組曲、イギリス組曲など、6曲構成の楽曲が作られているが、
この時代に3の倍数が好まれたことが影響していると見られる。
バッハの妻アンナ・マクダレーナの写譜が残っており、 これは長い間自筆譜と考えられてきた美しいものである。
基本的に組曲の構成は
前奏曲(Praeludium)
アルマンド(Allemande)
クーラント(Courante)
サラバンド(Sarabande)
メヌエット I/II(Menuetto I/II)
ジーグ(Gigue)
パブロ・カザルスが此の組曲を見つけて以来多くのチェロリストが演奏していますが筆者が
今まで今まで聴いたのはピエール・フルニエ、ヤーノシュ・シュタルケル、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
ヨーヨー・マ、アンナー・ビルスマ、シギスヴァルト・クイケン等色々な演奏でしたが、
何れも素晴らしい演奏ですが・・・
此処で面白い、いや人を食った様な話があります、
此の無伴奏ソナタ組曲は組曲は番号が増えるに連れ 演奏が難しくなって行くそうです。
ある演奏家は1番から3番までしか演奏しなかったそうです。
4番以降を演奏しなかったり理由を聴くと、
『難しくて弾けない』と、人を喰ったようなコメントを残したそうです。
准高齢者問題も何か簡単に政府で決めちゃう可能性十分ありますね!
今回は無伴奏チェロ組曲の演奏をミクローシュ・ペレーニが素晴らしい状態で残されたことに感謝しました。
当に新しい発見でした。