現在筆者のエンクロージャーはTANNOYの10吋の IIILZCabinetをGOODMANS AX10M80の箱に移植し聴いているが、
以前のTANNOYでは聴けなかったヴァイオリンの深い自然の低域の響きが余すことなき再生出来る感じでこの音を聴き越にいる、
実に美しい調べである。置き場所のスペースさえあれば据置型(フロアー型)エンクロージャーで聴くことをお勧めします。
SV-501SEパワーアンプ購入後は四六時中色々なジャンルにわたり試聴して見た、やはり全体的に申し分ないが、ことクラシックにはほぼ満足出来た。
良い音とは、肝心なことは今持参のエンクロージャーとパワーアンプの相性が一番の問題が一番である、
いくら優れたエンクロージャーを持っていてもアンプとの相性が決めてである、自分に合ったアンプを探し出すのがオーディオの一番の決め手になるであろう。
以前はブックシェルフのIIILZからフロアー型のエンクロージャーに変わり全体にふくよかな音が得られ特に低域は自然に響き渡る環境は誠に嬉しい。
それに加え待望の300Bシングル真空管SV-501SEパワーアンプに繋ぎ聴くと一層部屋に響く音楽に夢中になる、このエンクロージャーにはやはり火屋のアンプが良く合うようです。
言わせる方に言わせると300B使用はアンプはWE91Bトーキー用パワーアンプにオリジナルのWE300Bで聴くことが一番と言うが、貧困老人には夢のまた夢の世界のようだ(笑)
正に至福の一時を感じさせる環境に変化したことは実に嬉しいことだが家族からは音量を下げて聴けと以前より増して煩く言われるようになったということは低域が響き渡るようです。
この原因は以前と比べてい良い低域が響くようになり、それが原因と思われる。一般的に真空管の音はソフトで耳あたりが良いと言われるが、真空管の音は意外とリアルに聴こえますよ。
思い返すと今までどれだけのアンプを交換してきてのであろう・・?TANNOYの10吋のアンプ選びは誠に難しく、IIILZCabinetの音はなんと癖のある音のようです。
特に以前との違いはこのアンプとの変化はヴァイオリンの音色が頗る良く成ったことは特筆ものだ。
正に燻銀らしい音に聴こえるヴァイオリンの低域の美しい響きは IIILZCabinetでは聴こえなかった音のようです
特にソナタイ長調 op.1-10, HWV.372などは実に良い古楽器ヴァイオリンでの演奏ですが実に水々しく響くこの装置で良く聴こえない演奏は録音または演奏が不適格に思えるようだ。
今迄も真空管アンプは使った事はあるが、WEの300B自身メーカーの違いでの音は又別物だと言う事なので余裕があれば一度は聴きたいと思う。
又筆者としては300Bの知識不足を補う上にでもオーディオ真空管なる本を購入してみる。
以前FURUTECH ADL 電源ケーブル The Astoria 1.5m 1本 THE-ASTORIAのコードを購入したが現在PCの電源用に使用しているためプロケーブル製インレット電源コードと交換するコード自身FURUTECHのがずいぶん太くなった。
又アナログケーブルもWEからBELDENベルデン 88760に交換する、
一層音が締まりスッキリし正に研ぎ澄まされた音になる。SV-501SEにはBELDENが相性は良さそうである。
勿論スピーカー接続はWesternElectric 18GA ブラック 単線シングルスズメッキに繋ぎ聴いている。改て音響全般に言えるがWEの製品が優れていたのかを痛感する、
クリーブランドが1869年(グレイアンドバートン電機製造店)を設立した150年前の会社で日本は幕末時代でもあったと言う事実です。
話を戻そうやはり音楽の話に戻ります。アンドルー・マンゼ(ヴァイオリン)Andrew Manzeを聴き直す。
皆さんご承知のようにヴァイオリニストとしては1610年から1830年までの音楽のスペシャリストとして知られ、指揮者としてはバロック音楽から古典、あるいは19世紀から20世紀音楽にまでいたる、
幅広い年代の音楽のエキスパートである。ケンブリッジ大学で古典文学を学んだ後、英国王立音楽院でヴァイオリンをサイモン・スタンデイジ、マリー・レオンハルトに師。
演奏家としては、イングリッシュ・コンサートと共に古典派のレパートリーを研究しており、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲、管弦楽曲、オラトリオ編曲作品などを手がけている。
もちろんバロック音楽の演奏も引き続き行っている。ハルモニア・ムンディUSAと専属契約をし、
イングリッシュ・コンサートやエンシェント室内管弦楽団とのCDリリースしており多くの賞を受賞している。
リチャード・エガーとの長期間にわたるコラボレーションは高い評価を得ております。
持ち前の美声と大胆かつ潔いアプローチで、バロック・ヴァイオリンの寵児となったアンドルー・マンゼのヘンデル。
ピリオド演奏にありがちな構えたところが無く実に清々しい演奏。
引き締まった低音でこれを支えるリチャード・エガーとの掛け合いも、伴奏と呼ぶのが憚られるほど見事なもの。
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ全集持ち前の美音と大胆かつ潔いアプローチで、バロック・ヴァイオリンの寵児となったマンゼのヘンデル。
ピリオド演奏にありがちな構えたところが無く実に清々しい演奏です。
瑞々しさを湛えた弦の響きを余すところ無く捉えた録音も素晴らしく、リラクゼーション効果満点です。
ヘンデルの旋律美を堪能できる。従来のバロック・ヴァイオリンの概念を飛び越えた大胆な即興性から透明感あふれる崇高な響きまで自由自在のマンゼ、それをサポートしつつ自らも加勢してくるエガー、
このコンビが生み出す個性豊かでスリリングな音楽によって、ヘンデルのヴァイオリン・ソナタは見事に21世紀に新たな生命を獲得することが出来た、とさえいいたいところ。
聞いていてワクワクする、実に楽しく面白く、飽きのこない演奏です。
そして以前にも紹介しましたがルドルフ・ルッツRudolf Lutz指揮によるバッハ:ロ短調ミサ(ライブ録音)SV-501SEのアンプから聴こえる歌声は正に腹から出る歌声が実が水々しく美しい。
バッハ晩年の最高傑作『ロ短調ミサ曲』。1733年の初稿を含め、およそ20年の構想を経て、
死の前年に完成されたこの作品は、19世紀初頭、チューリヒの音楽出版者ハンス・ゲオルク・ネーゲリが「すべての時代、すべての国民を通じてもっとも偉大な音楽芸術作品」と呼ぶほどに高く評価されており、
現代に至ってもそれは全く変わることなく、数多くの演奏家たちによって演奏され続けています。
演奏風景をYouTubeで見る限り、特に管楽器の演奏は難しそうであり、マウスピースで出す音は基本ソドミソの4段階なのですから・・・
ここで『ロ短調ミサ曲』を演奏している「J.S.バッハ財団合唱団、管弦楽団」は、スイスのザンクト=ガレン・バッハ財団が2006年に創設した少数精鋭のアンサンブル。
J.S.バッハの全声楽作品を演奏・録音し、内外に知らしめるという目的のもと活動を行っています。
バッハの研究者でもあるルドルフ・ルッツが芸術監督、指揮を務め、創設以来、月1回のカンタータ上演に取り組んでいます。
『J.S.バッハ(1685-1750):ロ短調ミサ曲 BWV232』
【曲目】
CD1.
【I.ミサ】
1-3.キリエ
4-12.グローリア
CD2.
1-9.【II.ニカイア信条】クレード
10-11.【III.サンクトゥス】
12-16.【IV.オザンナ、ベネディクトゥス、アニュス・デイ、ドーナ・ノービス・パーチェム】
【演奏】
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
アレックス・ポッター(カウンターテナー)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
クラウス・メルテンス(バス・バリトン)
J.S.バッハ財団合唱団、
管弦楽団ルドルフ・ルッツ(指揮者、芸術監督)
録音時期:2016年 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
このアルバムのブックレットには、バーゼル・スコラ・カントールム研究部門のメンバーで、バッハ研究者として知られるアンゼルム・ハルティンガーの作品についての考察と、
「ゆるぎない一体性に貫かれた演奏だ。演奏と研究を統合したプロジェクトを実践しているこの団体の『ロ短調ミサ曲』には入念に学習された作品把握があり、それがすべての音楽家たちに共有されている。
引き締まった古楽演奏であると同時に、テキストに力を与えつつ作品の深奥に分け入る、信頼性の高い演奏である。」とあります。
この曲はバッハ晩年の最高傑作《ロ短調ミサ曲》。ここで演奏している"J.S.バッハ財団合唱団、管弦楽団"は、スイスのザンクト=ガレン・バッハ財団が2006年に創設した少数精鋭のアンサンブル。
J.S.バッハの全声楽作品を演奏・録音し、内外に知らしめるという目的のもと活動を行っています。
バッハの研究者でもあるルドルフ・ルッツが芸術監督、指揮を務め、創設以来、月1回のカンタータ上演に取り組んでいます。
ぜひ、いつかは生で聴いてみたい、ブラボー!
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