伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

ピアノのライブ感たっぷりな、シモーネ・ディナースタイン、ア・ファー・クライ・オーケストラ演奏にどっぷり浸ってみた。

2019年03月09日 | クラシック音楽・オーディオ


以前紹介したそして今、ワンダ・ランドフスカやマイラ・ヘス(英国人ピアニスト)のような偉大な女流ピアニストの後継者と言われているシモーヌ・ディナースタイン(Simone Dinnestein)の新しいアルバムを聴いた。

アルバムのテーマはCircle。すなわち循環あるいは和。ニューヨーク出身の気鋭のピアニスト、シモーヌ・ディナースタインと室内オーケストラのA Far Cryは、互いの深い信頼関係から生まれる音の和を創出し、循環構造を持つ楽曲の永遠の力を描き出す。グラスの「ピアノ協奏曲第3番」はディナースタインのための書かれたもので、これが世界初録音。シンプルで穏やかに展開していく楽曲はディナースタインのしなやかなフレージングと明るいタッチによって紡がれていく。

彼女は、バッハのコンチェルトにおいてもピアノに丁寧に寄り添うオーケストラと共に光輝くような音世界を生み出している。

BACH & friends HD Simone Dinnerstein - Michael Lawrence Films 

 01.Johann Sebastian Bach: Keyboard Concerto No. 7 in G Minor, BWV 1058 1. Allegro

 02.Johann Sebastian Bach: Keyboard Concerto No. 7 in G Minor, BWV 1058 2. Andante

 03.Johann Sebastian Bach: Keyboard Concerto No. 7 in G Minor, BWV 1058 3. Allegro Assai

 04.Philip Glass: Piano Concerto No. 3 1. Movement I

 05.Philip Glass: Piano Concerto No. 3 2. Movement II

 06.Philip Glass: Piano Concerto No. 3 3. Movement III (for Arvo Prt) 

これぞ実に生々しい演奏、以前聴いた2005年に自主制作で録音されたバッハ《ゴルトベルク変奏曲》だった、今回チェンバロ協奏曲第7番は,現存する大バッハ真作のヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041にもとづくリメイクです。

原曲はイ短調ですが,曲全体を長二度下げてト短調に移調し,独奏ヴァイオリンのパートをチェンバロ用にアレンジしています。Far Cryはボストンを拠点とする室内オーケストラです。オーケストラは自主運営で、「The Criers」という18人のミュージシャンで構成されています。

聴けばわかるが、録音演奏とも良くライブ感タッププリな演奏がたのしめます。

アンプ交換もとても相性良く今まで味わったことのない音楽が楽しめました。

グラスピアノ協奏曲第3番:金曜にジョーダンホールで開かれたA Far CryとピアニストSimoneDinnersteinが、Philip Glassが新しいピアノ協奏曲第3番をゆっくりと回っているように思わせてくれる。

特に興味をそそる緊張感のある人の性格:彼のロマンチックな連勝と彼の瞑想的な緊縮感。

協奏曲の大部分は、解決を求めての未解決のハーモニー、ソリスト、弦楽オーケストラの青々とした響きです。

今まで味わった事のない感じで、録音が良いのかやけにリアルな感じがします。これぞ、高録音技術なのか?コンサート会場でグランドピアノが見える良うな感じ、音質演奏も実に良き筆者の書斎がステージになったような感じがした。

完全でおなじみの3連和音の優しいクラッチで始まり、秒と3分の1ずつずれることで、その調性はそれ自体を包み込み弱体化させました。

最初の2つの動きを通して最も魅力的だったのは、ロマンチックな時代のルバートのように、最初の動きでは2対3の安定したリズム、そして2番目の動きでは加法的リズムです。あちこちで時計の余分な目盛りが魅力的に機械的なシーンを生み出します。

古典的なミニマリストの線に沿って展開する、フィナーレにつながった。Simone Dinnersteinの豊かなピアノ演奏は圧巻です。

Philip Glass: Piano Concerto No.3 with Simone Dinnerstein & A Far Cry 

以前聴くアンプの音とは随分違いがあり、実にグランドピアノらしい音が聴た。今回のパワーアンプの交換で音質が良くなったピアノ曲、人の声は特に良く聴こえる様になった。このアルバムは演奏も良いが録音も良くいつまでも聴いていたくなります。

これはオーディオマニアの相なのかも知れない、勿論現在使用のelectro harmonix300Bで聴く音楽も実に良く聴こえるが本物はどのような音に聴こえるか興味深い、WE300Bの球等は高額でとても対象にはならないが、準ずる物があれば一度聴いたみたいと思う・・・

今回シモーヌ・ディナースタインのリアルなピアノを聴き特に実感した。さすが300Bの技なのか?

以前も紹介したゴールドベルク変奏曲も聴いたが以前と比べアンプ交換のせいか今まで以上に演奏が冴える、いかにもグランドピアノでの演奏とわかる重低音も充実した音がする。

今まで重宝していた音楽の友の社のムック本「朗音!真空管アンプの愉悦: 特別付録:ラックスマン製真空管ハイブリッド・プリメインアンプ・キット」とそれ以前使用していたハーモナイザーは300Bシングル真空管SV-501SEパワーアンプに変わり聴かなくなった。SV-501SEの音が断然優れている、昔から言われ続く伝統であろうかこの音を一度聴けば納得してしまう?

昔から音が変わるのはスピーカーが違えば当たり前のように音は違うが、自分の好きな音を出すスピーカーを見つけ、一番迷うのがこのアンプであろう、特にパワーアンプの違いは相当変わる、特にヴィンテージ物のスピーカーの場合は真空管(火屋)のアンプが有利な場合が多いようである。実際このSV-501SEのアンプは出力8W+8Wしかないが普通家庭で聴くには十二分である。ボリューム音量も10時程で十分満足する音は出て音楽鑑賞には全く差し支えないようです。

今回300Bの真空管の音を聴きやはりウェスタン・エレクトリックWesternElectricという会社は凄い製品を生み出した会社なんだ!と改痛感した、これは体験しなければ全く解らない事です。

今まで真空管のアンプは聴いてきたが、300Bを聴くのは今回始めての体験です。最も注目することは創立 1869年(グレイアンドバートン電機製造店)1935年 この間ライセンス契約によりWEC社のトーキーシステムは製作会社と映画館の90%以上に装置を納入トーキー事業の支配権確保トーキーシステム用出力3極管 WE-300A 開発・製造1938年WE-300B 開発・製造そしてWE 1086 トーキーシステム発表(86Aアンプ使用)ERPI社を売却しトーキー映画事業より撤退新製品を発表し意外と撤退をしてしまうWE 500 トーキーシステム発表(91Aアンプ)現在オーディオマニアが注目する真空管WE-300Bは未だに1本相当高額で取引されているようです。

最もウェスタン・エレクトリックの製品は接続コード類も名品が多い。考えれば今回はとんでもないWEの扉を開けてしまったよだ・・・・。

此処で驚くのは今から80年前の真空管を珍重し、更に復刻版が作られていることかも知れない2005年にWE300B-MP (マッチドペア)木箱入り/88,000(税込)で販売したそうです。現在品薄のようで、すでにプレミアムが付いているようで高額で取引シているようである。

筆者のような貧困老人には「WE300Bが買えない、手に入らないから」という、ミモフタモナイ答え(笑)勿論筆者使用するアンプはSV-501SEだが300B使用の製品で現在ロシア管electroharmonixが接続されているが調べて見ると意外と安価でそれなりの音がするのはPSVANE300B又人気度も高いようで、調べれば欲しくなる・・・? 

electro harmonix300Bとの比較が気になるところですが同程度の物とも玉転がしはあまり意味がないのかも知れない。

今、PSVANE WE300Bと言う製品が話題になっている品質管理を徹底し、60年代後期のウェスタン・エレクトリック製を忠実に再現した300Bオリジナルであるウェスタン・エレクトリック(WE)製を忠実に再現した300B、中国ブランドのプスバン(PSVANE)WE300Bが登場した。

1930年代後半にWEが当時の技術の粋を集めて生産を開始した直熱3極管300Bは、人気、知名度とも抜きん出た存在の古典出力管。プスバンWE300Bは、1960年代後期のWE製300Bの構造を復刻した。

とある・・プスバンは、真空管製造で実績を重ねる中国・曙光電子出身のエンジニアらが設立した新進ブランドで、長沙市の自社工場で既にKT88、845などを生産する。とりあえずこのあたりのWE製品が狙い目なのかも知らない?

又筆者のエンクロージャーはGOODMANS AXIOMの箱に10吋のTANNOY IIILZ in Cabineを移植した物で据置型の佇まいになるが、300Bのアンプに繋ぎ聴くが、今までより更に低域が響き音がまろやかに感じる、誠に満足するオペラがの音が聴けるような感じがする、触りを聴けば工合は良くオペラ等人の声が一段と良い塩梅に鳴る当分はこの装置で聴いて見よう。


後日小遣いに余裕が出れば(PSVANE)WE300Bを買い求め玉転がしでもと考える、音質も本家WEにも決して引けは取らない良い製品のような事が書かれた記事を見ながら現在のelectroharmonix300Bと比べるのは(PSVANE)WE300Bが良いのかも知れないと思う?

筆者としてはロシア製も支那製も嫌いだが、これが貧困老人の考える事の愚問か(笑)ブラボー!



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