桃の節句も間近です。我が家の花桃も蕾が一杯で、 チラホラ咲き始めました。
早速LUMIX G VARIO 14-42mm / F3.5-5.6 II ASPH. / MEGA O.I.S.にマクロコンバージョンレンズ
を装着してなんちゃってマクロで撮影
三月飾り(雛人形)を一度出そうか?と言ってましたが、 今年も飾りませんでした。
筆者は、最近カフェ・ツィマーマン(Café Zimmermann)最近を知り早速聴いています。
まるでの筆者にとっては教科書のような感じで、テンポ、も程よく
実にいい塩梅な演奏で、心地良くいつまでもずっと聴いていたい思いです。
Café Zimmermann plays JS Bach - P. Valetti, C. Frisch, G. Peñalver, ML Ferreira
最近筆者の注目のカフェ・ツィマーマンによる「さまざまな楽器のための協奏曲集」
(現在、第四集まで刊行中)がそれである。
カフェ・ツィマーマンとは、バロック・ヴァイオリン奏者パブロ・バレッティと
チェンバロ奏者セリーヌ・ブリッシュが主宰する気鋭のアンサンブルで、
その名の由来は、 バッハが「コレギウム・ムジクム」というコンサート・シリーズを開催していた
ライプツィヒ のコーヒーハウスの店名にある。
聴いていていつまでも飽きない演奏で、ランチ後の午後が過ぎていく。
ブランデンブルク協奏曲とか管弦楽組曲、
あるいはヴァイオリン協奏曲とかいった組み合わせで構成されているのに対し、
その表題にバッハの「ブランデンブルク協奏曲」(BWV 1046 -BWV 1051)の、
ブランデンブルク辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに献呈した自筆総譜の表題を借り、
協奏曲ばかりでなく、管弦楽組曲なども含めた作品を組み合わせて収録したCDである。
演奏団体の名前は、バッハが1729年から、途中に中断した時期はあったものの、
1741年まで指揮を引き受けていた、 ライプツィヒ大学の学生によって構成されている演奏団体
「コレーギウム・ムジークム(collegium musicum)」による演奏会が行われた
ツィンマーマンのコーヒーハウスにちなんだものである。
バッハの思い出 (講談社学術文庫) 「ブランデンブルク協奏曲」
は一説にはバッハが求職活動のために書いたといわれている。
バッハのケーテン時代は若き音楽好きのレオポルド公の庇護のもとで過ごしたが、
王子が音楽嫌いの后フレデリカを迎えたことで、バッハはライプツィヒへの移住を決意したとされている。
そのための求職活動として書かれた。
バッハの2番目の妻、アンナ・マグダレーナ・バッハの『バッハの思い出』には、
子どもたちの教育環境を考えてライプツィヒへ移ることにしたと書かれているだけである。
Bach - Orchestral Suite No. 1 in C Major BWV1066 - Mov. 1/7
特に「ブランデンブルク協奏曲協奏曲第5番」の場合は、
特にその第1楽章末尾の長いチェンバロ独奏が特徴で、
ケーテンの宮廷で演奏した事を示すと思われる自筆のパート譜の存在や、
チェンバロ独奏部の長さが異なる異稿が存在することからも、
バッハがケーテン宮廷のためにベルリンのミヒャエル・ミートケに発注し、
完成時には自ら引き取りにいったチェンバロが、
作曲の動機と結びついているように思われるが、
この「フルート、ヴァイオリン、チェンバロの為の協奏曲イ短調」が、
なぜこの様な編成を選択したかも含め、 不明である。
ただ、その作曲時期は、全体に地味でくすんだ曲想もあって、
かなり晩年の作ではないかと考える研究者も居る。
「ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調」は、
トランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと弦楽合奏のための協奏曲
という6曲のブランデンブルク協奏曲の中でも、 最も変化に富んだ独奏楽器の編成である。
特にF管のトランペットに要求される高度な技巧は際立っている。
演奏をしているカフェ・ツィンマーマンは、
1998年にヴァイオリン奏者のパブロ・ヴァレッティと
チェンバロ奏者のセリーヌ・フリッシュによって結成されたアンサンブルで、
中核メンバーは5人の弦楽器奏者とチェンバロ奏者1人であるが、
曲の編成に応じて他の奏者を加える柔軟な構成のアンサンブルである。
アンサンブルは上部ノルマンディに拠点を置いており、
郡政府および文化省の支援を受けている。
カフェ・ツィンマーマンの演奏は、 各パート1人の編成で、
速いテンポと歯切れの良い演奏を特徴としている。
バッハがこれらの曲を演奏した当時にこの様な演奏が行われていたかどうかは疑問があるが、
オリジナル楽器により、当時の演奏様式を研究した上で、
演奏それ自体は、 現代の演奏家としての個々の奏者の感性に従うという、
今日広く行われているものと言える。
演奏は生き生きとしていて、好感の持てるものである。
又バッハの協奏曲も素晴らしい仕上がりです。
Johann Sebastian Bach. Concierto de Brandemburgo nº 5, BWV 1050
今後共カフェ・ツィマーマンのバッハの演奏は楽しみです。
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