伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

リュシル・ブーランジェ(Lucile Boulanger)バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバを聴く

2017年03月22日 | クラシック音楽・オーディオ

我家の庭にヒヤシンスが咲き始めた、 この時期は色々な花が咲何か嬉しくなる。

春の優しい風が運んで来るようである。

最近修理から帰り鳴らし運転を始めた我家のオールドタンノイⅢLZ音はまだまだである、

それと筆者の居間も手狭なので少し広く使えるように片つけ出したが捗りません。

最近バッハ以外の音楽を聞き出したがやはり落ち着くのはバッハになります。

ジャン=ギアン・ケラスJean-Guihen QUEYRAS(チェロ) 1967年モントリオール生まれ。

リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。

レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、

シャンゼリゼ劇場、ウィグモアホール、 カーネギーホール等、

欧米の権威あるコンサートホールの多くでリサイタルを行っている。

筆者も好きなメルニコフ(ピアノ)とのベートーヴェン「チェロとピアノのための作品全集」、

メルニコフならびにファウスト(ヴァイオリン)とのベートーヴェン「ピアノ三重奏曲第6番、第7番」等のCDをリリース

(ハルモニア・ムンディ/キングインターナショナル)、数々の賞を受賞している。

演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。

今回はバッハの無伴奏チェロを聴いてみる。

 

Jean-Guihen Queyras: Bach Cello Suite 2 - Allemande

 

モダン楽器による、ピリオド奏法(古楽器の奏法)を取り入れた演奏。

無伴奏チェロ組曲の「顔」ともいえる、第1番プレリュードは楽譜通りの正攻法で、素晴らしいの一言。

ピリオド奏法ながら、全体的にとても楽しく、面白く聴くことができた。

筆者の好きなカザルスと比べるとテンポは少し速めですが春風が通り抜ける爽やかさが感じられる。

ピリオド奏法に抵抗がなければ、初めてこの曲集を手にする人にもお勧めできるだろう。

我家のオールドタンノイⅢLZも本調子とは言わないが、其処鳴る感じです。

色々不満も多いのですが、ヴァイオリンよりむしろチェロの音のが相性がいいのか?

此のⅢLZってラッパは最近思うのはオールドなシステム?カラード、オルトフォン、

オールドな真空管 幾ら懐古主義者だと言われてもやはり、

もう一度は火屋を眺めながらながら聴いてみたい。 オールドタンノイを真空管アンプで楽しむ・・・・・

真空管アンプは大きく重い。 重量の大半は電源トランスと出力トランス。

でも此のアンプはオールドタンノイオールドファンからもかなり賞賛されているようです。

これはキット屋の製品で、電力増幅管に300Bを用いたシングルアンプ(2004年製)

300BはWEではなくエレクトロ・ハーモニックス製。

価格的にも頑張れば?何ととか貧困老人でも手がつどくのかも知らない??

メーカーによれば、’96年発売のアドバンスM-501の改良機となっています。

等によって鳴らさないと真価が発揮しないのでは?と考える。一度試聴したい。

そのような事が頭の中を駆け回る、しかし其れには仕事をして稼がないと実現しないのだが

相わからずサボタージュしてしまう貧困老人のようだ、元来怠け者の筆者です。

 

そこで筆者も好きなバッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバを聴く

リュシル・ブーランジェ(Lucile Boulanger) 5歳でクリスティーヌPlubeauとヴィオラダガンバを開始します。

「脚のヴィオラ」を意味する楽器ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ。

見た目はチェロのようですが、異なる種族の楽器であり、通常6本の弦が張られています。(チェロは4本)

美しく流れてゆく旋律に身を任せ、当時の楽器(バッハの時代のものを復元しています)

の素晴らしい音色を楽しみましょう。

5歳から古楽器を始めたという2人の名手による演奏です。

リュシル・ブーランジェほか『バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ』

 

BACH - Sonate en sol mineur BWV 1029 "Allegro" Lucile Boulanger Arnaud de Pasquale Enregistrement

 

精巧な演奏と強烈な演奏意欲を感じる。 録音の良さもあるが、

何よりもバッハの音楽をこれだけ生き生きと精細に再生しうる演奏はめったにない。

ヴィオラ・ダ・ガンバの音色と表現能力は現代楽器にも劣らぬ魅力があることを再認識。

チェンバロのリアリゼーションの卓越さにも驚く。満喫の一点。

【曲目】

J.S.バッハ: 1. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023(ヴィオラ・ダ・ガンバを使った演奏)

2. ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ト長調 BWV1027

3. チェンバロのためのトッカータ ハ短調 BWV911

4. ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ニ長調 BWV1028

5. ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ ト短調 BWV1029

【演奏】 リュシル・ブーランジェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ/ティールケ・モデル)

     アルノー・ド・パスクアル(チェンバロ/J-H.ジルバーマン・モデル)

 

新しい演奏者も次々に現れ益々楽しみが増えますね!リュシル・ブーランジェも新しい演奏者です。


トッシー・スピヴァコフスキーのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35を聴く

2017年03月20日 | クラシック音楽・オーディオ

何か春の始まりのようである、 庭の木々も花を咲かせ、今日は春分の日です。

マクロレンズを購入したいと思いながら

違う物の購入となりレンズ購入も何か夢の世界になりそうです(笑)

庭には赤色のボケのも綺麗です。

椿のピンク色も美しい

匂いも素敵な沈丁花等咲いています。

先日義母を迎えに行き帰りに撮った菜の花がよく咲いています。

 

 

オーディオシステムの変化で聴く曲が変化するといいますが、今回は新しい試みです。

話題は前後しますが、オルトフォンも未だ健在で現在最新のアームも販売しているそうです。

フォルムも良くやはりGシェルには当にピッタリのアームですね。

やはりスタイルって満足させるデザインって実に大切な事なんですね。

寸評を見るとGシェルとの相性とは最高にいいらしいが価格は最低で16万ほどのようです。

 

 

元来筆者は余りチャイコフスキーは聴かないが、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、

ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ブラームスの3大ヴァイオリン協奏曲と並んで最も多く演奏され、

広く愛好されている協奏曲の一つです。

今まで余りチャイコフスキーは敬遠気味で聴く機会もくすなく、今回じっくり味わってみました。

チャイコフスキー独特の哀愁に満ちた旋律の美しさと、躍動感、演奏技法が十分に発揮されている作品です。

1877年、チャイコフスキーは裕福な未亡人のメック夫人から毎年年金を贈られることになり、

療養もかねてジュネーヴ湖畔のクラランに療養に出かけます。

イタリアへも旅行をしたりしています。

チャイコフスキーは完成した楽譜を早速メック夫人に送りましたが、夫人から賞賛の声を聞くことはできませんでした。

ついで彼は楽譜を、 当時ロシアで最も偉大なヴァイオリニストとされていたペテルブルク音楽院教授

レオポルド・アウアーに送りましたが、 アウアーは楽譜を読むと「演奏不可能だ」と言い放ちました。

結局、初演はライプツィヒ音楽学校の教授であったロシア人ヴァイオリニスト、アドルフ・ブロツキーの独奏、

ハンス・リヒターの指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で、1881年12月4日に行われます。

しかし、リヒターも楽団員もこの曲に対して気乗りがせず、ひどい演奏をしたため、

聴衆はまったくそっぽを向き、 音楽批評家の大長老ハンスリックは「悪臭を放つ音楽」と酷評するほどでした。

しかし、ブロツキーは屈することなく、演奏旅行のたびごとにこの作品を採り上げ、

しだいにこの作品が理解されるようになります。

初演を拒絶したアウアーも後にはこの作品を演奏するようになり、 弟子のエフレム・ジンバリスト、

ヤッシャ・ハイフェッツ、ミッシャ・エルマンなどにこの作品を教え、 彼らが名演奏を繰り広げることで、

4大ヴァイオリン協奏曲と呼ばれるまでに評価が高まりました。

 

今回本日やっと休みを頂き、トッシー・スピヴァコフスキーTossy Spivakovskyでチャイコフスキーを聴いた。

 

Spivakovsky plays Tchaikovsky violin concerto part 1 of 4

 

此れが又すこぶる好演奏で実に良い。

音源はiTunesで聴いてみると35mmフイルムを24ビット、デジタル変換にし高音質化処理してあるそうです。

雄大で透き通る音色、やはりロシア出身の血が騒ぐのかチャイコフスキーの演奏が良い。

音楽とはいかに名演名録音だろうと、ケースにほうりこんでおくだけではただの(凡庸な)一枚にかわらない。

くり返し聴きこんではじめて、光彩を放つそうです。

筆者は未だチャイコフスキーの多くは知らないが、

知ってるには死因はコレラによるとする説があり生水を飲んだためとされる、

最後の作品交響曲 第6番ロ短調作品74「悲愴(Pathétique)」、最後が意味ありげな・・・

少しチャイコフスキーを聴いて見よう。

チャイコフスキーを奏でるトッシー・スピヴァコフスキーTossy Spivakovskyがよいのか?


トッシー・スピヴァコフスキーの奏でるシベリウス:ヴァイオリン協奏曲が上手く鳴った!

2017年03月15日 | バロック音楽・オーディオ一般

明日から仕事が忙しくなる、当然次の連休は仕事になる予定、義母がお彼岸なので墓参りに行きたいと言う、墓の近くに住む早速義姉に連絡し、連休義母は義姉のところでゆったり過ごし終われば又迎えに行く。

朝から早速車で向かう、途中菜の花畑に遭遇・・・ 早速ワンショット!でも本日は小雨模様で撮影には今一の天気ですが、菜の花畑は元気になれます。

春ですね・・・菜の花の次は桜です、桜の花の蕾も多少膨らみ何となく桜の木がピンクっぽく見える。

此の菜の花の黄色の色って何か暖か味があり好きなんです!

途中簡単な昼食もすませ、実は筆者が歯痛のため、お・じ・や・風の物を頂く。

簡単に墓参りをすませ、お寺で『般若心経』の教本を頂く、姉の家に義母を預け帰路につく。

往復5時間の運転はやはり苦痛です(笑)

自宅に帰るとStereo Sound誌ヴィンテージアナログ2 が到着していた。

今日はiTunesでトッシー・スピヴァコフスキーのヴァイオリンを聴くStereo Sound誌を覗きながら此れはやはり保存版の価値はあるそうである、実は此の本を知ったのがAmazonのHPを何気に覗くと法外な価格設定7,200円也で掲載特集のMC用昇圧トランスの特集も読みたくStereo Sound誌のHPを検索すると ありました!

定価でStereo Sound誌が限定販売限定しているので早速取り寄せました。WEのMC用昇圧トランスがヴァンテージ品ですが、今や100万程の価格で売買している、全くの夢物語である。

未だ詳しく読んでいませんが興味深い記事が多く、楽しみです。

そして今聴いているトッシー・スピヴァコフスキーが凄く・・・早速此れは タンノイIIILZで聴きたい曲ですね、ナタン・ミルシテインのヴァイオリンと共にと早速セッティングします。

Spivakovsky_ Mouret : SARABANDE

タンノイIIILZから出てくる音はまるで良くないのです(笑)

頭をハンマーで殴られた感じです・・・・

まだエージングを出来て無く部屋の環境も悪い中 最悪の状態で聴いているので、まあゆっくりタンノイIIILZゆっくりは調理しよう!まるで人様には聴かせられない、正直KEFQ300での音が断然良いのだ、 先日借りた真空管アンプは返したので、現在はLINN KL100とオーレックスのアンプしかない

KEFQ300で聴く限り音質も悪くなく、演奏も最高の部類なんですが・・・・やはりオールドタンノイは程よい真空管で聴きたい衝動に駆られる・・・・・・

この状態での試聴も時々ハッとする音も聴ける、やはり只者じゃないタンノイIIILZ製品です。

人はこのスピーカーではオケは無理と言ううが小編成の(コンチェルト)程度の音の低域はカバー出来るようです。

でもオーケストラのフォルテの音は絶対にむりです、それとヴォーガルは実に良い、先程のカルメン、以前紹介したが、ジョン・コルトレーン・アンド・ジョニー・ハートマンの演奏でのジョニー・ハートマンの声が、まあ甘いこと。とろけそう。此れが実にいいのです。

タンノイ社では自分の会社でスピーカーのテストはQUADを使用しているらしいが詳しくは分かりません。QUADII独創的な回路構成、そして音質の高さを決定付けるオリジナル出力トランスを搭載し、QUAD 2-Classic (2台) クォード 真空管モノラルパワーアンプ1台73万するらしいがとても購入不可です。

かなり評価も高くデザインの実に良いのですが、高値の花です。

此のように調べて見ますと昔の製品の良さがわかりますネ。昔と全く変わらない事に気づく。

曲目:シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、

タピオラ 演奏:トッシ・スピヴァコフスキー(Vn)    

        タウノ・ハンニカイネン指揮ロンドン交響楽団

筆者もこの演奏者は知らなく、仕方なくトッシー・スピヴァコフスキーを検索します。

トッシー・スピヴァコフスキー(Tossy Spivakovsky, 1906年12月23日 - 1998年7月20日)は、ロシア出身の、アメリカで活躍したヴァイオリニスト。

本名はナタン・スピヴァコフスキー(Nathan Spivakovsky)。

オデッサの出身。ベルリンでアリゴ・セラートとヴィリー・ヘスに師事。10歳でデビューを果たし、13歳でヨーロッパ・ツアーを敢行して名声を高めた。

18歳でフルトヴェングラー率いるベルリン・フィルのコンサート・マスターに選ばれたことで有名なトッシー・スピヴァコフスキー。(凄い、18歳?ですか?)1959年シベリウスの刎頚の友であったハイニカイネン指揮で妙技を聞かせています・・・

勿論バッハのヴァイオリン演奏も素晴らしい

Tossy Spivakovsky plays Bach Prest from Sonata No.1 BWV1001

確かにタンノイIIILZと言うスピーカーは鳴らすのに非常に難しいスピーカーである、でも時折ヴァイオリンの音の美音が所がキラリと出る所がある、今後もその音を求めるのでしょう・・・・・・・・

音楽追求って実に奥が深く益々興味が湧く趣味である。 

もっとも簡単に美音が出るなんてことはあり無いことなんでしょう。

この様なレコードがあれば是非聴きたい一枚になるんでしょうね、ブラボー!


全く知らなかったヴァイオリニスト、ナタン・ミルシテイン

2017年03月14日 | クラシック音楽・オーディオ

昨夜Amazonから本が届いた、Stereo Sound誌SPRING号です。

今回は今興味のある、最新ハイレゾ最新とは?

今話題のハイレゾ、音楽ソフトとDTPは昔からmacはお得意の分野です。

ソフトもピンからキリで非常に高額な所が難点です。

今はiTunesの配布アプリでmac/Winどちらでも楽しめますが、機種により音質が違うそうです。

アホな筆者はPCを導入時(22年前)からmacしか知らないんですがね(笑)

仕事の関係上DTPの制作が多くいだけで、余りPCの事は詳しくありませんが

我家の機器はUR22で24-bit/192 kHz 対応ですが

32-bit/32ビット384 kHz 対応の驚異のリアルサウンドとは?

オーディオインターフェースの今後も研究課題です、次から次と変化が早い!

筆者などはドイツRMEの超ハイクオリティオーディオインターフェースFireface UC が最高だと思っていましたが、

次はRMEを購入課題と考えていましたが・・・・世の中常に変化するようです。

 

後はアナログ・レコード再生のセッティング術の特集で今回はかなり読み応えあるようです。

この記事は基本を忘れないためにも保存しよう。

 

それ以外で驚いた記事は『レコード芸術を聴く悦楽』此の中からヴァイオリニストの紹介があり

ナタン・ミロノヴィチ・ミルシテインはウクライナ出身のユダヤ系ヴァイオリニスト。

英語読みではネイサン・ミルスタイン(Nathan Milstein)。

1942年にアメリカ合衆国の市民権を取得。 89歳の誕生日を目前にイギリスで没した。

 

G線上のアリア(ナタン・ミルシテイン)

 

筆者も恥ずかしながら全く知りませんでした。 資料を見ますと次のような事がまかりました。

ミルシテインの凄さ再認識。

超名盤が目の覚めるようなリマスタリングで蘇った SACDハイブリッド盤。

限定盤。メジャーレーベルのPD(著作権消滅)名盤をオリジナル音源からリマスターし、

目の覚めるような音の良さで注目されるシリーズの新作はミルシテイン。

EMIからリリースされ、決定盤とされてきたゴルトマルクとブラームスの協奏曲。

いずれも50年以上前の録音とは信じ難い生々しさと分離の良さ。

ミルシテインの清潔な美音もますます冴えわたります。

ゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲第1番はハイフェッツやパールマンなどの録音もありますが、

この作品の普及に多大な貢献をしたのはミルシテインと申せましょう。

当演奏も絶品中の絶品で、 ミルシテインのしなやかな美音が冴えわたります。

ことに第2楽章の陶酔的な美しさはミルシテインの全録音のなかでも白眉、

まさに奇跡の一瞬と申せましょう。

切れ味鋭い技巧も爽快で、同曲のベスト演奏として不動の地位はゆるぎません。

フィストラーリとのブラームスも、ミルシテイン最高の演奏のひとつで、

全体を貫く緊張感を推進力、 澄み渡る美音と超絶技巧で、他の演奏者とは格の違いを示しています。

カデンツァもミルシテイン自身の作で圧倒的。

フィストラーリの堂々とした伴奏ぶりも見事。

この演奏を聴かねば本当に損をしていると思える、神業的記録です。

 

(キングインターナショナル) 【収録情報】

1. ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.28

2. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77 3. 

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004~シャコンヌ

(冒頭)  ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)  フィルハーモニア管弦楽団

 ハリー・ブレック(指揮:1)  アナトール・フィストゥラーリ

(指揮:2)  録音時期:1957年7月4,7日(1)、1960年6月23-24日(2)  

音源:EMI  SACD Hybrid (B-channel Stereo / MONO) 此れは是非購入するしかありません。

YouTubeでもミルシテインの演奏はあります。

勿論iTunesでもJS.バッハのヴァイオリン・ソナタもありますがゴルトマルクが無いようです。

 

Bach: Sonata for Solo Violin No. 1, Milstein (1954) バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番 ミルシテイン

 

でもiTunesでヘンデルのヴァイオリン・ソナタを聴きましたがそれは素晴らしい演奏でした。

筆者の大好きなベートヴェン「ロマンス」もYouTubeで見つけました。

 

ベートヴェン「ロマンス」第2番(ナタン・ミルシテイン)

 

 

恥ずかしながら全く知らなかったのですが、此処で資料を掲載します。

カール・ゴルトマルク(1830~1915)はハンガリー出身の作曲家・ヴァイオリニストで、

主にウィーンを中心に活躍し多くの名声を獲得した音楽家であった。

ウィーン音楽院では管弦楽法の教授として、シベリウスやフランツ・シュミットらを教えた。

おそらく最も有名な作品は、歌劇「サバの女王」作品27であろう。

これは1875年にウィーンで初演されると好評を博し、

1938年までウィーン国立歌劇場のレパートリーに残り続けた。

ほかにも6つのオペラを作曲している。

ゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 作品28は、

おそらく最も頻繁に演奏される作品となっている。

 

是非此のヴァイオリン協奏曲此のを聴いてみましょう。

演奏者は違うがいい曲である参考に掲示します。

 

♪ゴルトマルク:ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 op.28 / サラ・チャン(vn),

ジェームズ・コンロン指揮ケルン・フィルハーモニー・ギュルツェニヒ管弦楽団

 

今回のStereo Sound誌SPRING号は随分楽しめそうです。

まだ色々な素晴らしい作曲者、演奏者が楽しめそうでワクワクします。


2週に渡ってケイト・アルドリッチKate Aldrichのカルメンを聴いてみた

2017年03月13日 | バロック音楽・オーディオ一般

今日は先週からの気になっているテレビ番組があります。

指揮:シャルル・デュトワのカルメン、 世界中のあらゆる主要オーケストラを長年指揮してきた、

今日最も人気の高い指揮者のひとり。

 先週よりの続きN響のライブ続き『カルメン』が見たいので早めに自分の部屋に・・・

注目はカルメン役のケイト・アルドリッチです。凄い圧巻で、ボリュミーナカルメンです。

 

Kate Aldrich - L' amour est un oiseau rebelle (Habanera) opéra de Carmen George Bizet

 

筆者の部屋には昔おまけで頂いた簡易なスピーカーがあります。

昔スマホ購入時におまけで頂いた音量増量機?此れがナローレンジの塊です

居間で聴くのがいいのでしょうが、何時でも寝られる寝室でノンビリ見たい(笑)

此のスピーカーってのが相当曲者で、音質、レンジ等全く安物の音でテレビの音で聴くよりマシ程度です。

でも聴く内に慣れて来るんですね(笑)

 

あのカルメンのメゾソプラノが聴けるんです・・・

勿論、ケイト・アルドリッチ(Kate Aldrich, 1973年10月31日 - )は、

アメリカ合衆国のメゾソプラノ歌手。

前回のハイライトシーン、カスタネットでの熱演、中々のシーンですよ!

 

Kate Aldrich - Carmen, Bizet: Verbier Festival 2016

 

ケイト・アルドリッチの舞台映えする美しい容姿と体当たりの演技力が評判になり、

世界各地でカルメンを歌っており、 2010年にはメトロポリタン歌劇場でヨナス・カウフマンと共演して大成功を収めた。

名曲がギッシリでストーリーもわかりやすいのでオペラ初心者にもお薦めですが、

初心者だけではなく本当のオペラ好きにも愛される名作中の名作。

よく知られた曲はどれもスペインのフラメンコ風のメロディーですが、

それはフランス人の異国情緒好きのなせる技であって、

根底にあるのは、やはり優しく流麗なフランス音楽。

 

元々此の主役はドン・ジョゼ。日本では「ドン・ホセ」と呼ばれていますがこれはスペイン語読みで、

原語のフランス語では「ジョゼ」(José)と発音して歌われますので、そう記載します。

ジョゼは・・・いわゆる「ダメ男」です。

 

(3幕)気晴らしにカード占いをする女たち(カードの歌)

    を真似てカルメンも占うと、出るカードはすべて「死」。    

    何度繰り返しても出る死のカードに、運命を悟ります。

(4幕)「もう脅し疲れた、これが最後だ、俺について来るか!」     

    「ノン! ほら、昔くれた指輪!」(指輪を投げ捨てる)     

     ジョゼは短剣でカルメンを突き刺す。     

     闘牛場からはファンファーレと闘牛士を讃える歌。ジョゼの絶叫。

 

 スチール写真とオペラで見る彼女とは相当違いますね?女性は本当に恐ろしいです・・・

ハイライトシーンを迎え終焉、非常に解りやすくオペラの楽しさを味わいました。

次は劇場で観てみたいです。

でもカラスのカルメンと聴き比べると、カラスが断然良いのがわかります。

何となく中途半端な感じがしたカルメンでしたが・・・・・・

 

アルベール・ヴォルフ(Albert Wolff)指揮のカルメンを聴く

最近筆者の愛用のiTunesでカルメンを探すと・・・

アルベール・ヴォルフ指揮の(Albert Wolff, 1884年1月19日 - 1970年2月20日)

カルメン抜粋盤を発見、ヴォルフはフランスの指揮者、作曲家である。

SP盤を補修して配信していますが、カルメンファンは是非聴くといいでしょう。

あの五味先生も随分褒めていた演奏です。

女工たちがさざめきながら出てくる場面、カルメンの登場、そしてハバネラ、

ホセが几帳面さを嘲りながら女工たちが再び工場へ引揚げるまでの、

音楽構成と旋律の美しさは比類がない。)と言ってます。

アルベール・ヴォルフ指揮でBoleroも聴く

いや、此れが音楽なんだと、妙に納得させられる、

目頭が熱くなる・・・・レコード好きだった親爺を思い出します。

いや懐かしい竹針にてまさしく蓄音機の音のようです。KEFではこうは行かないんだ!

難点レコードの傷か?偶にプチプチと雑音が?聴けばわかります、其処には素晴らしい芸術があります。

此れについてはオールドタンノイTANNOY IIILZの音が勝ってますよ!

TANNOY IIILZってやはり只者ではないラッパかもしれない、

此れはSP(78回転)でモノラル聴けるプレイヤーを探さなくては行けないかも知れない。

それにオルトフォンのAシェルを付けSPレコードが聴けるシステムか?

音質を重視するか?音楽内容を重視するかの違いを解明出来るかも知れません。