心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

気功を広く理解する…

2024-10-12 02:57:09 | 気功の話
以前もご紹介した
津村喬さんの文章の一部です。



『それ(気功体験)が人々と地球がともに元気になる道だからです。それに、皆さん一人一人に参加してほしいし、加担してほしいのです。「気功的経験の100メニュー」は気功とあなたが出会うチャンスの100の例です。こうした体験をしてから日常に還るとき、そこから新しい旅が始まります。  』


その気功体験の一部として
残してくれた文章です。

ーーー

気功は世界を気として体験する方法のカタログです。

手を当てて温かくなれば、
自分のからだも何かの流れで出来ていることがわかります。

気を動かせば、わたしたちの心も変わることがてできます。

木や石と話ができそうなら、
世界全体が気でできているからこそ、
こっそりと気脈を通じることもできることがわかります。
 
中国で五千年余りにわたって形成され練り上げられてきた
おびただしい種類のからだと心のレッスンを、
いつしか全部まとめて「気功」と呼ぶようになりました。

そうした「世界を気として体験する方法」は
ただ保健や医療の中だけでなく、
武術、体育の中でも、
儒教や仏教や道教といった伝統宗教の中でも、
書や画や文などの芸術の中でも、
その中の一番生き生きとした内実として伝えられ
豊かにされてきました。

だから、
気功は東方文化の全体のカタログであるだけでなく、
気として体験される人の心身と地球全体の博物誌でもあるのです。

その意味では、
気功そのものは中国で生まれたけれども、
気の文化、気のレッスンは世界全体至る所にあって、
ただ新しい名前で呼び出されるのを待っているのです。
 
どうやって世界を気として体験できるのでしょうか。

それは、
自分がとらわれている世界への反応のしかたを変えること、
さまざまな気配りやヨロイを捨ててリラックスし、
自然で本当に気持ちのいい状態を知ることによってです。
木々や石や水と深く出会うことで、
自分の見えなかった自然状態が見えてくるかもしれません。
逆に、
私の中の大自然を発見することで、
私のボディとしての地球が見えてくるかもしれません。


ーーー


気功への理解が一歩深まるのではないかと思い
ご紹介させていただきました。






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