よっちゃんのおててつないで

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2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

中津城の桜(大分県中津市)

2014-04-02 17:03:46 | JR九州ウオーキング

大河ドラマ「官兵衛」ブームですね。

10日前は、官兵衛が生まれた姫路の町を歩いてきました。

今回は官兵衛が1588年に初めて築城をした「中津城」に行きました。

そのあと細川家、小笠原家と続き1717年奥平家の居城となり廃藩置県まで統治しました。

この中津城、官兵衛が初めて造ったお城ということで今、見物客が多くなっています。

中津城でも桜が満開になりました。

 

    

中津城の特徴は、石垣が黒田家と細川家で組み方が違っています。

       

 右側は、黒田家、左側が細川家です。

黒田長政家臣の中から24人の精鋭を選出した呼称を「黒田二十四騎」といいます。この中でも最も優れた家臣は「黒田八虎」です。

24人は、次の方です。やはり播磨地方からの出身者が多いですね。

     

     

     

     

藩祖「黒田官兵衛孝高」、嫡男の城主「黒田筑前守長政」です。

       

関ヶ原の戦いのあと、1600年長政は52万石を以って 筑前の国「福岡」に築城しました。

 

黒田家に関するものとしては、「合元寺(ごうがんじ)」があります。

官兵衛が姫路から恵心僧都作と伝わる阿弥陀如来を移して空誉上人という僧を開山に迎えて寺院を建立した。

黒田氏入国に反対した宇都宮鎮房が中津城に誘殺されたとき鎮房の従臣たちが待機していた「合元寺」にも黒田の手勢が押しかけた。

鎮房の従臣は奮戦したが、ことごとく切り伏せられ、壁はその血で赤く染まった。その後、壁は何度も白く塗っても血が染み出してくるので

ついに赤く塗った。寺は「赤壁寺」とも呼ばれている。

   

中津と言えば、慶応義塾の創立者「福沢諭吉」の出身地として有名ですが、今年はドラマの影響でしょうか、中津城を含めて観光客が多くなったそうです。