10/26(日)、釜山2日目。
今日は、夜のカメリアで帰るので、夕方4時半まで自由行動。釜山の知人Sさんとは、13時に待ち合わせしているため、
その間に買い物を済ませようと地下鉄で南浦洞に行きました。ここの「農協スーパー」にいつも行っていますが、どうしたことか、今日はお休みです。
時間が空いたのでちょっとチャガルチ市場の中を覗いてみます。サバは、済州島からでしょうか?丸々として「博多のゴマサバ」にしたらおいしいでしょうね。
あとでわかったことですが、韓国では中小小売店保護のため、第2、第4日曜日は、大手スーパーは、休むように政府から指示されているそうです。
それでは、この近くに「くるみ饅頭屋」さんがあったはずですが、住所の所に行ってもそのお店はありません。日本では、移転するときは、〇〇に移転という張り紙があるのですが、
それもありません。仕方なくブラブラ南浦洞を歩いていると、行列のできる「ホットッ屋」さんがありました。いつもは、行列ができるのですが、すんなりと買うことが出来ました。
ここのホットッは、中に木の実やナッツが入っています。紙コップに入って出てきました。値段は、1000w(日本円108円ぐらい)。
南浦洞には、いろいろなオブジェがあります。その一つに「朝鮮通信使」がありました。
朝鮮通信使は、江戸時代に将軍が代わるたびに朝鮮から祝賀に訪れた人、「正使」「副正使」の他に、書記、通訳、画家、書家、医者、僧侶、楽隊がいました。
朝鮮との国交は、秀吉の朝鮮出兵(慶長の役)以来断絶していましたが、家康から対馬藩に国交正常化できるようにとの命を受け、実現しました。
一行は、釜山~対馬~壱岐~相島(福岡)~下関~瀬戸内海~三田尻~兵庫~大阪~京都~江戸~日光というルートを通りました。
滋賀県近江八幡市では、「朝鮮人街道」というのがあり、当時をしのばせています。
13:00になりました。釜山の知人Sさんとホテルで待ち合わせ、一緒にランチに行きました。
連れて行ってもらったのは、地下鉄2号線「慶星大・釜慶大駅(キョンソンデブ・キョンソデー)」近くの牡蠣のチゲ屋さん。
運ばれてきたのは、カキフライ、カキのチジミ、それとメインのカキのクッパです。
カキのクッパは、日本のカキ鍋に似ていますが、これに辛子を入れていただきます。
カキフライは、日本と同じような食べ方です。カキのチジミこれは、中にカキが入っており、とても美味しかった。
お腹もいっぱいになり、Sさんが、スカイウオークに連れて行くというので行きました。
場所は、二伎台(イギデ)公園。
二妓台は、秀吉の文禄・慶長の役のころ、日本軍が水営城を陥落したあと近くの景色のいい場所で祝宴を開いていた。そのとき祝宴に参席した水営の妓女が日本軍の大将に酒を勧め酒に酔った隊長を
抱きかかえ海に身を投げ沈んだ。その2人の妓女の墓があることからこの名がついたそうです。
この二伎台公園にスカイウオークというのが造られたそうです。
スカイウオークは、韓国の人で行列ができています。ふと、韓国の方の携帯カメラを見ると自分撮り用の一脚でしょうか、何人の方が持たれています。
これは、下の方にカメラのスイッチがついており、これで撮るそうです。まだ、日本では、見たことがありません。日本でも売り出したら売れるのでは、ないでしょうか?
スカイウオークに行く前にシューズの上にこのようなカバーを付けます。通ってみるとガラス面の下が海です。高所恐怖症の方は、ちょっと怖いかもしれませんね。
スカイウオークのあと、昨日花火が行われた「広安大橋」近くのカフェーに行きました。
このカフェーの入口の門も面白いです。
時計を見るともう4時近くになってきました。集合時間は、4時半。タクシーを飛ばし集合場所のホテルへ。何とか間に合いました。
知人のSさんとは、ここでお別れです。
夕方7時からカメリアに乗船します。このカメリア一応出航は、8時になっていますが、実際は、10時半に出航しました。
デッキから釜山の夜景を見ますと、レインボーブリッジが綺麗でした。
博多港には、翌日の6時前到着しました。私、枕が代わるとあまり寝れないのですが、カメリアの中では、寝ることが出来ました。
このようなカメリアを使っての船旅もいいですね。