10/24(火)
昨日は、中央本線、湘南新宿ライン、山形新幹線が台風のため、間引きや運休になったため、甲府に延泊し、本日山形に行くことにしました。
時刻表を見ていると中央本線に「あずさ2号」がありました。(甲府発7:24 東京行上り)
明日私は旅に出ます あなたの知らない人と二人で いつかあなたと行くはずだった春まだ浅い信濃路へ・・・・・
この歌は、私がまだ若かりし頃の昭和52年(1977)、狩人が歌った歌です。勿論、この電車に乗ることにしました。
歌では、8時丁度に東京都内を発って信州に行く「あずさ2号」ですが、現在あずさ2号は、長野・松本駅を6:08発甲府7:24の東京行上り電車です。
歌詞では、 8時丁度のあずさ2号でわたしは わたしは あなたから 旅立ちます・・・・ となっていますが、今、8時丁度のあずさ2号は、山梨県大月駅を出発します。
昭和52年頃とは、電車の形も違いますが、何か狩人になった気分でした。(新宿9:12着)
新宿駅から埼京線で大宮へ。大宮から山形新幹線で山形に向かいました。山形着12:44
山形駅でレンタカーを借り、「立石寺(山寺)」へ。
山寺は、正しくは宝珠山立石(りっしゃくじ)寺といい、貞観2年(860)清和天皇の勅願のよって慈覚大師が開いた、天台宗のお山。正面の大きな建物は、国指定重要文化財の根本中堂である。
延文元年(1356)初代山形城主・斯波兼頼が再建した、入母屋造・5間4面の建物で、ブナ材の建築物では日本最古といわれ、天台宗仏教道場の形式がよく保存されている。
堂内には、慈覚大師作と伝える木造薬師如来坐像が安置され、伝教大師が比叡山に灯した灯を立石寺に分けたものを、織田信長の焼打で延暦寺を再建したときには
逆に立石寺から分けたという、不滅の法灯を拝することができる。(山寺観光協会HPより)
閑さや岩にしみ入る蝉の声
学生時代に習いましたね。松尾芭蕉が 元禄2年5月27日(1689年7月13日)に出羽国(現在の山形市)の立石寺に参詣した際 に詠んだ発句。『奥の細道』に収録されています。
立石寺には、芭蕉の句や芭蕉、そして門下の曽良の像も建っています。
この立石寺は、山門を通って階段を上っていくと奥ノ院がありますが、徒歩で60分ぐらいかかりますので今回はここまでにします。
山寺から蔵王の方に向かいます。道中道のそばには、リンゴの木がありました。もう真っ赤になっており、出荷間近でしょうか?
山寺から車で約1時間。蔵王温泉に到着。ここからロープウェイに乗って鳥兜山に行きます。
ロープウェイからの眺めです。山の木立が黄葉しています。
日没の時間も迫っていますが、ここから少し散策してみます。
冬になるとこの一帯が樹氷に覆われます。
山頂の気温は、15:45現在6℃。ちょっと寒くなってきました。
16:30 今夜の宿舎上ノ山温泉「古窯(こよう)」に到着。
ここで会津のKさんご夫妻と合流します。本当は、下関のMさんご夫妻ともご一緒する予定でしたが、Mさんの方に所用ができご一緒できませんでした。
Kさんとは、昨年磐梯山を旅した時にご一緒しましたので約1年ぶりの再会でした。
古窯の名は敷地内から発掘された、今から約1,300年前の奈良時代の窯跡にちなんで名づけられました。
ここでは、素焼きの皿に絵付けができるようになっています。
棚には、著名人が書いたお皿が展示されていました。
温泉も料理も最高でぐっすり寝ることができました。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆