歩き旅3日目【日本スリーデー2日目20kmコース】
スリーデー2日目は、三郷市の歩友Oさんといっしょに歩きます。Oさんとは、2019年5月以来の再会です。
今日も8時半にスタートします。昨日の足のコリはお風呂に入ったからか、今朝はこってません。
上沼公園、市野川を通り、岩室観音へ。岩室観音のあたりには、松山城跡もあります。
岩室観音は、弘法大師が岩窟を選んで高さ一尺一寸(36.4センチメートル)の観音像を彫刻してこの岩窟に納め、その名前を岩室山と号したと伝えられる。松山城主が代々信仰し護持していたと
伝えられており、天正18年(1590年)豊臣秀吉が関東に出陣した際に松山城の落城に伴い建物の全てが焼失したといわれている。
現在のお堂は江戸時代の寛文年間(1661~1673年)に龍性院第三世堯音が近郷の信者の助力を得て再建したものと伝えられている。お堂の造りは懸造り様式で、江戸時代のものとしては
めずらしいものである。(吉見町HPより)
岩室観音の先には、「吉見百穴(ひゃくあな)」です。ここまで約4km。
吉見百穴は、古墳時代後期~終末期に造られた横穴墓群で、大正12年3月7日に国の史跡に指定されています。現在は219基の穴が確認されています。吉見町を代表する史跡であり、
各横穴は、玄室・羨道の2部分からなり玄室は広さが4~6平方m内外、8つの形式がとられ棺座をもつものが多い。その一部にヒカリゴケが自生しています。
戦時中、横穴群のある岩山に地下軍需工場の建設が行われ、数十基の横穴が壊されましたが、戦後吉見百穴保存会が結成され、積極的な保存管理が行われました。
ヒカリゴケというのは、初めて耳にしました。覗いてみましたが暗くてわかりませんでした。
吉見百穴を出ると20k、30kの分岐点です。20kは、滑川の桜並木を歩きます。
歩道橋を渡り市民病院へ。東松山ボタン園がチェックポイント。東松山ぼたん園は、市の花「ぼたん」の普及活動の一環として平成2年3月に開園し、現在のぼたんの株数は約6500株と、
日本最大級のぼたん園です。
宗悟寺の前には、「鎌倉殿の13人」という幟が立っています。来年のNHK大河ドラマは、「鎌倉殿の13人」だそうです。今年は「青天を衝け」が埼玉県深谷市、というと、来年も埼玉県が
大河ドラマの舞台になるのですね。
平安末期から鎌倉前期を舞台に、源平合戦と鎌倉幕府が誕生する過程で繰り広げられる権力の座を巡る駆け引きと、その勝利者で北条得宗家の祖となった北条義時を主人公に描きます。
タイトルの「13人」とは、源頼朝の死後に発足した集団指導体制である「十三人の合議制」を構成した御家人たちを指しています。
源義朝の子頼朝は、平治の乱で負けて伊豆へ流罪となり、乳母であった比企の尼は、ここ比企に移り、比企を請所として20年もの間、伊豆の頼朝に物資を送り、母親のように精神的にも
支援しました。
宗悟寺から国営森林公園へ向かいます。
国営武蔵丘陵森林公園は、埼玉県比企郡滑川町と熊谷市(北口周辺のみ)にまたがる比企北丘陵にある国営公園。国の明治百年記念事業の一環として1974年(昭和49)開設されました。
今日、森林公園は無料開放日です。
南口から森林公園緑道を通ります。
13:45ゴールしました。
東松山市役所には、「楽しみながら歩けば風の色がみえてくる」の記念碑が立っています。
今日2日目のGPSです。