よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

能古島アイランドパークはマリーゴールドが綺麗でした(福岡市西区)

2020-06-10 09:07:05 | ウォーキング

テレビで放送していましたが、今、能古島(のこのしま)は、マリーゴールドが綺麗だそうです。また、そのマリーゴールドを持って帰っていいそうです。

今日(6/8)は、平日ですのでお客さんは少なかろうと思い、朝8:30から能古島へお握りをもって出かけました。

フェリーの時刻表は、1時間に1本、今でしたら9:15のフェリーに間に合います。

 

9:15発のフェリーに乗船。約10分で能古島に到着しました。

  

能古島は、博多湾の真ん中にあり、南北3,5km、東西2km、周囲12km、面積3,93㎢、島の高い処で195m、人口約800人の海に囲まれた緑豊かな自然と歴史に恵まれた美しい島です。

奈良時代の頃には、防人が置かれ、万葉集にも詠われました。平安時代には牛の牧場ができ、刀伊の入寇(1019年)(注1)、鎌倉時代の元寇(1274,1281)と外国からの侵略も受けました。

江戸時代には、黒田藩の鹿の猟場となり、筑前五ヶ浦廻船注2)の浦の一つとして栄えました。

能古という地名は、万葉の時代以降「能許」、「能拳」、「能巨」、「能古」、「能古」、そして江戸時代には、「残島」と呼ばれましたが、昭和16年(1941)福岡市と合併した時に

「能古」となりました。(案内文より)

近年では、歌手井上陽水さんの ♬「能古島の片思い」が作られた場所ということで人気を集めています。

注1刀伊の入寇:寛仁3年(1019年)女真族(満州民族)の一派とみられる集団を主体にした海賊が壱岐、対馬を襲い、更に筑前(福岡)に侵攻した事件。

注2筑前五ヶ浦廻船:江戸時代、福岡藩の海運事業を担った廻船業者、及び船団。博多湾の5つの浦、今津、唐泊(からとまり)、浜崎、宮浦、残島(能古島)の業者が担当したため

五ヶ浦と呼びました。五ヶ浦廻船は、筑前の米を江戸・大阪へ運んでいただけではなく、北陸、東北、北海道を西回り、東回りと日本全国を網羅する廻船集団でした。

 

能古島の対岸は、福岡タワー、福岡PayPayドームです。

 

しばらくは、平たんな道が続きますが、途中から緩やかな上り坂がアイランドパークまで続きます。今日は朝は少し寒かったのですが、気温がどんどん上昇し、暑くなってきました。

今日は、予報では30度を超えるそうです。マスクをしていますが、人もあまり通らないのでマスクを外して歩きます。

  

約40分でアイランドパークに到着しました。入場料1200円を払い園内へ。

 

園内に入るとオート三輪車が置かれています。これは、オーナーが昭和32年(1957)結婚されたときに使われたオート三輪車です。

オート三輪なんて懐かしいですね。マツダ、ダイハツとかぐろがねなどのメーカーがあったと記憶しています。これはどこのオート三輪かな?

  

能古島アイランドパークは、昭和44年(1969)4月観光農園としてオープンしました。 四季折々の花が楽しめる場所として市民に親しまれています。

園内を歩きます。園内にはさつき、アジサイ、マリーゴールドなどの花が咲いています。

  

  

  

思い出通りは、昔の博多の商家を移築しました。

 

 

ここの奥が広大なお花畑です。春は、菜の花と桜、夏はひまわり、秋はコスモスの花でいっぱいになります。今年はコロナ感染防止で4月から休業していましたので

菜の花は見れませんでしたが、5月に緊急自粛が解除され再オープンしました。

  

この時期は、マリーゴールドです。黄色とオレンジのマリーゴールドがお花畑一面に広がっています。

マリーゴールドは、摘み放題です。この綺麗なマリーゴールドを摘むのは心苦しいですが、6株ほど摘んできました。

  

写真中央には、地元のテレビ局がここからライブ発信しています。

 

 

ここで持ってきたお握りをいただきます。景色のいいところで食べるお握りはホントおいしいです。食べ終わった後、別のコーナーに行ってきました。

 

何十年かぶりにブランコに乗りました。

  

帰りも来た道と同じコースを歩きました。歩いていて誰も会いませんのでマスクは外しました。これから暑くなるので夏用のマスクの購入も考えなくてはいけませんね。

12:40 渡船場に到着。フェリーは13:00ですので少し時間がありますので能古島名物「のこバーガー(@540)」を買います。

久しぶりにいただきましたが、市販のバーガーよりおいしいです。

 

次回は、秋のコスモスです。これもきれいでしょうね。

 


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (masakunsuki)
2020-06-10 11:12:38
完読させて頂きました(笑)
丁寧な編集、流石ですネ。
この島、古来より由緒正しき所と知りました。ヤフオクドーム等から近い沖に浮かんでいるとは!!
返信する
車さん (よっくん)
2020-06-10 15:26:47
コメントありがとうございます。
能古島は、防人の時代から江戸時代の五ヶ浦廻船迄色々な歴史のある町です。
昭和30年代には作家の檀一雄さんも住んでました。
春から夏にかけて能古島は潮干狩りのスポット地ですが、今年はコロナ騒動からか中止になってしまいました。
返信する
Unknown (masakunsuki)
2020-06-10 16:20:03
なるほど、檀一雄氏が晩年、住まわれた島ですネ。何かの本で読んだ記憶が、かすかにあります。娘さんの檀ふみさんとは、当時ほとんど行き来が無かったようですね!
小説「火宅の人」を読みました。
返信する
車さん (よっくん)
2020-06-10 17:42:36
檀一雄さんが能古島に住まわれたのは晩年です。文学碑が能古島に建っています。住まわれていた家も昔はあったのですが、今はどうでしょうか?
返信する
Unknown (kumasan)
2020-06-11 14:11:27
能古島には立派な花畑が出来て、とても美しいですね。
私は昭和27年の高校3年生の時に、キャンプして楽しみました。天体望遠鏡で土星の環を初めて見て驚きました。
返信する
KUMASAN (よっくん)
2020-06-11 18:42:01
コメントありがとうございます。
能古島アイランドパークは四季折々の花を楽しませていただいています。
能古島にはコンビニがありません。いつまでもこの自然を守ってもらいたいですね。
返信する

コメントを投稿