はるまのとりとめのない日記 (ほぼおやつ日記)

【とりとめのない】「特に重要ではない単なるおしゃべり」といった意味合い

*再度、第41回青梅マラソン

2007-02-08 | 道楽・ランニング

とりあえず  本格的に

といっても、ちょっぴり詳しくなるだけです。念のため。


■ 前夜

たまには、睡眠たっぷりとって、マラソン大会に臨みたい・・・
と思っていました。いつも、そう思うんです。

しかし、夕食の後片付け、家族の朝ごはんの算段。
そして、疲れて帰宅後の夕食の仕度は、大変キツイことは、周知の事実。
カレーでも作っておくべきだろ、ってことで、
やることは、盛りだくさん。

テキパキと用事をこなせないタチだし、マラソン自体の準備もあって、
結局、就寝時刻は、午前2時。
5時にあわせた携帯のアラーム、5時10分に変更。
10分でも長く寝ていたーい。

しかも、いつもは、寝付きのよい私ですが、この晩、手足が冷えて、
なかなか寝付けなかった また、大寝不足・・・


■ 青梅への道中

9時ごろには、河辺駅に到着したい。
調べてみると、八王子経由、八高線利用がいいみたい。
(そういえば、去年もそうだった)
南武線利用だと、乗り継ぎが悪くて、登戸で15分ほどロスが出る。
乗り換えは多くなるけど、横浜線&八高線の利用に決定。
これが、『 ビンゴ~!!』 な選択でした。
南武線利用の、とだひさん&さまりすさん からメールで
「南武線、火事のため遅れてる。」 のお知らせ。
時間の余裕はあったけど、混んだ電車に乗らなくてはならず
お二人は、さぞ疲れたでしょう。

私、幸先よい?

河辺駅もやや混んではいたけど、すんなり出ることができました。


■ 河辺小学校(受付)~体育館~皆さんと合流

2度目なので、『勝手知ったるなんとか』 です。
受付を済ませ、体育館へ。
体育館も空いている~ 
まず、コインロッカーを確保して、体育室の広ーい女子更衣室へ。
この時点で、男子トイレは、すでに行列。大変だなー。

ゼッケン付けて、着替えも終わり、まったり過ごす。
imusamさん が応援メールくれました。ありがとうね
持参したおにぎり等も、むしゃむしゃと。

体育館の通路で、ききさんとすれ違い、ご挨拶。

体育館横の物販スペースで、アシックスの赤い手袋と
お土産(青梅っ子)を買いました。

出走組 (さまりすさん・とだひさん・FLACさん・あつさん) と
応援組 (海実子さん・じれっタイガーさん) に無事合流できました。


■ スタートまで

去年は、3時間10分の完走タイムでエントリーしていて、V800番台。
今年は、去年のタイム、2時間50分を申告。V600番台。
ゼッケン区分と違う所にいると、きびしくチェックされてた去年と違い
今年は、ゆるーい感じ。
風が出てきて、少し肌寒い。
道路の右側が、日が当たっていたので、つい右寄りに並ぶ。
アナウンスの声は、気温12℃ と告げている。風速は3m ?
股関節グルグル、肩回しなど、その場で出来るウォーミングアップ。


■ スタート~5km  (30:03:07)

今年のスターターは、石原慎太郎 都知事。
いつもの如く、号砲は聞こえず…
去年のQちゃん に比べると、スタート地点の盛り上がりは

スタート地点までのロスは、約3分半。去年とそう変わらないかな?
余分なエネルギーを使いたくないし、ストレスになるだけなので
人の流れに身を任せることにする。早歩きってところだろう。
この混雑の中、どんどん追い抜いて行く人もいる。
瞬く間に、周囲はゼッケン番号の大きい人ばかりに。
「♪帰ってこ~いよ~」 のレコード屋さん前を通過する頃には
V600番台は、誰もいない・・・ような。
「遅すぎるのか?」 と不安になるけど、「帰ってくるよ~!」 と
去年同様、大声を出して、自分に気合いを入れる。

乾燥してるせいか、早くも喉の渇きを覚える。給水は5km?
と思ってるところに、私設の給水所。渡りに舟、渇きに給水所。
2km~3kmのあたりだったかしら。
給水する人は、まだ少ない。テーブルに近寄り、足をとめると
コップがない。奥で一生懸命、コップについでいるのが見える。
ひとりが、表に持ってきてくれるのだが、一度に2つだけ。
次々、ランナーが手を出し、受け取る。なかなか手に出来ない私。
それでも、絶対飲みたい! 
とっても長いこと待たされたように感じたけど、実際は15秒くらい?

たぶん、V900番台で私より後方スタートの とだひさん
ここいらで追い越されたんだと思う。
給水所を過ぎて、ほどなく前方に、とだひさん 発見。
急に声かけると、驚かせちゃうかなーと思いつつ、
「とだひさん♪」 と声をかける。実際、彼女は驚いてました。

5km の(正式な)給水所でも、水を飲む。
飲みすぎると、走るにつれ、おなかがチャポチャポなるので
ふた口程度だけど。

5kmの表示で時計をみると、ほぼ30分(ネット)
スタート直後の渋滞を考えると、それほど遅くないではないか!


■ 5km~10km  58分42秒 (28:39:22)

いつも、決めてるわけじゃないけど、私は、なぜか最初っから、
カウントダウン方式。極端な話、フルのとき、200mほど走ると
「あと、42km~」 とつぶやいています。
距離表示をみると、「残り○km」 と考えるわけです。
フルと比べると、30kmは気楽。この差は大きい。
5km地点で、「あと25km」 だもんね。

この辺では、周囲を走る人々も、苦しそうな人は見当たりません。
淡々と走る人あり、お喋りしながら走る人あり。
40代らしき男女(ご夫婦かな?)、
2人の会話を聞くともなしに聞いていると・・・

男: 「俺らみたいに東京、落選した人ばっかりなんだろうな、今年は。」
女: 「両方、走る人もいるでしょう。」

心の声: 「はい、はいっ! 私、走りますよ~」

男: 「2週間で、30kmとフルは、きついだろう?」
女: 「そうなの?走ったことないから、わかんないけど。」

心の声: 「大丈夫だよ~。スピード勝負のエリートランナーじゃないし。」

男: 「あー、でも、今この辺り走ってるレベルなら、平気か~。」

心の声: 「心の声、聞こえました? そうそう、その通りですよーん。」


お喋りしながらでも、この男女、結構ペースを上げていきました。
うっかりしてるうちに、おいていかれちゃった。

10km手前、このへんから、私も、少し調子が良くなってきた。
呼吸も安定(?)してきたし、走りはじめに気になっていた
ソックスとシューズの相性も、そう悪くないみたい。
(ソックスがずれるような気がしてたのです。)

周りのスペースも少し余裕が出てきたな、と思ってたら・・・
「もうすぐ、トップが来まーす。左に寄ってください。」 と係りの人。
そうだった、10km過ぎで、トップとすれ違うんだった~


■ 10km~15km 1時間28分37秒 (29:55:19)
  グロスタイム  1時間32分00秒

トップ、は・はやい!
ちょうど下りだったせいけもあるけど、宙を浮いているようにすら見える。
学生さんには、「ワセダ~!」 と声を張る往路ランナーも。

ちょっと気をつけて、往路を見ていたけど、知ってる人は
誰も見つけられない。逆光だったし。
御嶽駅付近で応援してくれる、海実子さんじれっタイガーさん
見つけられない。あちらも、私を見つけられなかったらしい。

去年、折り返しが15km地点と勘違いして、時計を止め
間違いに気付き、あわててしまい、時計の操作を誤った。
ああ、それなのに、今年も折り返し地点で、時計のボタン押しちゃった。
今年は、あわてず、15kmで再度、押しましたけど。


■ 15~20km  1時間57分29秒 (28:51:59)
  グロスタイム 2時間00分52秒

折り返してまもなく、往路に、とだひさん を見つける。
ちょっと辛そうに見える。「もうすぐ折り返し。そのあと下りだよ。」 と
声をかけたかったのだけど、余裕がなく、「ファイト~!」 としか
発せなかった。とだひさん も、「はあい!」 と応えてくれる。
結局、レース中、見かけた知ってる人は、とだひさん だけでした。

私設エイドで、レモンをいただく。
おー、身体にしみ渡るかんじ。
がっついたのか?むせてしまう。
すると、腹筋が攣りそうに… 上体を伸ばして、なんとか難を逃れる。
給水はすべて取ったけど、飴やチョコなどの私設エイドは、
このレモン以外取らなかった。
スタート30分前におにぎり食べてたからね。

この辺で、女子の若い番号の人たちを追い抜きはじめる。
同時に、900番台で私を追い越していく人もいっぱいいる。
もうスタート時に前の方にいたアドバンテージやロスタイムは関係なさそう?
追い抜かれた人に、付いて行こうかとも一瞬思ったけど
つらい思いをするより、自分のペースを貫くことに。


■ 20~25km  2時間26分50秒 (29:21:16)
  グロスタイム 2時間30分14秒

20km過ぎの上り坂。
去年は、歩いて登る人を何人か抜いたけど
今年は、みんな走ってる。歩いている人なんてゼロ。
少し、バテ気味だけど、歩くことなく、無事登坂。


■ 25km~ゴール 2時間54分31秒 (27:41:31)
  グロスタイム  2時間57分53秒

市街地に戻ってくると、スタートの時と同じように
沿道は賑やかな応援で溢れてる。
なるべく笑顔で応えるようにしていたけど、私の笑顔、
どのように映っただろう。サングラスもかけていたから
けっこうコワイ顔に見えたかな。もっと声を出した方がいいかも。

スタート地点に戻ると、左側に見覚えのある顔。
応援部隊の海実子さんたち だ。
名前を呼んで、大声援を送ってくれる。

   はあ~い! と大きな声で応え、スパート。

右折すると、ゴールゲートが見える。
最後の直線も猛スパート。数人抜いて、ゴール!

後半、特に最後の5kmを、気持ちよく走れ、
とっても満足の行くレースとなりました。

そんだけ、後半頑張れるんだったら、もうちょっと前半も
飛ばしたら・・・は、言いっこナシ。
わたくし、こういう走りしかできないのだと思います、たぶん。


■ ゴール後

計測リグの回収。今年もやっぱり、手、かじかんでる。
人の流れに沿って進む。
おにぎりとアクエリアスをもらい、体育館に戻った。
着替えを済ませ、体育館外に出て、皆さんと再会。
お互いを労う。
今まで、ひとりで行って、ひとりで走って、ひとりで帰ってくる大会が
多かったけど、こうして大勢でワイワイ参加するのは楽しいもんだ。

レース中は、みんな自分の力で走るしかないんだけど
沿道の見知らぬ人の応援も含めて、自分への声援が
大きな力となるし、仲間も同じように頑張ってるんだと思えば
もうひと踏ん張りしなくっちゃ、ということになる。


■ その他いろいろ

・マメ 

できそうで、できなかった。
マメ予防パットを2枚ずつ、いつもの箇所に貼って臨んだ。
最近、パットを貼っていても、マメができたり、
貼っていない箇所にできてしまったり、と “ハズレ” が多かった。
アップダウンのあるコースだと、つま先にできそうだな、と
覚悟していたが、大丈夫だった。
今回、できそうだった箇所は、第3指?中指?の下辺あたり。

・天候とウェア

この日のような天候だったら、半袖でOKかもしれない。
いや、東京マラソンのウェアを決めかねているもので。