はるまのとりとめのない日記 (ほぼおやつ日記)

【とりとめのない】「特に重要ではない単なるおしゃべり」といった意味合い

東京マラソン ☆完走しました

2007-02-18 | モブログ(携帯電話で投稿)

寒いし、お腹がすくし、泣きたくなりました。
給食、足りずになくなってたー

ネットだと24分台。
グロスタイムで、4時間半をちょっと出ちゃいました。

女性だけ、お花が、もらえたの。


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とりあえず、タイムをば。
すべてネットタイム (HPから)

  5km      30:48  (6:10/km)
 10km      30:10  (6:02/km)
 15km      29:40  (5:56/km)  
 20km      29:37  (5:55/km)
 25km      30:34  (6:07/km)
 30km      32:45  (6:33/km)
 35km      33:32  (6:42/km)
 40km     33:27  (6:41/km)
 Goal       14:21  (6:32/km)

 Total      4:24:54 (6:17/km) 

グロスタイムの記録は、4時間30秒14 
スタート地点まで、5分20秒のロスだった。

こうして、タイムをあらためて見ると、給食がバナナだけでも残ってたら、
後半、もう少し上げることができたかもしれない、とつい、考えてしまう。

荒川の時も、“たられば”
「あの向かい風がなかったらー」 とぼやいたのだった。

しかし、雨や風は、しょうがない、自然の成せることだから。
私だけに強風が襲い掛かったわけでもなし。

給食も、はなっから ないとわかっていれば、
ホノルルマラソンのように、何かしらの補食を自分で用意した。
ウェストポーチなど余分なものは、極力つけたくない私。
今回は、バナナやあんぱんなどが、あるって言うから、
安心して、手ぶらで、走ったんだよー
(最初の給食の22km手前で、低血糖に見舞われるといけないので、
ブドウ糖のキューブを2個ポケットにしのばせてはいたが…)


東京マラソン ☆スタート~中間点まで

2007-02-18 | 道楽・ランニング

車椅子が、スタート。

気候ばかりでなく、私の感情もウェットな状態だったようで、
選手の紹介を聞いただけで、目頭が熱くなる。
車椅子の選手も寒いだろうな、滑るだろうな、大変だな…なんて。
なんか、もう気持ちが不安定というか、極限状態というか。
興奮もしてたんだろう。


いよいよ、カウントダウン。


 号砲

聞こえたような、聞こえなかったような。
大勢の人の歓声でかき消されたのかもしれない。

紙ふぶきらしきもの (あとでTVを見て紙ふぶきと知った) と煙は、見えた。

そろり、そろり、歩き出す。
道幅が広いので、荒川よりは、スムーズな動き出し。
スターターの都知事に手を振る。しかし、とっても控えめに。

自分の時計をスタートしようとしたら、99:99 の数字が表示される。
そう、青梅のとき、きちっと止めてなかったのだ。
7ラップ目がカウントされてた。
あわてて、リセット。
スタートラインまで、約5分半のロス。ホノルルより早い。

スタートラインを過ぎた途端、歩き→ジョグ になる。急に速くなった。
スタートしたら、合羽は脱いでしまおうと思ってたけど、
雨脚は弱まらないので、着たままスタート。
ブレーカーも脱いでしまう予定だったが、寒くて脱ぐどころじゃない。
ジッパーを顎まで上げて、しっかり防寒。

前夜、海実子さんから、コース取りのアドバイスをいただいたが
すっかり、頭は空っぽ。真ん中走ってれば大丈夫かな。

大勢の人々の応援を受け、「いってきまーす!」 と手を振る
ここは、いつも、じーん とくるポイント。
雨足はちっとも弱まらなかったけど、私の気持ちは晴れやか。
大きく深呼吸をして、42.195km の長旅に出発。


次のうるうるポイントは、六大学の応援のとこ。
あれ?聞き覚えのあるメロディ。 応援歌だ!!

 ~おお、わーが、ぼーこー!

チアリーディングのお姉さんのところに行き、
ハイタッチしたかったけど、急な“車線変更”は危険行為。
応援歌を口ずさんでいたら、鼻の奥がツーンとしてきた。


雨の中、40分もじっと立っていたわけだから、
ウォーミングアップのつもりで、ゆっくり進む。
関節、足首と膝、痛みや違和感というより、こわばりを感じる。
スムーズに動かない、とにかくちょっと変。
脛もちょっと硬いかんじ。
加えて、濡れたシューズ、これまた、いつもと感触が違う。
ソールに堅い板を1枚入れたような、とでも言うんだろうか。

怪我したら、完走できない。慎重に行こう。

雨がやんだ。
雨合羽を脱いで、しばらく手に持って走る。
黄色のスタッフウェアの男性に、「ごめんなさい、これ捨ててください。」
と手渡してしまった。ひとつ受け取ると、次々手渡されたかもね。


海実子さんたち、応援部隊のいる曙橋が近づいてきた。
歩道橋を確認した時、数人の人影が見えた。
ん? 歩道橋には、人がいっぱい、というイメージだったのだが。
近づくにつれ、歩道橋上にいるのは、警察官数人とわかる。
ああ、きっと、歩道橋上では立ち止まることができないのね。
考えてみたら、“橋の上に鈴なりの人々” たしかに危険かもね。

じゃあ、きっと沿道ね。真ん中あたりを走っていたので
左前方の歩道をキョロキョロ。あーいたいた。
ここでも、急に左に寄れないので、
「ここ、ここ! ワタシは、ここ~!」 とアピール。
応援部隊も気付いてくれて、「はるまさーん!!」 と
声援を送ってくれる。大きく手を振り、声援に応える。

一瞬のことなんだけど、暖かい気持ちになったし、
実際、身体も温まった気がする。

寒さも、濡れたシューズも、慣れたせいか、さほど気にならなくなっていた。

ところが、再び、雨が降ってきた。
あー合羽、脱がなきゃよかった、と後悔する。
しょうがないね、ブレーカーを手放さなかっただけでも、よしとしよう。
(安物ウィンドウブレーカーは、途中で捨てる予定だった)
その後は、やんだかと思うと、また降り始める、の繰り返し 
もう、いまさら、やもうが、降ろうが、どっちでもいいやと、やけっぱち。

日比谷から折り返しポイントの品川まで、往路復路がすれ違う。
最初のうちは、センターライン寄りにコース取り、
すれ違う選手に目を凝らしていたのだが、つくばもホノルルも
それで、車酔いのような状態になってしまったことを思い出し、
知り合いのランナーを見つけることを諦めた。
歩道寄りに位置を移す。

相変わらず、途切れぬ大声援    
最初のうちは、笑顔と手を挙げて応えていたのだが
スタート前の寒さで、かなり体力を消耗していたので、
なるべく“省エネ”で、体力温存することに。
「がんばれ~」 や 「ファイト~」 の声援には、大きな声で
「ハイ!!」 と返すことにした。

ペースも上がってきたし、不調箇所もない。
手が冷たくて感覚がないけど、とくに不具合はなかった。

20kmまでは!!

問題の20km。給水所である。
ちょっと手前で、スタッフのオジサンが、声を張り上げてる。

「次の給食は、すべてなくなっています。食べるものは、ありません。
ここで、しっかり給水してくださーい!」



   えーっ!!

 
えーっ!!

 
えーっ!!

3回、大声を上げてしまった。横を走る男性は、笑ってたけど
笑い事じゃないでしょー えーっ!! な出来事に間違いないでしょ。
給水は給食の替わりにはならんぞ~
その場に、座り込みそうなくらいショックだった。



東京マラソン ☆こんなにびしょびしょ~

2007-02-18 | モブログ(携帯電話で投稿)

もう、やめたくなってきた… あと25分でスタート

スタート地点は、大変なことになってます。
不平不満を言う人は、ひとりもいません。


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当日の朝。   
雨が上がることを、期待してたけど、はたして、ざあざあ降っていた。
音を立てて、降っていた。
予報では、昼頃に、雨があがるらしい。

天気予報どおりだと、3時間、雨の中、走るのか… 

気持ちは、一気に落ち込む。
もしかしたら、普段の大会だったら、出走をやめていたかもしれない。
軟弱な、逆境に弱い私だから。
でも、今日は違う。
6万人以上の人が、抽選にもれ、涙をのんだのだ。
雨ごときに挫けていたら、バチが当たる。

ぐずぐず、四の五の言わずに、仕度をしなくっちゃ!

前夜、天候がわからず、ウェアも決めかねていた。
雨に濡れる ⇒ 冷えて寒い すなわち、要防寒 と判断。
予定していた 『ノースリーブウェア+アームウォーマー』 は却下。
赤タートルネック(ユニクロ)+ノースリーブランシャツの重ね着に決定。
ランシャツにゼッケンをつけ、家で、着込む。
裏にフリースのついたウィンドウブレーカーと100均の雨合羽を持つ。

このウィンドウブレーカーは、近所の激安洋品店で、198円だった。
荷物を預けたあと、寒さしのぎに着ていて、スタート近くに置き去る。
なくなっても、捨てられても、いいやと思って買ったもの。
それが、今までの大会では、ゴールしてスタート地点に戻ると、
ちゃんとそのままあった。
今回は、スタートとゴール地点が離れているので、回収できない。
脱ぎ捨てたら最後、捨てられる。
…198円でも愛着あったりして。



小田急線を利用。新宿に到着。
改札を出る前にトイレを済ませる。
現地の状況がわからないので、念のため。

雨脚は弱くなっていない…

方向オンチの私は、地下道は苦手。いっそう方向がわからなくなるから。
でも、今日は、同じ目的地へ行く人がいっぱいで、迷いようもなく、
雨も降るので、地下道を進む。

都庁に近づくにつれ、通路の両端で着替える人が多くなる。
下にすべて着用してるので、脱いで、シューズを履き替えるだけ。
私も、ここで、走る格好になる。
荷物預けの袋に荷物を詰め込み、会場へと向かう。

トイレは、行列。

荷物預かりは、どこ? 
トラックに直接預け入れるんだね。
場所がわからずボランティアの人に聞く。
BAG CAR 9 だったので、「9はどの辺?」 と聞くと、
ボランティアの人、スタートの整列エリアを尋ねられたのと勘違いして、
「ここを左に行くとG、H 以降は、こっちね。エリアは何?」 と
聞き返す。「Gですけど…荷物は…」 
「あ、荷物ね、何番なのー?」 と。
(だから、最初っから、9って言ってんじゃん!)
ボランティアの人も、いろんな人から、いろんなこと
聞かれるのだから、混乱もするでしょう。寛大な私は笑顔でお礼を言う。

荷物預けのところで、ポンチョとやらをいただけるのかと思ってたら
なかった。なんか、私自身混乱してて、聞きもしなかったけど
多分品切れだったんだろう? 人数分用意してくれてもいいのにね。
100均の合羽持ってきてよかったよ。
(このとき、人数分用意されていないものが他にもあるとはつゆ知らず)


スタートエリアにスタンバイしようと移動中(階段を上がれと指示された)
近くにいた女性のゼッケンが、私と近かったので、確認しようと
「Gは階段上がるんですよね。」 と声をかけると、
その女性のお仲間のひとりが振り向き、「○○さん!」 
と驚きの声を上げる。

 はっ、あ、あなたは~
 見覚えのあるお顔!

「あー!! 手賀沼の時の~!!」 と私も大声を出してしまった。

 ⇒手賀沼エコマラソン(詳細) 参照

手賀沼のスタート前に、お喋りした女性だった。
3万人もいる中で、再会できるとは!!
「すごい! これって、何か引き合うものがあるの!?」 
思わず、言ってしまった。

あの時、『荒川の強風経験』、『東京マラソンに当選』 と、
共通項が多く、初対面の見知らぬ人とは思えぬほど盛り上がった。
折り返し後、すれ違った時、彼女は、ゼッケンを見て私の名前を、
覚えていて、名前を呼んで声をかけてくれた。
今回、レース中に見つけたら、私も名前で応援したいと
お名前を聞いておく。
彼女はお友達が一緒だったので、「頑張りましょうね!」 と
言い合い、別々にGエリアに入った。


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とにかく、Gのエリアにスタンバイ。

時刻は、8時半を少し回ったところ。
スタートまで40分近くある。
隣に立つ外国人男性は、帽子ナシ、合羽ナシ。
早くもグッショリ。髪の毛と袖口から、雨のしずくが滴り落ちる。

私は、合羽を着ているので、身体は、濡れていないが
手袋がすでにびっしょり。手が冷たい。
念のためポケットにもう1つ入れてある。後半に付け替えよう。

   雨にむせぶ高層ビル

Gブロック。A~K まで、11のブロックがあるので、
真ん中より、少し後かな?
みんな我慢強く待つ。ひたすらスタートを待つ。

厚手のブレーカーと合羽を着ているので、身体はそう寒くない。
末端が冷たく、鼻の頭、耳、手足が、感覚なくなってきた。
ウォーミングアップも何もあったもんじゃない。
そういえば、使い捨てカイロ、持ってきたのに、忘れてた。
預けた荷物の中に入れたままだった。

とにかく、待つ。
DJ の声も音楽も上の空。
修行僧?托鉢僧? が、雨の中、人家の軒下で、
じっと待つ姿が思い浮かび、自分の姿と重なる。思わず苦笑。

ひとりでスタートを待つとき、手賀沼のように
知らない人に、自ら話し掛けたり、話し掛けられたりしてたのだが
今回は、合羽を被り、うつむいていたので、(気を消していた)
誰とも交流せずに、ひとりで、雨と寒さに耐えていた。
それで、余計に長い時間に感じられたのかもしれない。
あとで、NAさんに、「どの地点が一番つらかったですか?」 と聞かれ
「スタートを待つ間が一番つらかったよ。」 と答えたくらいだもん。

『気を消していた』 と書いたが、まんざら大げさな表現でもない。
動物的本能とでも言うのか、余計なエネルギーを使ったら
マズイことになるって無意識に感じてたんだろう。
寒くて、地団駄踏む人もいたけど、それもしかった。
ただ、力を抜いて、うつむいて立ってただけだった。

とにかく、長く感じた40分間だった。

精神的に疲労度の高いスタート前となってしまった…