はるまのとりとめのない日記 (ほぼおやつ日記)

【とりとめのない】「特に重要ではない単なるおしゃべり」といった意味合い

*めざせ地産地消

2008-02-12 | フツーの日記



今回の殺虫剤入り冷凍餃子。
捜査が進むにつれ、工場で故意に入れられたものらしい、と言われている。
大事件であることは変わらないのだが、「故意」 でない事故であったら
もっと怖いと思う。


スーパーには、冷凍品に限らず輸入食材が溢れている。
私たち消費者にも問題はある。
安価で手軽なもの、さらに見栄えのいいものを求めてきた。

タイ産冷凍ホウレンソウから基準値8倍の殺虫剤…大学生協(読売新聞) - goo ニュース


以前、中国産の冷凍ホウレンソウを便利に使っていた。
国産のものより、“バラ”になっていて使いやすかったのだ。
ほどなく、冷凍食品売り場から、その商品は消えた。
「おや?」 と思っていたら、ニュースで、基準値以上の残留農薬が検出され
発売中止になったことを知った。

便利さ、価格が安定している (ホウレンソウが高いときも年中同価格) という理由で
冷凍ホウレンソウを利用していたので、使いにくい国産のものにはチェンジしなかった。
ホウレンソウが安い時に、2把買って、茹でて、小分けにして冷凍。
そうでなければ、1把買って、使い切るようになった。

それに慣れた今となっては、冷凍のホウレンソウの必要性は全く感じない。
他の冷凍野菜も、最近ではめっきり買わなくなった。
残留農薬うんぬんというより、使い残した冷凍野菜が冷凍庫の中で
干からびていたことが度々あって、私みたいなズボラなヤツには
向かない商品と気付いたから。(主婦歴20年を過ぎた頃に気付いた)


ちょっと話は違うけど。
スーパーの特売で、バナナ1房100円で売られていた。
「1房」 なので、本数や大きさに多少のばらつきがある。
2人で買い物をする老夫婦。
奥さんのほうが、「こっちの方が大きい。あっちの方は6本ある。」 と
なるべく量の多いものをと、品定めしていると、ご主人がひと言。
「二人暮しなんだ。たくさんあっても食べきれない。腐らせるのが
オチなんだから、選ぶんだったら少ないのを選べ!」 と。
奥さんは、「だってぇ。」 と腑に落ちない様子だったけど、手近にあった
バナナの房をカゴに入れたようだった。

この奥さんの気持ちもよくわかる。
主婦の心理としては、少しでもお得なものをゲットしたいと思うものだ。
よく考えれば、たいした 「得」 じゃないことは一目瞭然なのだけど。

やっぱり、ご主人の意見が正しい。無駄を出すことは、「損」 なのだ。
私も、安売りの大量パックのものを買ってしまい
「あーまだ残ってる。早く使わなくては。」 と結構なストレスを感じたことがある。



結局、自給自足が出来れば、いちばんなのだろう。
自分たちが食べる分を自分たちで作る。
田舎暮らしを実現させ、それに近い生活をしている人々もいるにはいる。
しかし、普通の人はムリというもの。
それどころか、国単位で、自給できていないご時世なのだ。


輸送費のことを考えると、地産地消だね。
その土地で作られた旬のものを食卓に並べられるのが、理想。

今日、横浜産のホウレンソウを購入しました。
   小机 (日産スタジアム近く) の産

ありがたいことに、近所のスーパーには、地元産の野菜
けっこう並んでるんだわ。