2週間前の湘南国際マラソンフルを走ってる最中、ここで頑張ったら
つくばはやめていいんだよ~と己を叱咤激励しながら、つらいフルマラソンを
乗り切った。それなのに、やめないでつくばも走ってしまった。。。
2週間前の湘南は、20℃を超える暑さ。暑さにやられバテタ。
昨日は、最高気温は10℃以下だったのかな。
私、寒さに強いというより、暑いのが滅法苦手なだけで、暑いよりは
寒い方がマシという程度のこと。実は寒いのもイヤです。
予報では午後から雨。気分はどんどん落ち込む。
それでも4時半起きで、地の果てつくばへと向かう。
つくばは、05年・06年・07年・今年と4回目の参加。
今年は、ゼッケンと計測タグが事前送付されていたことと、
荷物預けが女子更衣室内にあること (男女別ということ) で
だいぶ余裕があった。これまでは、荷物預けが、ごった返して、
荷物を預けるのにめちゃくちゃ時間がかかったたのだ。
トイレの行列は、一昨年に比べると長かったが、スタート15分前には
スタート地点にスタンバイすることが出来た。
スタートを待つ間、ビッグサプライズ。
また、また、また、偶然、Sさんにお会いしたのだ。
(07年つくば 07年東京 で偶然お会いしてる)
私たち、とっても強い縁があるのかもしれない。
去年大きなご病気をなさったとは思えないお元気なSさんに会えて
とっても嬉しかったし、オチ気味の気分も、ぐーんとアップしたように思う。
スターターは丸山弁護士。
賑やかにスタートする。
スタート時のロスは、3分47秒。
スタート直後は、さすがに混雑。
前を走るランナーの踵を見ながら走るかんじだが、私自身も様子見、
アップをかねているので混雑は全く気にならない。
今回4回目の参加とはいえ、コースは今年変更あり。
元来、コースを吟味しないタチなので、どこがどう変わったかは
確認してない。たしか、06年にも変更ありと言ってた記憶があるので
3通りのコースを走ってるんだろう。
今回のラップタイム
Sー 5 28:01:99 (ネット=スタートロス含まず)
5ー10 26:18:20
10ー15 26:39:15
15ー20 26:49:58
<ハーフ地点 1時間53分39秒(ネット)
20ー25 27:08:13
25ー30 29:21:08
30ー35 28:54:85
35ー40 29:59:64
40ーG 14:20:40
ネットタイム 3時間57分35秒 (グロスタイム 4時間01分22秒)
タイムを見ればわかるとおり、25kmまでは好調。
私自身、「やっぱり、先々週は暑すぎたのよね。フルマラソン走るには
このくらいの気温がちょうどいい。今日は自己ベストかも。」 と
本気で思ってた。
そのあと、ちょっと落ちるが、お汁粉で元気つけて、盛り返す。
これはダメだ、と思い始めたのが37kmあたり。
最後の4kmは、かなりつらかった。
大学の敷地内に入ってすぐ、4時間のペースアドバイザーに追いつかれる。
(ここまで、この集団の位置を全く確認できず。急に現れたかんじ。)
「このままのペースで行けば、58分くらいでゴールですよ。」と
集団にアドバイスしながら追い越していく。
「お、58分台か。。。スタートロスが3分半以上あるのだから、
ネットで55分でゴールできるじゃないの、私。」 と頭によぎった途端、
緊張感がぷつんと切れ、気持ちばかりでなく身体全体がダラリとしてしまった。
集団で走るのが苦手なので、ペースメーカー&集団を見送った。
その後、大幅にペースダウン。
今年のコース変更、2つ目は、この大学敷地内に折り返しコースがあること。
どのくらい走ったら折り返しなのか、皆目見当が付かないことも
気持ちが途切れる要因のひとつになった。
最後の 5km 地点からは、距離表示が普通の距離表示と残りの距離の
表示との2本立て。
「あと3km」 の看板の所で、40km地点と勘違いしてタイムをとってしまう。
すぐ間違いに気付いたが、ここへ来ての残り 2.2km と 3km の差は
気持ち的に大き過ぎ。同時にパタリと足が止まってしまう。
さらに大きくペースダウン。
40km過ぎで、ハムストリングが攣る。予兆はなかった。いきなりといった感じ。
こ、これはマズイ。
思わず立ち止まる。
上体を倒して軽くストレッチ。
追い越して行く男性が、「あと少しだ。頑張れ。止まっちゃダメだ。」
と声をかけてくれる。
「だって、しょうがないじゃーん。攣っちゃったんだもーん。」
と心の中で暢気につぶやきながら、実際には「ハイ!」 と応え、
恐る恐る走り始める。
なんとか、大丈夫そうなので、ユルユル走る。
きっと、トラックに入る直前に海実子さんが待っててくれるんだろうなー
元気に通過したいなー、と思う。
けれど、どんよりのまま海実子さんの前を通過。
ここで、ネットタイムでなら、4時間切れることを確信。
トラックを思い切り走ったら取り返しの付かない攣り方をして
ゴール出来ないかもしれないと、完璧に守りに入ってしまったラストだった。
結局、ギリッギリの4時間切り。
前半の貯金を後半で食いつぶすという悪いカタチでのサブ4 だ。
最後の最後で、攣ったことは全くの想定外。
それ以前に、38kmあたりで気持ちも切れてたので、ネットタイムとはいえ
4時間切れてヨカッタ、と単純に考えればいいのかな。
もうチョット余裕の4時間切り、出来ないもんかしらねえ。
ギリギリ4時間切り。前半の貯金を後半食い潰すという悪いパターン。
このパターンを脱したいと思うものの、そのために何かしようとは
思わない。ずっと、こういうのが続きそう (あーやだやだ) 。
そうそう、寒さのこと。
やっぱり、レース中は、あのくらいが走りやすい。
昨日の寒さは、ゴール後が一番堪えた。
「立ち止まらないで。」 「流れに従って進んでください。」 の声に従い、
記録証の発行場所へと向かう。
女子更衣室の前を通ったので、先に着替えを済ませたいな、と思ったけど
列を抜けられない雰囲気だったので、そのまま進む。
4時間前後のゴールの選手は多いんだろう。相当の行列。
気温が低くともレース中は汗をかく。
濡れたウェアのままでいると、身体がどんどん冷えていく。
とくに末端、手指は感覚がないくらい冷たい。
計測タグは、係りの女性に外してもらった。
ゴール後もらった、お水 (ペットボトル) のキャップがあけられない。
手がかじかんで力が入らないのだ。前に並んでる男性に開けてもらった。
同じく貰ったソイジョイも開封できない。こちらは前歯で切込みを入れて
なんとか出すことが出来た。
そのうち、末端だけでなく全身、冷えてきてぶるぶる震えるほど。
「冷え込んでいます。あとからでも記録証は発行します。
先にお着替えされてもいいですよ。」 とのアナウンス。
「!」 やだー早く言ってよ。
もう発行所のブース前に来ちゃってるし、すでに冷え切ってるんですけど。
しかも、私の並んだところは、プリントアウトに妙に時間がかかってる。
係りのオネーサンが、「プリンターが古くて遅いんです。」 と平謝り。
そんなに寒い思いをしたけど、風邪引かなかった。
やっぱり、私、屈強?
備忘録 等々の追記あり。草稿中です。