ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

梅干しさん

2013年05月17日 | ごはんよもやま話

調子を崩してた息子ですが、朝起きたら熱が下がり学校に行きました。

よかった!!

と言っても本調子かどうかよくわからないまま。

だって、起きて着替えて顔洗って。ごはん食べて身支度して、行ってきます!!・・・これで30分かからないくらいで出ていってしまいます。

「健康観察」(なんだか懐かしい言葉!!)なんてしてる間もありません。

でも、前日より格段によくなったようではありました。

 

 

おべんとうを作ろうとしたら、「おにぎりにして」という息子。

ん?それだけでいいの?

高校入学後ほどなくして、お弁当とおにぎり4個か5個持っていくようになったので、おにぎりは毎日作るのですが、それだけでいいという。

そっか。やっぱりまだ調子が戻ってないんだね。

おにぎりでも食べられるのだったらそれでいいよ、と急いで4個。梅干しとちりめん山椒。

もちろん自家製です(*^^)v

 

普段は授業の合間や部活が終わっての時間にひとつひとつと食べているおにぎり。

とりあえずこれを食べたらまた少し元気になるよ。

 

 

去年漬けた梅干しはなかなかいい感じに漬かっています。

来週の「スイーツ横丁@おうちカフェ」で販売するので出してみたら、はいこのとおり、うんうん、この前よりまた美味しくなっていて、なかなかの自信作です(^^)v」

今日はこれをちょっとした陣中見舞いにもしました。

お疲れの友人に渡したら喜んでもらえたようでうれしかったです。お口に合ってればいいんだけど(^^;)

なんだか「梅干し」って思うだけで、元気パワーもらえる気がするんでしょうね。

 

 

梅干しってほんとに不思議な力がある気がします。

私は実も好きだけど種も好き。

おにぎり用に実をほぐして取った種をあつあつごはんに乗っけて、ちょっと赤くなったご飯を食べて、そしてこの種を今度は三年番茶に入れてしばらく置いてから飲む。

この一連の流れがまた好きだな。

お茶がほどよく酸っぱくなって、最後はこの種をしばらく口に含んで。

割って種の種を食べれば完璧かなと思うけどそこまではしません(^^;)

 

 

帰ってきた息子は、案の定おなかをすかせていました。

食欲があれば大丈夫っていうしな、梅の力で元気が出てきたかな。

健康管理は難しい。高校生となれば自分の責任だけど、それでも親は親。

いつも元気でいてほしい、梅干しさんはそういう母の願いの心強い味方。

そろそろ憎まれ口たたき出したから、たぶんもう大丈夫やね(*^^*)

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寝込んで、京都のお正月!?(^^;)

2013年01月08日 | ごはんよもやま話

お正月の話はそろそろおしまい・・・かと思いますが、今年のことをちょっと書いておきたいと思います。

写真はお正月にいただいた白味噌のお雑煮。

と言っても、5日です。

夫の実家はおすましで、白味噌みたいな甘いのは食べられないというので、夫が家にいる間はずっとおすましです。

でもやっぱり自分の食べて育ったお雑煮を食べてやっとお正月が来たという気がしました。

というのも今年はお雑煮と数の子だけ自分で準備して、他はできあいですませてしまったのでした(><)

 

 

おせち作りは私の好きなことのひとつ、と言っても、けっして気合を入れて時間をかけてというのではなく、作るのが好きなものが集まってるので楽しい・・・というのが正直なところです。

だって、根菜煮炊きしたり、お豆炊いたり。

手の込んだものを作ってきれいに盛り付けできたら一番いいのですが、そういうのより、これだけの種類を短時間で作ったというほうが達成感があってまたそういうのを子どもたちも食べてくれるので、毎年ほぼ大晦日一日でババッと作ってしまいます。

それでもまあ数品お重がいっぱいになるほどはできます。

 

 

去年はこんな感じでした。 → こちら (よかったら見てくださいませ)

む、よく読んだら2時間で作ってる・・・(^^;)うーん・・・。

 

 

今年も同じようにお豆だけは戻しておいてとは考えてたけど他は大晦日にババッのつもりだったんです。

ところがクリスマス過ぎた頃からの体調不良をごまかしごまかし過ごしてたけど、とうとう29日から寝込む有様。

で、結局31日に断念することにしました(泣)

受験生もお正月から塾があるし、いつものようにお正月はゆっくり食べてテレビ見てみたいなんはできないし、ちょうどいいかななんて思ったんですけど、あらら、家人が「でもなんか食べたい」と。

そこで気がつきました。私には頼みの綱の都筑阪急がある!!と。

 

 

家から車で10分ほど走らせれば、大好きな阪急があるではありませんか。ここに行けばなんでも揃う。

案の定、地下の食料品売り場にはおせちの数々。これからピックアップしよ。料亭とかのおせちを予約してなくても、なんとも簡単にお重につめられるものができました。よかった。

それで写真撮ろうとしたんですけどね、子どもにやめろと言われました。プライドないのかってことでしょうか。そらそうですね。はい(^^;)

 

 

さすが阪急なので、京都のものが沢山揃いました。

ごまめは美濃吉。栗の甘露煮や丹波黒豆煮も北尾の。

おすまし雑煮の中には半兵衛麸の花麸を入れました。

それから、一保堂の大福茶。抹茶も花びら餅といただくように購入。

あとはなんだったかな、とにかく京都の香りのするものをこんな時だからこそ買ってみました。

年越しそばも松葉のにしんそばを。ちゃんとパックになって家で作れるのを売ってるんですよね。

 

 

頑張ったら作れないこともなかったけど、今年はあきらめてよかったかなと思っています。

そうして、またこういうことにならないように自分の体を過信しすぎないようにしようと反省。

さぼった自分の身を省みてチクチクするけど、でも京都をほんのり感じるお正月は私にとって懐かしくあったかい気持ちを運んでくれたのでした。

 

さあ、今年の年末は気持ちよく迎えられるように、今からが今度のおせちづくりのスタートです(^^;)

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ひげ根に元気をいただきます。

2012年12月28日 | ごはんよもやま話

 

今年もあとわずかとなりました。

皆様、お忙しくされていると思います。

私も大掃除で忙しく・・・と言いたいのですが、こんな時に風邪をひいてしまいました。

数日前から背中がつまるような感じがしていておかしいなあ・・・と思っていたんです。

体も固くなってるように感じるし。

そしたら案の定、熱はないですけど、倦怠感、喉の痛み、鼻水・・・などなど。

 

こう言うときは寝るのが一番ですけれど、時節柄、そういうわけにもいかず、まあぼちぼち復調の兆しです。

 

 

それで今日の晩ご飯はうどんすきにしました。

日高昆布の上等のがまだ少し残っていたのでそれをしばらく水に浸けておいて、火にかけ、ふつふつとなったら純米酒、薄口醤油、濃口も入れて、あとはシママース。

これだけで美味しい昆布出汁が取れました。

それにたっぷりの鶏もも肉、白菜、えのき、しいたけ、水菜、菊菜、おネギ、お豆腐・・・。結構シンプルかな。

 

そのネギですが、ちょうど今週「大地を守る会」で届いたのがあったので、それを使いました。

写真を見てわかるでしょうか、少し赤いんです。

これ、「とくたろうさん」という日本の在来種のお野菜の届く企画品のなんですけど、「赤ねぎ(赤ひげねぎ)」というものだそうです。

「茨木県北部では昔から軟白部が赤くなるネギが生産されていた」そうで、種子を探し出して野原さんという生産者の方に作ってもらったものとのこと。(お野菜の添付の説明より)

 

このネギ、私は初めてじゃない気がします、どこで買ったのか覚えてないけど。自然食品店みたいなとこかもしれません。

とにかくこのネギを使おう。

 

 

届いたときは泥付きでしたが、外の汚いとこだけとって洗って、このとおり。

そうして、右のほう、わかるでしょうか。

赤ひげねぎ・・・というだけあって?、りっぱなひげ根がついてたんです。

なので、それもきれいに洗って、このとおり。

ひげ根ってピンと針のように固いものもありますが、このネギのひげ根はほどよくやわらかかったです。

これもお鍋に入れました。

 

いつもいいひげ根がついてたら、細かく刻んで使います。薬味でも、こうしたお鍋にでも。

ひげ根は特に薬効が高いと聞いたので、捨てるのはもったいない。まして体調がよくないときは全部自分で食べたいくらい。

 

 

お鍋の写真は撮れませんでしたが、とても美味しくいただきました。

時々おうどんにひげ根が絡まってきて、よしよし、ゲット!!って気分に。

たくさん食べてあったまりました。

 

さあ、明日は元気になれるかな。なれますように。おやすみなさい。

皆様もご自愛くださいね。

明日の朝はこのおだしでおじやです♪

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乾ぱん作りといも掘りの日曜日。

2012年11月08日 | ごはんよもやま話

 

今日は日中あたたかで、ぽかぽかがうれしかったです。お庭の剪定をしようと思いながら、この前虫のついていた椿の葉っぱなんかをを眺めていたら時間が経っちゃって、うーん、明日に持ち越し。

明日できるかな。朝からまたいそがしい。でもちょっとずつやろう。ここで宣言だ!!(*^^)v

 

 

この日曜日も今日のような晴れ間がうれしいお天気だったので、窓際にいすを動かして、乾ぱんをつくりました。

それが上の写真。

我が師匠(勝手に呼んでます)魚柄仁之助先生の6月の講演で乾ぱんの話を聞いて以来、食パンがちょっと余れば干して作っている私ですが、こう書きながらうちは基本的にパン食ではない家なので、お昼に調理パンやデニッシュなどを買うことはあっても、いつもパンがあるという状態ではないのです。

だから、なかなか残らないのですが、貴重な1枚を乾ぱんにしてしまおうと・・・。

 

写真のように、今回はちっちゃな四角に切りました。クルトンの大きい感じ?いや、こんな大きなクルトンはだめでしょっ。まあなんか使い道あるかななんて思ったりして。

ひとついいなと思ってるのは、ちっちゃくすると乾物をいつも入れてる保存瓶に入れやすそう。

完全に乾燥したらビンに入れて並べる・・・。うーん、楽しみっ♪

 

 

一日では乾かないので、夜になったら人の出入りも多いから埃対策?で、紙袋に入れてみました。

  

ワッフル買った袋。何か美味しそうなのが入ってるように見えて、子どもがひっかるんじゃないかと期待したけど。子どものほうが一枚上。

なんだか置き方がわざとらしかったからバレてたらしい。ん、くやしい(**)

夜の間紙袋に収納案はなかなかよかった。また次の日、出しやすいし、半乾きだったとしても蒸れたりしないから。

ちょっと小さくなってできあがったような。ビンに入れた写真が撮れたらまたアップしますね。

 

 

乾ぱん。たまたま食パンが余ったから作ったのだけれど、しっかり乾燥したらこの状態で数ヶ月持ちます。いざというときの乾パンはこれでもOK?

ちょうどスーパーの備蓄食のコーナーで、こんなものを売っていました。

 

  

 

他にもマリーやコアラのマーチ、もちろんスタンダードな乾パンも。缶がかわいかったからそれが欲しくて買ったけれど、これがいざという時のためになるのか? 子どもたちも大好きな人気ものだから、避難していてこれが食べられたら元気が湧くのか・・・。中のクリームは?

実際のところはわからないですが、これをしまい込んでおくより、余ったパンをせっせと乾燥させたり他にも乾燥できるものは干してしまえば、どんどん備蓄できるのか・・・うーん。

 

 

さて、この日の午前中は町内で掃除の後、おいも掘り。

私たち役員はお手伝いだけだったけれど、おいも掘りなんてひさしぶりで楽しい♪

 

第一号の収穫。

掘ったお子さんの得意げな表情が印象的でした。

 

たくさん採れたおいもは数と大きさを均等に分けて、参加したお子さんと家族に。私たちは余ったものをいただいてきました。

立派なものはわけちゃったから小さいものばかりだけれど、かえってこのほうが使いやすかったりして。大きいのだと包丁も入りにくいしね。

 

 

私がいただいたのは・・・

ちっちゃなおいもさんの横にあるのは、うーん、なんだかかぼちゃみたいでした(^^;)

でも、お料理に使うのなら、どうせ切っちゃうんだし、形なんぞ少々のことはいいんです。

 

 

てのひらに収まるくらいの大きさのものばかり。掘り立てのおいも。どうして食べようかな・・・。

悩んだすえ、ふかし芋にしました。すぐ火が通ってほかほかやわらかく、あっさり素朴な甘みでした。あっという間に手が伸びて、写真は・・・撮れなかったです(^^;)

塩をつけたりバターをつけたり、これだけでごちそうでした。余った分はラップして、子どもが朝温めて食べていきました。

まだ少し残ってるから、近々さつまいもごはんにするつもり。

 

 

実りの秋のおすそわけもいただきました。

柿と・・・、柚子?ん?ちがう・・・? 作ってる方にも何かわからないとか。もいだときに皮も少しむけちゃったので割って味見をしてみたら、うーんなんだろう、あっさりレモンのような・・・。わからないけど、とにかくいただいていきましょう(^^)

 

 

柿はもう少し置いて色づいてからでないとね。でも、この柑橘系のもの・・・。

 

 

これが頭の片隅にあったのか、夕飯の買い物に行ったら、たまたま飲みたくなったものがあって・・・

コロナビール。いつもカルディにあって見てるんだけど、奥に冷やしてあるというから一本買ってみました。

お鍋にコロナ・・・おかしいかな。でも、けっこう合いましたよ。

コロナビールと言えばライムだけれど、すっかり忘れて帰ってきてしまい、この柑橘系を切って絞ってみました。

うーん・・・。やっぱちょっと足りない感じ・・・(^^;)

 

 

あとは器にしぼって、うどんすきにちょっと垂らしてみたら、変化がついておいしいかったです。

 

 

本格的な冬が来る前に、昼間のぽかぽか気持ちいい時間を満喫しておきたいな。

いろいろ一段落したら、紅葉を見に出かけたりもしてみたいな。それまでは家でおひさまの心地よさを感じて過ごしたいなあと思います。

 

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「パンのみみはどこが好き?」

2012年11月02日 | ごはんよもやま話

 

今日は一日家にいようと決めていました。

このところお出かけの毎日だったけど、今日締め切りの仕事がひとつ。それから家の片付け、庭もきれいにしなくっちゃ。そろそろ落ち葉の舞い散る時期がやってくるからその前に。

段取りを考えていた朝、テーブルに置いた弁当を次男が見て「今日、テスト。弁当いらない」

えーっ。作ったのに。って、私が悪いのだ。市立中学の学習状況調査。そうだ、昨日と今日の二日間だった。受験勉強に気を取られ(って私がしてるわけじゃないけど)、またうっかりしてた。

そしたらお昼に帰ってくるの?私の時間は?お昼ごはん家で食べるよね、このお弁当でどう?

・・・全部言葉には出していないけれど、うーん、せっかく考えた段取りなどどこへやら。

「お昼ごはん家で弁当はイヤだ」と言われ、せっかく作ったのに・・・と一瞬思ったけれど、そうだ、この子は最近夕飯も弁当だ。学校から帰ったらすぐ塾に行くと言うから、最近は毎日夕飯は弁当を作って持たせている。もしくは届ける。

そやなー、せっかく家で食べられるのになあ。うーん、でも私も時間がない。

 

あっ、食パン買って残ってるのがあった。

残ってるしまた乾パン作ろうかと思ってたところ。あれでピザトーストにしよう。

 

 

材料はありあわせで十分。

玉ねぎスライスして、ピーマンと、ベーコン。

ピザソースは買い置きの光食品の有機トマトソース。これは素直な味でとっても使いやすい。

トマト、玉ねぎ、にんにく、しょうがは100%有機。有機純米酢、国内産粗糖使用。

 

 

食パンにトマトソースを塗って、具をのせて、チーズはよつ葉のシュレッドチーズ。このチーズがまたおいしい♪

簡単シンプルすぐできた。

それが上の写真。息子はこれを2枚半。私は1枚半食べました。そそくさと撮ったからこんなのですみません(^^;) 写真撮るならもうちっときれいに作ればよかったなあ。

紅茶はいつもの定番、アフタヌーンティーのアフタヌーンティー(笑)。それに牛乳入れてミルクティー。秋だしな、ホッとする。

 

 

向かい合って食べていると、何となくぽつぽつと話ができた。

学校のこと、受験のこと、友だちのこと。最近あんまり話さなくなったのでひさしぶり。

そうしているうちに、なぜかパンの耳の話に。「どこが好き?」

私は焼いたときに一番上になる山の部分。下っ側はあんまり好きじゃない。では息子は・・・「焼かれてないとこ」。

ん? あ、そうか、横っ側なのね。へー、そうなんだ。

 

 

パンの耳なんてどこでもいっしょという人もいるけれど、結構パンのみみ好きマニアックな人もいて、昔出してたミニコミ誌で盛り上がった。

あの頃この子はいくつだったのだろう、歩いていただろうか、そもそも生まれていたのだろうか。

としつきが経っても、背が伸びて私を追い越しそうになっていても、ボロクソに言われても、やっぱりいとしさは変わらない。

くやしいけど。

パンのみみごときの話だったけれど、こうして他愛の無い話をしたいっときが、またひとつ心の中のたからものになったような時間でした。

 

 

あ、締め切りの仕事はとりあえずできました。よかったよかった(#^.^#) ちょっとだけ開放感♪

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1年前はこんなんでした(^^)

2012年09月29日 | ごはんよもやま話
 
ワラサのお刺身
撮影会が終わったその日の夕方。ピンポン・・・。なんと、友だちがワラサを持ってきてくれました。ワラサはブリのひと回り小さいもの。ブリは大きさによって名前が変わる出世魚。...
 

 

 

 昨日、gooブログからあるお知らせが。

1年前に書いたブログ記事が送られてきたんです。

まぁ~、ご親切に・・・(^^;)なんて思ったものの、読んでみると、うんうん、懐かしい。

1年前も今も自分自身にさほど変わったこともないけど、こうしてその後1年変わりなくブログ更新を楽しんで続けていられることをあらためて感じ、ちょっとうれしくなりました。

内容は・・・、見てのとおり「ワラサのお刺身」の話なんですが、ここに結構なお宝写真とも言えるものを載っけてます。

いえ、そんなたいそうな、ただのワラサくんの顔のことなんですけど(^^;)

本人は大真面目で記事を書き写真を撮ったと思うのですが、うーん、おもしろブログを目指していたとしか思えない・・・。いや、ほんまに真面目にワラサをさばき、記事を書きしてるので、よかったら読みに行ってやってくださいまし。

 

 

見ると、この日はこのワラサの前にひと仕事して、ブログも3つも書いてました。

うーん、精力的なやっちゃなあ~。

まあ、これからもぼちぼちやります。

来年も楽しくお料理したり遊びに行ったりブログを書いたりできていたらいいな。

なので、今ここを見てくださっている方々、これからも遊びにいらしてくださいね。

よろしくお願いいたします♪

 

 

さて、今日の晩ごはんは・・・。

  

ポトフです。このル・クルーゼのお鍋にいっぱい。

もうほぼできてます。あとは、温めてかぶとブロッコリーを入れるだけ。

体調不良者のリクエスト。これ以外に甘長唐辛子炊いたり、残りものもいろいろあるので、にぎやかに食べられるでしょう。

今日は日中はいいお天気で暑かったですけれど、調子を崩しがちだから、こうしてお汁たっぷりであったまるものもいいですよ。

ではこれから少し出かけてまいります。

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バラバラ事件(^^;)

2012年09月17日 | ごはんよもやま話

今日は朝から公民館。お昼を挟んで町内の敬老会でした。

お役目の司会も無事終わり、打ち上げでコップ酒もいただき、うっぷ、昼間っから飲んだらしんどいやん・・・と思いつつ、家に帰り着き、コーヒー入れてちょっとホッと一息ついて、うとうとうたた寝。

うーん、ちと疲れてる。昨日も公民館の物入れで荷物を取ろうとして頭をぶつけ、たんこぶこそできてないけど今もちくちく痛いのです。

注意力散漫なのがいかんなあ、今日はさっさとすませて早く寝なくちゃ・・・と、夕飯の用意にかかる・・・。

 

 

買い物に行く間もないから冷蔵庫にあるもので作ろう。

しゃぶしゃぶ用のお肉が冷凍してあったから、それで冷しゃぶにしよ。

しゃぶしゃぶは昆布だしの中でしゃぶしゃぶして、あくを取ってこれで豚汁風味のお味噌汁に。豆腐とごぼうと小松菜にしましょう。

それから、かぼちゃの炊いたん作ろ。どぼ漬けと、おっと、銀鮭を焼いて残ってるのんも出して。

そして、水菜としめじで胡麻和えにしよう。しめて30分。これで今日の晩ご飯できあがり。

 

 

と、かかり始めたのですが。

しめじで大失敗。

ぼおっとしてたんでしょうね。パックから出すときにぶちまけてしまい、床にばら撒いてしまいました。

ううっ、情けない。慌てて拾う。

しめじって、落とすとこんなにバラバラになるって知らなかった。

水菜をゆがいたあとのお湯に石づきをとったしめじをぱらっと放ち、ひと呼吸おいてさっと上げて、それを冷まして胡麻和えに使う。そんな簡単な段取りのはずが、めっちゃ手間取ってしまって。

拾って洗ってひとつひとつに分かれたしめじに包丁を当てて。うーん、イライラする、しめじに? いや、自分に。

あー、もう、よう失敗するなあ。

 

 

それでもなんとか支度は整って、はいどうぞ。おいしくいただきました。

ふぅ。今夜は早く寝よ。そして、また明日は朝から元気にガンバ!!

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ふたりごはん

2012年08月25日 | ごはんよもやま話

一昨日はひさしぶりにふたりごはん。

なんだかちょっとドキドキ緊張する(#^.^#)

相手は・・・次男なんですけど。

 

 

イマドキの中学生は忙しい。夏休みも夏期講習でほとんどいない。夕方で終わっても、暑い家にいるより快適だと言って塾に夜までいたりする。友だちといるのが楽しい・・・も大きな理由だろうけど。

目の前にコンビニがあるからお腹が減ったらそこで買う・・・というけれど、たまにはいいけど毎日それが続くのは心配になる、というより、私はそれは許せん!!です。

なので、おにぎりを4個ほど持っていく。それと冷たい三年番茶。もしかしたらそれプラス「肉」とか買ってるのかもしれないけど、そこは関知できない。信じるか黙認するしかない。

でも、おにぎりを持っていくだけでもマシだと思ってる。これは自分で持ってくと言ってくれた。よかった。コンビニのよりおいしいんだ、きっと。もしくは、この前熱出したから、食の乱れは体調の乱れって自分で思ってるのかもしれない。

雑穀ごはんに中味は自家製梅干か私が炊いた塩昆布。それである程度おなかはふくれてそれほど他に食べられないはずだから。

だけど、なるべく一度夕飯を食べに帰ってくるように言っている。夜遅く食べさせるのはあまりしたくない。自転車で片道5分ちょっとだから、食べてまた行く。

 

それが、この日は塾がお休みだったんです。そして、うちは5人家族だけど他のメンバーはいろいろでいなくてふたりだったのです。

よーし。なんだか久しぶり。好きなもの作ったげよ。

 

と、思っていたのに、ほら、この日は具合悪くなってグルシクて寝てた日。うう、ふたりだったらもうどっかに食べに行っちゃおか。それでいいよ・・・という息子。

 

いやいや、コンビニはあかん、遅い時間もあかん・・・なんて言ってるのに、外食は今日はあかん。家で普通に食べられる日だから。

・・・、とゆるい服に着替えたらちょっと楽になったので、ささっと作ることにしました。

 

 

とりあえず30分で作れるものを作ろう、そしてなるべく好きそうなものばっか。

できたできた、できました。

 

雑穀ごはん、なすとえのきと豆腐の味噌汁、鶏もも肉・おかひじきと舞茸のソテー、もずくときゅうりの酢の物、島オクラ、どぼ漬け(きゅうりとかぶのぬか漬け)。

せっかくのふたりごはんなのに、いつものフツーのごはんになってしまった。

でも、でも、全部おいしい。全部好きなもの。

もずくは能登の天然もの。さっと湯通ししてから酢の物にするから、ちとひと手間。これがとってもおいしい。

それから、島オクラ。沖縄のこのオクラは甘みと滋味があって茹でただけでおいしい。なんにもつけず、このままぱくぱく食べる。

いつも取り合いの島オクラも、お肉も、好きなだけ食べていいよ。・・・これだけで喜んでる。

 

なんだか気分がよくなってきて、そうだ、期間限定ふじりんごのシードルをあけよう・・・といそいそと取ってきたら、息子がじろり。

「お酒?」って。

いや、その、ジュースみたいなもんだし、ちょっとだけ、なんとなく。妙に焦る(^^;)。

そのせいだったのか、お茶を湯呑に入れようとして、空っぽになった切子の器に入れてしまった。げっ、ちょっとお酢が残ってた・・・。

くすくす息子が笑ってる。くそっ・・・と思いつつ、なんだか愉快。

 

こうしてささやかだけど楽しい晩ごはんもごちそうさまでした。食べに行かなくてよかったな、こんなのだけどおいしく食べてくれたようだ。

私もとってもおいしかった。

 

 

そういえば、昨日もふたりごはん。こっちは娘と。息子はまた塾で、一時帰宅のパターンだったけど、その前に娘とふたりで食べたから。

雑穀ごはん、玉ねぎとさつまいもの味噌汁、賀茂茄子田楽、豚肉とゴーヤと舞茸の炒め物、しめさば、どぼ漬け、そしてまた島オクラ。

前日よりちょっぴり豪華かな。お腹いっぱい食べて満足。

 

娘との時間も楽しい。でも、前日の息子との時間はまたちがったな。この先成長していくとまた変わるだろう。兄ともまたちがうだろう。

それが楽しみでもあり、ちと不安でもある。

でも、食べることが好きならばこの先も楽しい時間はきっと持てるよ、きっと・・・と自分に言い聞かせる。

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お盆も普段通りに。

2012年08月14日 | ごはんよもやま話

お盆真っ只中、ここ数日、我が家の人口密度が低いです。

諸事情あって、夫も子どももあっちこっち丁稚(す、すんません。関西人しかわからんかも。しょーもないことをつい・・・)、晩ごはんが娘とふたりが続いてます。

ふたりやし、できあいのもんですまそうかと思ったり、食べに行こうかと思ったり、洗いもんの少ない一品ですむものにしようかと思ったり・・・、なんか自分でこれはあるまじきこと・・・と思う考えがふつふつと湧いてきてしまいます。

こういうとき、ひとり暮しでもきちんと料理を作っている人はエラい!と思うのです。

もちろん、自分で食べたいなあと思うもの、食べるべきと思うものを作ろうと思う日もあります。

でも、食べる人がいてくれてこその料理の喜びもあります。普段、4~5人分(なんか変な書き方ですが、感覚としてはこういう感じなのです)のごはんを作っていてそれが毎日2人分となると、なんかモチベーションが下がる感じ。

ましてお盆。たくさんの人が休んでるとき、レジャーの便りが聞こえてくるときにも勤勉に動けるほど志が高くないのが、情けないけど正直な私です(^^;)。

 

 

でも、そう言いつつ、普段とそう変わらないごはんを結局作っているお盆です。

やっぱり、基本はごはんとお味噌汁、煮物、和え物、菜っぱとかが食卓に上るごはんを食べたくなってしまいます。

上の写真は昨日の晩ごはん。

大根・・・今はあんまりおいしくないけれどでも食べたくなって炊きました、大根と厚揚げの炊いたん、モロヘイヤのおかか和え、白なすの田楽、キャベツと大根、えのき、厚揚げのお味噌汁。

それと、少し手抜きで天然わらさのお刺身と、「なんだかおいしい練り物が食べたい気分」と言った娘のリクエストで生姜天、これは買ってきました。

こうやっていろいろ並べて食べるのが日常の晩ごはん。暑いときほどいろんな野菜を食べたくなります。

 

 

ほんとはその前の日、少し出来合いのもんを買ってきました。

用事のついでに横浜高島屋に寄ったら、あらびっくり。デパ地下には京都のお店がたくさん入ってました。

かの昔、京都に帰省の最中、一度は錦市場と大丸や高島屋に両親と子どもたちと行くのが恒例で、こんな時だけだし巻き卵やらう巻やら、はもの焼いたんやらを買ってくれて晩ごはんに食べたのを思い出しました。

見ていたら気分がその頃にタイムスリップしたのか、何か買って帰ってもいいかなあと言う気になったのです。

見ると、Mという料亭の「おばんざいセット」というのを売ってました。

おー、これええやん、ちょっとどんな味付けにしてあるのんかも気になるし、ふたりだけやし、勉強と称して買ってみたいなあ。

 

ところが横にいた娘に言うと、めちゃくちゃ不満顔。絶対にヤダッと言う。

「だって、他のとこのこんなん食べたくない。ひじきもおからもかぼちゃもなすもひろうすもうちの味とちがうのはいやだ」と。

で、でも料亭やで、Mのやで、きっとおいしいと思う。

・・・と言いつつ、そういえば、昨日炊いたかぼちゃが冷蔵庫にあった。それから・・・そやなあ、これだけで千円札1枚飛んでいく。おばんざいって高いもんなんやなあ。

 

でも、なんとなくノスタルジーから抜け出られなかった私は、だし巻き卵と鴨ロース6枚だけ量り売りして買いました。しめて600円くらい。これでも高っ。

 

 

で、これがこの日の晩ごはんでした。

かぼちゃの炊いたん、小松菜のごま和え、おなすと玉ねぎとみょうがのお味噌汁、いただいた北海道のとうもろこし茹でたて、それからだし巻き卵に鴨ロース3枚ずつ(^^;)。

 

ひゃー。卵、おいしかったです。でも、錦のほうがおいしかった気がしました。料亭の味はなかなか庶民には合いません。

そして、何よりおいしくもりもり食べたのが小松菜でした。

ふたりで1把すぐ食べてしまいました。

 

 

日常の食事はこれでいいのでしょう。これだからいいのでしょう。

お盆でもなんでも変わりません。だからこそ、ハレの日の晩ごはんや外食が際立つのです。

 

と、書いたところで、今日の晩ごはんは外に出ることにしました。気分も楽しむことにして。

さてどこに行こうかな♪

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映画「天のしずく 辰巳芳子 “いのちのスープ”」の試写を観てきました。

2012年08月04日 | ごはんよもやま話

 

7月30日(月)、東京・牛込箪笥区民ホールで「2012夏期学校給食学習会」があり、参加してきました。

横浜市は給食があるのは小学校の間だけ。

私の子どもたちはもうとうに給食を食べることはなくなり、普段は考えることもしないのですが、もう8年も前、PTA会長をしていたとき民間委託の波が押し寄せてきて、このことに向き合うこととなり、この夏期集会にも参加したことがありました。

そのとき、給食はただシステムとして、食育の一環として、決められて毎日提供されるだけのものではなく、子どもたちにとっていろいろ大きな意味を持つのだということ、その反面政治的というかいろんな人たち・立場の思惑によって左右されてもいるのでは・・・ということなど、様々な面を見ました。

なので、本当は2日間あるうち全部のテーマ、講師の先生方のお話を聞きたかったのですが、諸事情があり、今回絶対行きたいと思った理由の「辰巳芳子先生の講演」と「天のしずくの試写会」だけは観たい・・・と思って出かけていきました。

 





2月の「大地を守る会のオーガニックフェスタ」でも辰巳先生のお話を伺うことができ、大変感銘を受けて帰ってきましたが、だからこそ2回目となるこの日は前回よりもう少し冷静に(前回は初めて拝聴する辰巳先生の声だけでも舞い上がっていました)ひとつひとつの言葉をしっかりと聞くことができるかしら・・・、そうしたいと思っていました。

午前中は「福島からの報告」を聞けただけでしたが、震災後の福島の栄養士さんたちの並々ならぬ努力が心に響きました。




さて、午後です。
たまたまとれた席は映写機?のすぐ後ろでしたが、2番目のど真ん中でかぶりつき状態。もうこれだけでドッキンドッキンです。
辰巳先生が登場され、大地を守る会・全国学校給食を考える会の吉田和生さんが聞き役にという形でお話が始まりました。

「学校給食を日本の希望にしよう」が今回の講演テーマでした。

辰巳先生からいくつかの問いかけがありました。

「給食を食べる子どもたちの年齢というものは、人生にとってどのような意味をもつか」

「食べたいもの、食べているもの、食べさせなくてはならないもの」

「いのちとは何か」

「人間にとって『おいしい』という意味はどういうところにあるのか」・・・

みなさんはどういうふうにお考えになるでしょうか。

 

辰巳先生は、この時期の子どもたちの年齢は歯が生え変わるように「身体的生え変わり」が行われている、一生の体力をつくり、人生を支える原動力になる、そういう年代だとおっしゃっていました。

その年代の一日のうち一食を担う給食。

来られていたのは多くは栄養士の先生だったようです。講演の内容は「給食」という観点からでしたが私にもたくさん心に響く言葉があったように、会場にいらした給食に携わる方々にはさらにもっと先生の思いが深く伝わったと思います。

 

毎朝、宇宙の中の自分を感じながら起きるとおっしゃっていた先生、私たちは神仏に手を合わせる謙虚さをもつこと、それが持てないと命を預かることに携われないとおっしゃっていました。

書くのは簡単ですが、その思いを持っていつも食に向かうことは難しい。でも、私も私なりにやってみよう、そしたらもっと見えてくることがあるかもしれないと思いました。

 

講演の中で、日本一おいしい煮干の紹介がありました。

今の日本では煮干でだしを取ることが少なくなっているとのことで、伊吹島の煮干を休憩時間に試食させていただくこともできました。

これが本当においしかったのなんの。

初めはしょっぱさも感じます。でも、口の中で含んでいると甘味さえ感じます。そして、全部食べ尽くしてみると意外なことに喉が乾きません。さっぱりしているのです。魚くささなど全然ありません。

そして、粉末状の袋入りの紹介があったので、私もひと袋買ってきました。

それから味噌汁のだしに使ってみましたが、これを白いごはんにかけるとめちゃくちゃおいしいふりかけになります。何も入ってません、煮干100%。ちょっとはまりそうです。

 

 

さて、そのあと、「天のしずく」の上映です。

美しい映像は、辰巳先生の日常、食べものと向き合うこと、日々のお台所、素材ひとつひとつへの慈しみ・・・などを映し出していきます。

庭の作物を集められるご様子、お料理の様子、お教室の様子、そして心を込めて作られるスープ・・・。

気がついたら知らぬまに涙があふれ、止めようとしても止まらず、それどころかしゃくりあげそうになる始末。

心がふるえたのです、「食べることは愛すること」、その先生のお言葉がそのまま一環して表されている、本当に素晴らしい映画でした。

 

お話を聴き、映画を拝見し、自分自身を省みました。

感動でいっぱいになりながら、自分のいたらないことばかりが浮かび上がり、ぼおっとして帰途についたのですが、こうしてまた大切なことを知ることができた、ふれることができた、それはとても有り難いことです。

これからもっと成長していこう、心がふるえた、感じたことを大切にし、原点からもっともっと勉強していきたいと思います。

 

 

「天のしずく」は辰巳芳子先生のドキュメンタリー映画ですが、お料理に携わる人だけでなく、食、暮らし、人、心・・・さまざまなことを考え大切にしている人、お子さんのいる方、すべての人に観て欲しいと思いました。

11/3より全国ロードショーが始まります。ぜひぜひたくさんの方に観てほしいです。

 

「天のしずく 辰巳芳子 “いのちのスープ”」  → こちら

 

予告編の動画も見られますよ。


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