まだ書くのかって(^^;)。
すみません、あと少し。いや、これを書くためにここまで長々と連ねてきたんです。
お料理を出すのも、人との出会いも、宴会も、食べるのも飲むのも、全部全部楽しくて、ものすごくしあわせで満ち足りた時間でした。
でも、それ全部を上回るほどのできごとがありました。
師匠が、私の師匠がいらしてくださったんです!!
そう、うおつかさんです。魚柄仁之助さん。
魚柄さんはここに来る前に「不審者に間違えられた」らしい。うーん、そうなんですか・・・。いやはや・・・。
この私の満面の笑顔。きゃー。うれしい。うそみたい♪
和佳さんと魚柄さんはずっといっしょにお仕事をしてらっしゃって、魚柄さんの本や雑誌の連載に絵を描いている和佳さん。
その関係で、私が小学校のPTA会長をしているときに、創立5周年記念講演会で魚柄さんに来ていただいたことがあります。私のことを以前からご存知の方は覚えてらっしゃるだろうか・・・。
あの時以来です。ひゃーひゃー。
そして、もっと前からご存知の方は、私がずっと魚柄さんを信奉していて、もうそりゃあ20年くらい経つんだけれど、ミニコミ紙「むいむいタイムス」でも相当な頻度で書いたり、講演会の追っかけ(^^;)したりしていたことも思い出してもらえるかもしれません。
そう、私のごはんは魚柄さんのおしえ(勝手にそう呼んでます ^^;)が基になってできているのです。いや、そんなこと、勝手に言ったらちがうと怒られるかもしれましぇん。
でも、でも、来てくれはったんです。これはうつつかマボロシか。
御土産に、お手製の(もちろんか)ひらめの昆布じめと、煎り酒というあっさりとおいしいそれにかけるものと、塩かすと、生ラー油と、それから貴重な魚柄さんみずからプリントアウトしてお持ちくださったうおつかレシピ、そして、和佳さんの絵がいっぱい入った御本「食べ暮らしダイエット」とをお持ちくださいました。
ひゃー、これはファン垂涎ものです。
えーやろー、えーやろー、うらやましいやろー。って誰に自慢してるんでしょか。
御本は、私はもちろん初版本で買っていたので他の方へ。師匠の手を経てのものだからコレクターしておきたかったけど。大事に読んでね(^^)♥
ひらめは宴会に早々と出され回っていたので、私は肝心の自分にはあたらないんじゃないかと少々ひきつりながら宴会のテーブルを見渡し恐る恐る聞いたら、よかった、ありました。
でも、心が踊って、味わえなかった。あーなんちゅうことだ。いや、おいしかったです、でも、なんていうか、中高生の時の初めてのデートん時の食事みたいというか。
興奮しすぎ。止まらないのでもうやめときます。
だけど、これは事件です、すんごいことです。
私は「よかったらいかがですか」と夕の席にお誘いしましたが、さっさとお帰りになりました。そりゃあそうですよね、師匠の御本を見て真似して作り続けた食事。いつも召し上がってらっしゃるものとあまり変わらないものでしょう。
でも、ちょっとだけでも何か・・・とチャレンジャーの私。
ちりめん山椒と山椒昆布をお渡ししました。ドキドキしながら。受け取ってもらえました。私ったら、バレンタインか。
のちほど感想をお聞きできまして、合格だったようです。よかった。
醤油、お酒、みりんのみで炊いてるのを感じていただけたみたい。ひゃーさすが師匠。
これから自信持って作れます!!
と、最後に何やらひとりで盛り上がってしまいましたが、いやー、くるみ食堂、ほんま佳い日でした。