昨日、5月21日(月)のママスハウス「産前産後の集い」は、13組のお母さまと赤ちゃんがいらしてくださいました。
一番小さな赤ちゃんはまだ生後1ヶ月。御百日のお祝いをしたばかりという赤ちゃんとともに何だかまだはかない感じ。
1才を過ぎてどんどん歩きだした男の子は、時々話をしている私のところにまっすぐやってきてはお母さまのところに戻る・・・を繰り返し、そのたびに話が中断しそうになるのですが、実はついついハイタッチなんかをして遊びたくなる私。
自分の子どもがとうにそういう年齢じゃなくなってるのもあるけれど、ちっちゃいお子さんといると、昔、幼稚園や保育園で働いてたころにすっと戻ってしまうんです。ムズムズ。
もうすぐ来たる夏に備えて、食事や暮らしの話をしたり、離乳食や黄昏泣きの話が出たりとかでみなさんで話したりしましたけれど、私が印象深かったのは、お茶の話題から出た、「食事の時に何を飲むか」という話でした。
麦茶は体を冷やすので、授乳期のお母さんや赤ちゃんは特に注意して梅雨をすぎてからの方がいいですね・・・という話をしながら、なぎさ先生オススメの万能茶をお出ししていたら、
「お茶のやかんとお湯を沸かすやかんは分けていますか」という質問が出たりしたことから、何を飲むかと言う話になりました。
そしたら、結構「お水」という方がいらして。
そうなんですね。私は自分が小さい頃からずっとお茶。母が朝起きたらすぐやかんでお茶を沸かして、ポットにいれて・・・という家だったので、それが普通と思っていました。
でも、ご実家がお水だったらその方はお水が普通ですよね。
育った家庭によって、お茶の意味合いもいろいろなんだなあと思いました。
私はそういうわけで家のごはんと飲むものは「お茶」。お水は外食したらまず出てくるもの、そういう感覚。たぶん、うちの子どももそうなんじゃないかな。
ひとことでお茶といってもいろいろありますしね。
うちはご飯と一緒に当然のように食卓に並べます。でも、ごちそうさまをしたら、そのあとで緑茶が出てくるという家もあるでしょうし、昨日お聞きした中には「ジャスミン茶」などという方もいらっしゃいました。
嗜好品ですから、なんでもいいと思うのです。でも、同じ飲むのなら体にいいなあとか季節や体調に合ってるものとかにしてみるのもいいのではないでしょうか。
お茶はもともと「お薬」として日本に入ってきたとも聞きます。だから、ただお湯で入れるだけでなくて少し煮出すほうがいいんじゃないかなと思います。
緑茶や抹茶は陰性なので、嗜好品として楽しむと考え、色の黒いお茶を日々の食卓にのせてみてはいかがでしょう。ただし、麦茶は夏場のお楽しみにとっときましょ。
我が家のスタンダードは「三年番茶」です。体の調子を中庸に整えてくれて、飲みやすいし、薬効もあって食養にも使われるお茶です。
「万能茶」は穀類などがたくさん入ってるせいか、濃くしたりたくさん飲むとお通じによい、という声も聞かれました。
好みに合うものを見つけて、毎日のお茶をおいしく楽しく飲んでみてはいかがでしょうか。
三年番茶や万能茶は赤ちゃんでも飲めます。様子で薄めてあげてくださいね。