「さぶなりましたなあ~」(寒くなりましたね)・・・と言いたくなるような、今日の横浜です。
いや、寒いまではもちろんいかないんですけど、昼間でも24℃ですよ。この急激な気候の変化に戸惑ってしまいます。
この寒さ(ちがうって)、数日続いてまた暑さがやってくるらしいですが、もう真夏の太陽がじりじり照りつけるような暑さとはちがうでしょうね。
・・・それで私、少々焦ってます。真夏を楽しんだもろもろのことでまだ書いてないのがたまってて・・・。
なんて言っても、そんなの知ってるの私だけなんですけど、このままお蔵入りは悔しい!!
なので、今日から去りゆく夏を惜しむような特集でお送りします(^^)
まずは、夏野菜を使ったおかず。まだアップしてないのがいっぱいあるんだけど、最近一番美味しかったのがこれです。
この日は昼間出かけていたんですが、買い物せずに帰ってきて、家にあるありあわせで晩ごはんを作ろうと冷蔵庫をのぞいて取り出したのが、鶏もも肉、なす、トマト、いんげん。
うーん・・・、とにかくこれでイタリアンもどきの煮込みを作ろう♪
鶏肉は大きめに切り分けてバットに入れ、塩こしょうをし、小麦粉をさっとまぶします。
なすといんげんは食べやすい大きさに。玉ねぎはくし切り。
深めのフライパンか鍋に油を多めに入れて熱し、なすを両面焼きます。焦げ目がついたら取り出します。
鶏肉を入れて、両面薄く焼き色がつくまで焼きます。
いつも鶏肉のソテーとかするときは、私は油は使わず皮目を下にして焼きます。そうするとびっくりするほど油が出てきて、その油で焼けるから。
でも、これは小麦粉をはたいているから、油は必要。そうすることで鶏のうまみをとじ込めるの。
鶏肉の間に玉ねぎを敷き詰めるように置き、その上になすを戻します。
ここで、うーん、白ワインとかほしいな・・・。でも、あいにくないよ・・・。
で、ふと思い出して冷蔵庫から取り出したのが・・・ジャ~ン!!
これってりんごのお酒でしょ。いいんじゃないかな。発泡してるし、きっとお肉も柔らかくなるし。
で、半分くらいを回しかけたら、じゅっ・・・といい音がして、香りもしてきます。にんにくもひとつを3つくらいに適当に切って入れて。
そしてそこに、トマトを入れて煮込むんですけど、湯むきもざく切りもいたしません。
鍋の上でおろし器で皮ごとすって入れちゃいます。大きい皮は手でちぎって入れちゃった。だって、どうせ煮込むんです。形が変でも何でもいいやん。残ったへたは入れないでね(^^;)
あとはこのまま煮込んで、いんげんも入れて、最後に味見して少しだけ濃口醤油を入れました。
野菜から出た水分と、シードル、トマト・・・などで自然にお汁が出てきて、それが鶏にまぶした小麦粉のおかげでとろり・・・、うんおいしい♪
お皿に盛り付けて、上には庭のバジルをのせてみました。
バジルも一緒に煮込むやり方もあるけど、今回はシンプルな味付けにしたかったので、のせて香りづけにとどめました。
さてさて・・・器に盛り付けて・・・おー。なかなか美味しい♪
トマト缶を使うともっと濃厚な味になると思いますが、夏場はおいしい生トマトを使わなくちゃ。
これ美味しいし、定番にしよう。簡単だし。
晩ごはんなのでごはんと食べたけど、パンにも合うおかずです。
どうぞ。召し上がれ♪
ところで、これ、以前書いた「鶏肉とキャベツと大豆のトマト煮込み」と器一緒だわ。
うーん、お気に入りのスクエア型なんだけど、何となく洋風のに合う気がして・・・。なんだかそっくりやん。
器はどれ使うかいつも悩みます。悩みすぎて盛りつけ失敗もしばしば(^^)です。
そうそう。残りのシードルはとうに飲み干してしまいましたとさ(^^;)