ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

紅にんじんの練りごま和え

2012年02月15日 | ごはん

 

センター北駅前に新しくできた(って言ってももう昨年のことになるけど)「Yotsubako」に、ちょっとおもしろい八百屋さん?がありました。

「SMALL MARKET@DERI」

もともとフレッシュジュース&スムージーのお店だそうで、ここでは座ってそれらやベジタブルボールをいただけたり、おいしそうなケーキの販売もあるのですが、そこに併設されていたマルシェです。

Yotsubakoに入ってドーンと進むと目の前に野菜たちが飛び込んでくるこの八百屋さん部分を私は気に入っていて、何度か買いに行っていましたが、残念ながら、先日リニューアルされて、野菜の販売は土日だけになってしまいました。

ここにはオーガニックな食材の他に、珍しい野菜たちを扱っていて、行くたびにちょっとワクワクするので(しかも安い!)今日はなにがあるかなって楽しみにしていました。

でも、カフェコーナーとの兼ね合いで、土日だけになったようで本当に残念。

 

 

 今日はそこのマルシェが普通に営業されていた時に買った「紅にんじん」について書きます。

「紅にんじん」・・・「くれない」って読むとお店の人に教えていただいて買ってみたこのにんじんをごらんください。

 

 

 

わかるかなあ。普通のにんじんより赤いです。ま「紅」っていうだけにですけどね(^^;)。

調べてみたら、普通に売られている「向陽人参」と「金時人参」を掛け合わせて生まれたとのこと → 詳しくはこちら 

 

 

めずらしい野菜を見たらワクワクします。うーん、どうして使おうかな。普通のにんじんと同じように使えるって聞いたけど、このにんじんがどんな味なのかを知りたいし、この赤い色を目でも楽しめるものにしたいなあ。

 

 

と作ることにしたのは、大好きな練りごま和え。

 

にんじんは乱切りにします。この日は少し大きめに切りました。もちろん皮はむきません。

皮のすぐ下のところにおいしいのがあるもの。こうして食べてこそにんじんそのものの味がわかるというもの。

茹でるか、できれば蒸すのがいいのだけれど、この日は茹ででその茹で汁も使います。

 

茹でている間に和えごろもを作ります。

練りごまに味の母を加えてよく混ぜ、そのあと濃口醤油を入れて混ぜ、すりごまも加えます。

茹で上がったにんじんを入れて絡めてできあがり。様子で茹で汁を少し加えてゆるめます。

 

 

・・・なんだけど、今日はここにあらかじめ茹でておいた小松菜の小口切りを加えてみました。

この日の小松菜は、お隣りのノースポート・モール「Natural&Harmonic PLANT’S」で買ったもの。

おいしい!!とお店の方に勧められたこの小松菜は、丈が短くて茎が少し太く、冬の空っ風にいっぱいあたっていかにも甘味を増してます、と言わんばかり。

縮みほうれん草もそうだけど、この時期のこういう葉物って、太いと思って茹でるとき油断するとさっと火が通っちゃうから、気を付けないといけません。

 

 

さてさてできた、食べましょう。

 

 

やっぱり!!小松菜、絶品です。少しねっとりした食感は「これが小松菜?」って思うほど、甘くておいしい。

そして、主役の「紅にんじん」は、まさに金時人参の風味。うーん、ちょっと合わなかったかな・・・と初めは思いました。

 

 

ところが食卓に置いてしばらくすると、あれれ?変わってきました。味が見事に変化。つまみ食いしていた子どもたちもびっくりです。

甘みがだんだん増して、練りごまの風味とぴったり合っていきました。

そして、2本のにんじんはみるみるオナカに収まっていったのでした。

 

 

不思議な「くれないにんじん」。

名前もかわいくて、お料理していてなんとなく楽しかった。

土日だけの販売になって品数も以前よりもっと限定されるようになったから、まためぐり会えるかはわからないけど、またどこかで買えるといいな。


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