今朝は日差しがやわらかで暖かい一日になるかと思ったけれど、日中、上着を羽織っていても寒さが身にしみました。
首周りに何かを巻いてくればよかったなあと思いながら電車に乗ったら、あれれ・・・冷たい風が。
混む車内を想定してか、冷房が入っていたようです。たまたま立ったところが空気口の近くだったのか、風がぴゅうぴゅう・・・。
あ~寒い~(泣)
震えながら数十分を過ごし降りたらホームはあったかい(ホッ)。
車内や駅構内の設定温度ってどうなっているんでしょうね。とにかく電車の中は寒かったです。
で、おでかけのことを書くのかと思いきや、この前作ったおかずのことを(^^;)
いえ、なんだか今夜はちょっとお料理のことを書きたくなったのです。
これは先日の「国分寺くるみギャラリー」の宴会用に持っていったものなんですけど、私はこのひじきのおかずが時々無性に食べたくなることがあるんです。
うちの定番は「ひじきと大豆の炒り煮」ですけど、このごぼうとつくるきんぴらは醤油だけでキリッと仕上げるので、疲れてる時とか、少し甘めのものを食べるのが続いたりしたときに特に食べたくなります。
この前はお酒のおつまみにと思って作っていきましたが、お酒とも合ったんじゃないかなと思います。
作り方は、とても簡単。
戻したひじき、ささがきにしたごぼう、細切りの人参とお揚げ。材料はこれだけ。
それと、ごま油と濃口醤油。
まず、ひじきを油でさっと炒め、油がなじんだらそこにごぼうを入れ、しばらく炒めます。
少し透き通ってきたら、人参を入れてさらに炒め、お揚げを入れ、火が通ったなと思ったら濃口醤油を回しかけてできあがり。
ほら簡単でしょ(#^.^#)
実は簡単だからこそおいしく作るコツがあるんです。
ひじきの戻し方、ごぼうの炒め具合などなど。
特にごぼうは透き通ってきたらごぼうのいい香りもするはずです。その香りをくんくん嗅げるようになったらそれが人参のいれどき。
これがいいタイミングだととってもおいしくできます。でもピタッといくのがなかなか難しく、私もまだ修行中!!です。
それと、濃口醤油の量。多すぎたら辛いし、少ないと味がぼやけます。
ひじきは長ひじきがおいしいです。ごぼうが結構な存在感だから、芽ひじきより長ひじきの方がバランスがいい気がします。
この日使ったのは房州産のもの。多少太さやいろいろな部位が混じっているものでしたが、柔らかいけどしっかりしていていい感じにしあがりました。
このお料理は昔、もう10年以上前に、奈良にあった玄米菜食のお店で出してもらったものを真似して、自分流に作るようになったもの。
そういえばこのお店でたくさんのことを勉強させていただきました。
久しぶりに行ってみたいなあ。
奈良には5年くらい住んでいたでしょうか。普段あまり思い出さないけれど、食べ物の記憶でふっと思い出が呼び起こされることってありますね。
今夜は少し思い出をたぐり寄せてみようかなあ。