先週、奥沢のギャラリー澄光(ちょうこう)で開催中の、「おにつかみ 対話の時間☆展」に行ってきました。
そして、アーティストONIONこと、鬼塚哲朗さんに会ってきました。
これが、とってもとっても楽しい出会いですっかり意気投合、気がつけば2時間が経っていたというわくわくした時間だったのでした。
先日、くるみギャラリーの「小さな額絵展3」に伺ったときに、お友だちの陶の作家である堀込和佳さんから「ちょこっと出させてもらってるんだ」といただいたDM。古森さんも出してるっていうしそっかあ、行きたいなあ・・・と思って受け取ってかばんにしまったのですが、なぜかこのDMが心に残って。
それで、手帳に挟んで持ち歩いていたのです。
澄光はまだ行ったことなくて、自由が丘の奥の方っていうイメージだったけど、奥沢の駅前かあ、あれ、調べてみるとめっちゃ近い。
これはちょっくら行くしかない・・・、と行く日を決めて楽しみに過ごしました。
おお。あそこだ。
ギャラリー澄光。エントランス。
もう(^^;)。
きれいなガラスにすっかり対面の車が反射。ごめんなさい(**)
入ってみたら、そこにはとてもあたたかく元気な力があふれる世界が広がっていました。
DMに使われていた絵です。やさしいお顔の仏様がいっぱいです。
他の絵にも仏様がお野菜などとともに描かれていたりします。私が好きだったのは煮干と仏様の。下の写真↓にあるのですが、小さくてわからないですね(^^;)。
それより。見たかったのはこの壁面。伺う前にお写真を拝見していました。
あーもう、写真が下手なので、見た感動をお伝えすることができません。残念です。
この壁面の感じ、記憶の中の何かに似ている・・・と思ったのです。それを体感したかったのです。
そして、失礼かと思ったのですが、思ったままお伝えしてみました。「幼稚園の壁面。子どもたちが描いた絵を貼った壁面を思い出します」と。
そしたら、最高の褒め言葉です・・・と言っていただけました。そ、そうですか。よかった。
私はその昔、幼稚園の先生をしていましたが、その頃、子どもたちの絵からいつも元気をもらっていました。絵は子どもたちの自己表現でした。どの絵からも子ども自身の姿やこころが表れていました。
そのときのことを思い出しました。
食のこと、今まで生きてきて思うこと、毎日の暮らしのこと、好きなこと、震災が起きて思うこと、ONIONの由来・・・などなど、どれだけたくさんのことを話したでしょう。初対面なのに。
たぶん、私だけでなくて、ONIONさんは人が心を開き安心し楽しくなる何かを持ってらっしゃるのでしょう。
そして、素敵な作品に囲まれて座ってゆったりと過ごす時間のしあわせだったこと。今思い出しても心があたたかくなります。
こちらはONIONさんのお仲間の作品たち。わかさんとこもやんの作品も。ここは小上がりになってて、また素敵な空間。
他に大きな竜の絵があって、これは今度ある神社に奉納されるのだとか。うう、それを撮るのを忘れていました。とてもきれいでやわらかな色の作品。
でも、また私の写真ではそれをお伝えできないから、これでよかったのかも。
会期は明日17日(月)まで。
もし、ここをごらんになって、明日ひょこっと時間が空いていたら、奥沢までぜひお出かけを。
たくさんのHAPPYに出会えると思います。私のように。
ONIONさん、そして、横でにこにこ笑いながら話を聞いてくださっていた後藤さん、ありがとうございました。
またお会いできるのを楽しみにしております。
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おにつかみ 対話の時間☆展
2012年9月6日(木)~17日(月) 11:00~19:00
東急東横線自由が丘駅南口徒歩7分・東急目黒線奥沢駅南口徒歩1分
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