ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

豚バラ肉とゴーヤとピーマン、生きくらげの炒め物

2012年10月06日 | ごはん

こんなに秋めいてきたのに夏野菜のゴーヤ?・・・ってお思いだと思います。そうなんです、これは9月に作ったお料理です。

でも、私にしたらきれいに写真が撮れたように思うので、覚え書き程度に書かせていただきます。

 

 

これは、たまたま冷蔵庫にあったもので作ったおかず。

ゴーヤは家で採れたもの。小ぶりの品種だったけど長く採れ続けて、今年はよく食べました。我が家は豚肉と炒めてしょうゆをかけるだけのシンプルなのが好きなので、大抵こうします。

豚肉はJA横浜のセンター北にある直売所「ハマっ子」で、週末に取り扱いのある横浜のお肉「やまゆりポーク」。

ここで買うと生産者の名前が入っていて楽しいし、お肉の味もしっかりしていておいしいんです。

行けるときは多めに買って冷凍しておきます。

そして、これもJAの直売所で買った残りの生きくらげ。

「ナチュラル&ハーモニック プランツ」で買った肉厚のピーマン。

全部、ちょこちょこっとした残り物。

 

お肉はバラ肉のように脂分のあるものは、炒めるときなるべく油は使いません。フライパンを弱火にかけて低温でじゅじゅっとさせれば、自分で炒まってくれるんですもの。

足りないときだけ足します。

半分にして5mmくらいに切ったゴーヤはさっとさらして。家で採れたものは新鮮なのであまりアクを感じないけど、子どもたちが食べられないと困るからとりあえず。

手早く炒めて火が通ったら薄切りピーマンと生きくらげも入れて、最後にしょうゆを回しかけてできあがり。

 

 

この前なすとピーマンのごま味噌炒めに使ったピーマンと一緒だったから、赤いのがひとつ混じっていました。

それがやっぱりきれいに映えた気がします。

お皿もいつもとちがう雰囲気のに盛ってみました。

おまけにこれは日が暮れてライトの下で撮ったのではなく、夕方まだおひさまが差し込んでるときに撮っているから、いつもよりきれいに撮れたみたい。

いまだガラケー(最近この言葉覚えました ^^;)で撮っているので、仕方ないのもあるのよね。

光って大事なんだな、やっぱりきれいに撮れたほうがお料理もおいしく見えるなあと思ったのでした。

 

赤パプリカを入れて作ると同じように色がきれいになるんですけど、パプリカのもつ甘さのせいか味が少しぼやける気がするんです。小さいお子さんがいればそのほうが食べやすいかもしれません。

うちも前は入れていましたが、大人にだんだんちかづいてきたからか「パプリカ入れないでね」と言うようになりました。うーん、生意気な(^^;)

 

 

まだスーパーの野菜売り場にはちょこっと出回ってもいますが、そろそろ体も欲しなくなっているのではないでしょうか。

また来年、暑い夏真っ盛りの時に作ってみてくださいね。

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10月の「ごはんやひとみ」のお知らせ

2012年10月05日 | 日々のこと

まいどおおきに。「ごはんやひとみ」です(#^.^#)

気がつけば、10月第1週も週末を迎えようとしています。

子どもが通う横浜市の中学校は今日が前期の終業式。といっても、普通にお弁当持ちで授業があり、連休明けに後期始業式があってまた新しい日々が始まっていく・・・。

3学期制で育った私は何となく区切りがついてない気がして、いまだに慣れることができないまま、ただただ自動的にお弁当作りを続ける日々です。

ということで、今日は区切りの日。

なので、もう時計は進んでしまっていますが、10月のお知らせです。

 

 

10月の「ごはんやひとみ」


*10月2日(火)  「都筑野菜で簡単おばんざい」第2回

「平成24年度北山田地区センター自主事業」 3回連続料理講座。

こちらは今週すでに終了。

 北山田地区センターHP → こちら

 

 

*10月23日(火)  「都筑野菜で簡単おばんざい」第3回 

同上です。

今回の連続講座は申し込まれた方しか参加できません。どんなだったかはまたこちらで報告させていただきますね。

 

 

そして、前後しますが、ちょうどこの間に「国分寺くるみギャラリー」で以下の企画があります。

*10月10日(水)~21日(日)  10/16(火)休み

 「古森秀夫・堀込和佳二人展  森へ行こう」

こちらの展覧会場で、和佳さんがラベルを描いてらっしゃる日本酒「こんな夜に・・・」(長野県高遠市、黒松仙醸)にセットでお出しする、ごはんやひとみ特製「ちいさなおつまみ」を作らせていただくことになりました。(セットで500円)

12:00~19:00 最終日17:00まで

またあらためてご案内いたしますが、よかったら足をお運びください。

国分寺くるみギャラリー → こちら

 

 

そして、「ごはんやひとみ」ではないですが、毎月のお知らせ。

*10月15日(月) 10:30~ 「産前産後の集い」

助産院ママスハウスにてファシリテーターをさせていただいています、毎月開催のクラスです。

こちらは申し込み不要です。

妊婦さんも赤ちゃん連れのお母さんもみんなで車座になって集う時間です。

ぜひお気軽にお越しください。おっぱいのケアも受けられます。 

ママスハウスHP → こちら

 

なお、ママスハウス「ひとみさんのおうちごはん」は10月はお休みで、11月に予定しています。「ママスランチ」も追ってご連絡いたします。

 

以上、あっちこっちに飛びましたが、今月のお知らせ。

ご参加お待ちしております(^^)。 

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「都筑野菜で簡単おばんざい」第2回

2012年10月04日 | 都筑野菜で簡単おばんざい

10月2日(火)は、北山田地区センターにて開催の「都筑野菜で簡単おばんざい」の第2回目でした。

写真は今回の献立のごはんもの、かやくごはんです。ごぼうの味がよくきいていると好評だったひと品。

 

 

前回から3週間。なんだかすごく間が空いたような気がします。

今度はどんなふうに進めようかな・・・と考えているときはドキドキ。でも、連続講座のいいところは、何度か顔を合わせて、人のつながりができていく中で進めていけること。

名前を覚えるのが苦手なので、名簿を見ていてもなかなかお顔が浮かんで来ないのですが、前回かわした会話などを思い出しながら、また同じ方たちとお会いしてお料理ができることがワクワク、とっても楽しみになってきます。

1回目に説明したことは省こうか、いや、またお伝えしたほうがいいのか、欠席されてた方にはどうするのか・・・考えることは山ほど。

結局考えすぎて、うう、また準備万端のはずが、前日の夜中に荷物を点検していて足りないものがあることを発見。こんにゃくです。

仕方ない。家にあったものを持っていくことにします。まったく・・・。

 

 

今回の材料は・・・

手前にある菜っぱ(べか菜)と、真ん中の伏見甘長唐辛子が今回の都筑野菜。

ん?伏見甘長唐辛子・・・って、京野菜なのでは・・・?

それがね、最近は横浜をはじめ各地で作られて、スーパーなどでも安価で買えるようになってきました。園芸店に行けば種を売っているので、自分ちでも作れます。

ただし、伝統的に京都で種を採って栽培し続けられている伝統京野菜ではありませんけど。まあ、こうしてひとつの品種として出回って食べられることは、私などにとってはとてもありがたいものです。

まあそういうわけで、知り合いの農家さんでも作っていると聞き、「京のおばんざい」を作るのには最適・・・と用意しました。

台風が去って明けた日に買い物だったので、予定していた野菜が全部そろうか心配だったけど、よかった~。

 

 

さて、もうすぐ皆様がお見えです・・・。今回は15名。

京揚げは「とようけ屋」さんのものを。横浜でも週末限定で買えるので冷凍して置いておきました。

 

 

今回の献立は

*かやくごはん

*じゃがいもと玉ねぎ、にらのお味噌汁

*ひじきと大豆の炒り煮

*べか菜とお揚げの炊いたん

*伏見甘長唐辛子とおじゃこの炊いたん

*お茶(三年番茶)




今回のポイントのひとつは、簡単だしのひき方。

前回は、昆布とかつお節でスタンダードな一番だしをひいてもらいましたが、第2回目はいかにゴミを出さずにだしをひくか、使う量も少なく、簡単、かつちゃんとおいしくできる・・・というだし取りの裏技というか、私の工夫を伝授させていただきました。

結果は・・・なかなかうまくおいしくできたのではないでしょうか。

参加された方、ここをご覧になっていたらぜひ家でもやってみてくださいね。「1回目のあと、昆布チョキチョキして使ってます」という方がたくさんいらしてうれしかったです。

他にも簡単ひじきの戻し方、調理のタイミングなど、早速家でも役立てていただけるのではないでしょうかと思います。

 

 

では、どんな感じでできたでしょうか。

どちらかというと地味な普段着のごはんですが、野菜いっぱいでもおなかいっぱいに!?

これに一品ボリュームのあるものをつければ、早速晩ごはんにもいかがでしょうか?

 

 

こちらはひじきと大豆の炒り煮に入れるはずのお揚げを入れ忘れたということで、味噌汁に入れたとのこと。お揚げが入るとコクのあるお味噌汁になりました。

青菜の炊いたん、青菜を入れるタイミングと加熱具合がぴったりで、きれいなしあがりになりました。 

 

 

青菜の炊いたん。お揚げが大きくておいしそう。早速私も家でこれくらい大きく切って作ってみました。 

 

ていねいに作っていて間に合うか・・・と思ったけれど、澄んだおだしが取れました。手抜きでもきれいにおいしく作れること体得していただけたのでは。

器も盛り方もそれぞれで、テーブルごとに個性が出てきて不思議だったけど、それぞれ楽しそうで。

 

 

2回目はどこの家の台所にでもありそうな材料を使っての献立。けっこう勇気が要りました。

だって、おそらくめずらしいものは何もなく、作ったことのある方がほとんどじゃないかなと思われたから。

でも、こういう普段着のごはん、食材のものこそ、私は京都のごはん、おばんざいではないかと思っています。

季節が変わったらその季節の野菜で作れるもの、作りおきのできる常備菜、残り野菜でできるかやくごはん・・・。

こういうものを毎日淡々と作り、食卓に延々と並べ食べる。それが母から子へ、いやもっと前の祖母、その前から・・・受け継がれてきたもの。

そのおいしさ、簡単さ、応用力の大きさ。それを少しでもお伝えしたかったけど、どうだったかしら・・・。

 

 

お食事風景。

 

不思議なことに、場所は自由なのになんとなく前回のグループに分かれた皆さん。

見知らぬ人同士だったのに、一度一緒にお料理しただけで仲間意識みたいなものが生まれているんですね。調理中もいろんなお話をしながら和気あいあいと楽しそうなのが印象的でした。

私自身は、自分が料理することとお教えすることのちがいや、台所歴などでそれぞれの方の知識ややり方が違うので、どうしたらよりよいわかりやすい講習になるのか・・・など、いろいろ考えることが多く、たくさん勉強になりました。

 

終わってから、今回は時間があるなあ・・・と説明などしていたら、あわわ、また時間を間違えていて。わかってよかった。次回の最後は絶対まちがえないぞ・・・と誓ってます。

 

 

さて、もう次は最後です。これで終わると思うとちとさびしい。まだ2回目が終わったとこなのに。

次も楽しく充実した料理講座になるよう、がんばります。とりあえず一旦横に置いて、ちょっとおやすみ、深呼吸。

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これなんだぁ?

2012年10月03日 | 日々のこと

 

台風が過ぎたとこだというのに、朝からどんより、今はシトシト雨降りの横浜です。

昨日の北山田地区センターの料理講座2回目も無事終わり、ホッとしたのも束の間昨夜は冷蔵庫に指を挟んでしまったり、そのあとそんな自分にめげたり・・・。それで今日は朝からぼおっとテレビを見てました。

そしたら、「バナップル」という果物が売れてる・・・っていう話をやってました。

これ、バナナのようなりんごのような果物だそうで、姿かたちはバナナ、食べた瞬間もバナナ、でも、最後に残るあとくちはりんごでさっぱりしてるらしく、今ちまたですごく売れているそうです。

へぇー・・・と見ていたら息子が。

「こんなの作らなくても。バナナとりんご食べればいいじゃん」

・・・。いやそら。私もそう思う。どっちもおいしいもんな。どっちも好きだし、合わさってしまうのはいやだな(^^;)

果物もこうやって掛け合わせて新品種が作られていることにびっくり。

でも、そこで先日初めて見たものを思い出しました。

 

 

それが上の写真の果物です。さて、なんでしょう。

 

 

これは、昨日の料理講座で使うお野菜を買いに農家さんに行った時に見せていただいたもの。

この講座は「都筑野菜で簡単おばんざい」というタイトルがついていて、都筑野菜を一品でも使うことになっています。

今回は、いつもお世話になっている宮台さんという農家さんに伏見甘長唐辛子をお世話いただいたのですが、前日に御宅に伺って、息子さんがその場で畑に出向いて取ってきて下さる間に、「ちょっと見に行く~?」とお母さまに連れられて見せていただいて。

宮台さんは4年前から畑の一部をキウイ畑にして、今年ようやくお客様に出せるようになるということです。

広い土地一面に何種類かのキウイが植えられていました。

そう、これ、キウイなんです。

でも、何かに似ている・・・そう、りんごです。形がりんご。「アップルキウイ」というそうです。

すごいなあ。こんなのもあるんだなあ。

 

 

こちらはちょっと小ぶり。「香緑」という品種だそうです。

 

 

 

これはゴールデンキウイ。とても大きい実。

  

 

キウイと一言でいってもいろいろな種類があるんだなあとあらためて思いました。

まだ固い実だったけれど、これから日一日と大きくなるのでしょう。楽しみです。

 

 

さてさて、肝心の甘長唐辛子のほうは、うーん、残念。キウイのおもしろさに撮るのを忘れました(^^;)

とってもおいしそうだったのに。残念。

 

 

でも、昨日の講座でその甘長唐辛子を使って参加者の方が作られた一品写真を。

光の加減がうまくいかずきれいに撮れなかったのですが、おいしそうでしたよ。

 

 

この他、昨日はごはんもの、汁物を含む五品を作っていただきました。そちらもまた次に書きます。

さて、今日はこれからまた、町会の定例役員会です。

先に晩ごはん食べちゃおうかな。今夜は無性に食べたくなって、里いもとかしわ(鶏肉)を炊きました。指痛いのでちと一苦労だったけど、おいしいもののためならば。

うーん、おなかすいてきたなあ。

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台風一過とお月さま

2012年10月01日 | 日々のこと

昨日は十五夜だというのに、台風直撃のおかげで空を見上げてゆったりお月見・・・という風情なく、昼間から「そろそろ降るかなあ」と、ちがうことの心配で空を眺めていました。

西の友だちから届く暴風雨の知らせが順々にスライドして本当ならお月さまが顔を出す時間?という頃には、横浜でも暴風雨。

うーん、やっぱり今年はお月見はなし。残念。

 

 

でも、やっぱり行事にかこつけたおいしいもんは天気がどうであれいただけなくては・・・と、買ってきました、うさぎじょうよう。

 

ほら、かわいいでしょ。

 

どこで買ったかというと・・・

そう、鶴屋吉信。箱に入ってるとうつむいていてなにかよくわからないけど、出して並べてみるとちょうどお顔がこっちむいてるんです。

かわいい♪

今日は奮発して家族分。・・・だけじゃなくて。

 

 

横にあったお月見団子も買ってしまいました、1本だけ。これを分けました。え、どうやって?へへ。

 

まんまるのうさぎさんの銘は「月兎」。お月さまにも見立ててあるんですね。ほどよい甘さで味わって食べたつもりがあっというまになくなってしまいました。

本当は京都で食べていたお月見団子が食べたいなあ、でも、仕方ない。このお団子もひと口ずつわけわけしたけど、それだけでも存在感のあるお団子でした。

 

 

お菓子を食べたら大満足で、ほっとひといき。外の突風も何かが飛んでガランガランいう音もさほど気にならない。

とは言いつつ、一度外に出てみよう。お庭も心配だし。

 

すると・・・

 

 

たまたま雲が切れてきれいなお月さまが見えました。すぐ隠れちゃったけど、こんなに明るかったです。

 

 

そして夜中。寝ていたら外でゴーゴー風が鳴る音で目が覚めて。ん、窓の外が明るい。

わあ~、お月さまです。

上の写真みたいには見えなかったけど、暴風吹きすさぶ中、お月さまが明るく照らしていました。

すごいなあ。風がどれだけ吹こうが、雲が流れてきようが、ただそこにあって、みんなに光を伝えている。

なんだかお月さまの力をもらえた気がして、しばらくじいっとしていました。

そして、お月さまのようにぶれない、芯に強さを持った人に私もなりたいなあと思ったのでした。

 

 

一夜明けて今日は台風一過。なんとまあ暑い日になりましたね。あちこち夏日。もう10月だというのに。

でも、台風の被害自体はどうだったのでしょう。我が家は去年の同じ時期がひどかったので、ほぼ被害はなく見えました。

 

去年の被害状況。ブログに載せた写真ですが・・・

 ほらね。見事にやられました。

これはお隣りのでっかくなったゴールドクレストだったか、バランスを失ってうちの玄関のほうに・・・危機一発だったのでした。

 

 

さあ、今月も元気にすごせるといいな。早速明日は北山田地区センターの料理講座第2回目。準備ももう少し。

お月さまは今日からまた少しずつ欠け始めますね。まんまるもいいけれど、欠けた月も私は好き。

みなさんはどんな月が好きですか? 

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