2019/11/15
昨日のリトミックは、先月に続いて3人の大学生が参加しました。
そのうちの一人は、9月にも参加してくれた学生さん。また参加してくれてうれしかったですよ。
昨日の学生さんたちは積極的に参加者に話しかけたりしてフレンドリーでした。何度かひろばの活動に参加して慣れてきたようなのです。
それで、たくさん手伝ってもらいました。今まで私一人で、全員をまわって叩いてもらっていたタンバリンも、今日は4人でまわっていきました。子どもたちも次々にタンバリンが来るので、気が散る暇もありません。
電車ごっこで歩いたり走ったりしましたが、ところどころに大学生たちにフープを持って立ってもらいました。短い歌が終わって駅に到着するタイミングで、フープのそばにいた親子には頭の上からフープがかぶさってくるのです。フープをかぶせられるのが子どもたちには意外にもうれしかったようなのです。学生さん側も子どもの反応がおもしろかったようです。
いつも言っていることですが、音楽と道具があると、人と関わるのが楽なのです。人との垣根を取り払うのです。
「初対面の人と2~3分フリートークをしてください」と言われると、何を話そうか、ちょっと緊張して構えると思います。こんな場面は研修、講習などでときどきあります。音楽や道具はそれをたやすくするのです。
音楽があって、このタイミングで相手と手を合わせてください、とか、道具を差し出してください、とか、なにかしらルールを決めると、相手とのコンタクトの取り方がスムーズにできます。
そして見る側より、やる側のほうがずっと楽しいのです。
3人の学生さんの積極的に相手にかかわる姿勢で場が盛り上がり、今回のリトミックはずいぶん助けられたなと思いました。