はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

シニアのリトミックの感想を聞いて

2022年07月23日 | リトミック
2022/07/23


先日、傾聴サロンの会で
3回目となる大人のリトミックをしました。

そのときに介護予防関係の交流会が
近いうちにあるので、参加しないかと
コーディネーターさんから誘われました。

前回も参加したことがある交流会です。
特別養護老人ホームと地域包括支援センターが
併設している施設で行われました。

2時間の話し合いが終わって帰るときに
傾聴のコーディネーターさんと
傾聴ボランティアの方と一緒になりました。

コーディネーターさんが
大人のリトミックのことを
「安心して任せられる」と言ってくださって
その言葉がうれしかったです。

「安心して任せられる」というのは
最初は「どうなんだろうか」
と心配だったのかもしれません(笑)。

傾聴サロンというのは
気軽なおしゃべりの場と私は思っていました。
でも、もう少し重い相談事を聴く場だったようです。

私は傾聴には参加せずに帰っていたので
よくわかっていなかったのです。

傾聴サロンにやって来る人が
安心して話せることが大事で
緊張して話せなくなってしまうと困るけれど
最初にリトミックをやることで
気分がほぐれると言ってくださいました。

単に気分転換のおしゃべりではなく
もっと意味があったのだと
今ごろになって理解したのでした。

私の話し方のスピード、間の取り方が
聴きやすいと言っていただき
その点にも気をつけていたので
ほっとしました。


私が日頃相手にしているのは
0∼2歳くらいまでの子どもたちです。

そんな子どもたちに理解してもらおうと
リトミックの時には簡単な言葉を使ったり
目を見て、ゆっくりはっきり発声するので
習慣になっているのです。


そうしたら傾聴ボランティアさんが
「私は矢継ぎ早にやらされる体操が嫌いなの」

「ついて行けないから。
でもリトミックは
やらされている感じがなくて好き」
とおっしゃるのです。

ああ、よかった。

体操は規則正しく流してしまいます。
止まって待っていてくれません。

その場の状況に関係なく
どんどん進んでいってしまいます。

シニアの場合もっとも注意するのは
急がせないことです。

子どもの場合は、曲を速くすると
興奮して喜ぶことが多いのですが
シニアは体の動きも頭の反応も
ゆっくりになるのですね。

だから理解するまでくり返して説明したり
音楽について行けるように
ゆっくり提示するのがいいですね。


みなさん、スカーフを使った動きが好きです。
こういうことをするのは学校以来
だとおっしゃってます。







コメント
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