はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

全日本フィギュアのとりとめもない感想

2023年12月26日 | フィギュアスケート
2023/12/26


全日本フィギュアスケート選手権大会も
終わってしまいました。

毎年クリスマス頃になると
全日本の季節だなあと
クリスマスとセットで思い出すんです。

私は21年の全日本を
さいたまスーパーアリーナで見ています。
この時はまだ羽生選手が出ていたんですよ。

今年の全日本は
男子も女子もハイレベルの闘いで
とても見ごたえがありました。

日本は優秀な選手が
次から次へと育ってきていますね。

以前から世界で勝つより
日本で勝つ方が難しいと
言われていましたが
今も変わらないようです。


男子シングル結果
宇野昌磨(トヨタ自動車)298.04(104.69、193.35)
鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)292.10(93.94、198.16)
山本草太(中京大)287.00(94.58、192.42)
三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)280.08(93.91、186.17)
佐藤駿(エームサービス・明大)273.04(89.80、183.24)
友野一希(上野芝スケートクラブ)271.52(86.88、184.64)




宇野君や鍵山君は見るからに
ジャンプの回転が速く
軸もしっかりしていて
頭一つ抜けていますね。

やはりジャンプは大きな得点源ですから
ジャンプの得意な選手は強い。

大会を見に行くと、6分間練習のときに
ジャンプの回転の速さを
会場の上のほうの座席から
見比べられるんです。

最終グループともなると
回転の速い、軸のぶれない選手が
目立ってくるのがわかります。

成績上位の選手は
滑走スピードが速いのにも気がつきます。


宇野君はインタビューの受け答えも
しっかりしてきましたね。
大人になってきたと感じます。

全日本も6回目の優勝だそうで
もうレジェンドの仲間入り。

鍵山君は普段は可愛い童顔なのに
負けん気の強さが前面に出ている。
それがいいと思います。

今年は島田高志郎君や三宅星南君を
しばらくぶりで見られて
なんだか懐かしかった。

相変わらず手足の長い島田君。
三宅星南君は前に会場で見たときは
背が高くてカッコよかった。

壺井君も今後の注目株ですね。

三浦佳生君は初めて見たのは
アイスショーだったかしら。

難しいジャンプに果敢に挑むけれど
派手に転ぶことがあって
痛そうでビックリしたことがあります。

佐藤俊君、いつのまにか
大人っぽくなっていました。

とてもジャンプのうまい選手ですから
頭角を現してくるのではないかと
期待しています。

日本のいろいろな選手を見られるのが
全日本のいいところ。


女子も若い選手の台頭が著しい。

女子シングル結果
1.
坂  本  花  織  
シスメックス
 
 
233.12
2.
千  葉  百  音  
木下アカデミー


209.27
3.
島  田  麻  央  
木下アカデミー


202.18
4.
上  薗  恋  奈  
LYS


200.69
5.
三  原  舞  依  
シスメックス


199.56
6.
渡  辺  倫  果  
TOKIOインカラミ/法政大学


194.88
7.
吉  田  陽  菜  
木下アカデミー


194.22





千葉百音選手2位、おめでとう!

今回じっくりと見たのだけれど
百音ちゃんは動きが優雅。
丁寧に演じているのが好感が持てます。

パッと華やかな感じではないけれど
内に秘めた芯の強さが感じられる選手。

木下アカデミーに移ったんですね。
浜田コーチは選手を育てるのがうまいので
よい選択だったと思います。

島田麻央選手、上薗恋奈選手は
まだジュニアですが
ジャンプもうまくて今後が楽しみです。

新しい選手たちを見ると
この子こそ逸材かもと期待が高まります。


世界選手権の代表が決まりました。

【ペア】
三浦璃来(22)木原龍一(31)組(木下グループ)
長岡柚奈(18)森口澄士(21)組(木下アカデミー)

【アイスダンス】
保留

世界選手権は3月にカナダ・モントリオールで開催。

四大陸選手権と出場選手を
分けた結果のようですね。

今回、全日本を熱心に見て
よい演技が続々出ているのを見ると
フィギュアスケートは
やっぱり見ごたえがあるなあと
少し離れていた気持ちが戻ってきました。

みんな頑張ってもらいたいですね。


コメント
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