はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

借家のこと

2023年04月06日 | セカンドハウス
2023/04/06


夫が本置き場として借りた家は
建坪の大きな家で庭も広いのです。


このあたりでは
この家が特に大きな家というわけではなく
まわりの家はみな大きいのです。


何もかもがゆったりと作ってあり
収納も多く、立派な飾り棚やテーブルもあります。


大家さんの持ち物である家具が
そのまま置いてあり
使ってくださいとのこと。


居間続きの和室は畳も替えて
障子も張り直したらしく、きれいです。



応接室らしき部屋




西側の大きな和室と台所には神棚があります。

宗教は特に信じていないけれど
こういう神棚は
家を守ってくれるものとして
家を建てた人の念がこもっていますから
敬意を払わないわけにはいきません。


入居する際には
「これから住まわせていただきますから
よろしくお願いします」
と手を合わせました。


そして庭の北東と北西に祠があるのです。

地の神様というのでしょうか。

初めて、この家を見に来たときに
ぐるっと庭をまわってみたら
私の背よりも高い祠がありました。

中には、一対の陶製のお稲荷様がおり
その前にはミカンがお供えしてありました。




これも大事にしなければと思いました。

私が子どもの頃に住んでいた家の庭の
北西には「地の神様」と呼んでいた
小さな社がありました。

土地を祀る神様がいて
母が掌を合わせていました。

この大きな家を借りてみて
広い家に住む人の意識とか
家具の選び方とか
今までの私の狭小住宅生活では
感じなかったものを感じています。


狭い所に住むといつも断捨離のことを考えて
いかにコンパクトに暮らすかに
頭を悩ましているのですが
借家は広い収納があるので
こういう家に住む人は断捨離なんて
考えないだろうなと思いました。


庭木も次々に咲いて
目を楽しませてくれますが
雑草だけは少し気になりますね。









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