はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

リトミックに来たかった

2018年08月16日 | リトミック
2018/08/16


夏休み中はリトミックはお休みの館も多いのですが、15日は近くの施設で行いました。

まだ小さい生後4か月の赤ちゃんを連れたママがいました。
最初から目を輝かせていらっしゃいました。

そして、真似をして歌ってもらうところでは、大きな声で歌ってくれてメロディも正確。
3拍子の1拍目でステップしてもらうところでは、赤ちゃんを抱っこしながらにもかかわらず、3拍分全部を使って流れるような大きな動き。

この方はリトミック経験があるに違いない、と思いました。
終わってから聞いてみるとリトミック経験はなくて、ヴァイオリンの経験があるとのこと。

へえ~ そうなのね。
でも、音楽を表現することを知っているということは、こういうことかなと感じました。
演奏は指先だけを使っているのではなく、頭の中と、全身が表現する姿勢になっていないと演奏は生まれてこないものです。

この方は、即座にメロディを把握し再現すること、拍子の拍数をきちんと感じることをしていました。

「前からリトミックに来たかったのです。来れてうれし~」と喜んでくださいました。
同じ区内ですが、離れた所から電車に乗って来てくださったそう。
暑い中、お疲れ様です。子連れの電車は大変なんです。

「車でドライブする演奏が楽しいですね。カーブの道は本当にカーブしている感じ。あの曲は先生が作ったのですか?」と聞かれました。

元になる楽譜はあるのですが、簡単なもので、そのままでは使えません。年齢、レベル、どのくらいの量をやるかによって、その時々に変わるので、元の曲は参考にする程度です。
使えるように自分で作り変えなくてはなりません。もっというなら即興です。私はそこまで即興が得意でないので、何パターンか用意しています。

生後4か月のお子さんに、もうリトミックをさせたかったというママの心意気を感じつつ、期待を裏切らないようにしないといけないと気が引き締まりました。



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