2020/12/24
今日はクリスマスイブ。
クリスマスの頃になると、取り出して開いてみる本があります。
絵が美しくて、めくって眺めているだけでも豊かな気分になります。
日本のクリスマスは、プレゼントを交換したり、おいしいものを食べたり、パーティをしたりと宗教色のないものですが、本来はキリスト生誕のお祝いの日なのですよね。それを思い起させてくれる絵本の数々。
『しずかなよる クリスマスのうた』(画/マヤ・トゥシコウワ 詞/ヨーゼフ・モーア)
イエス様が生まれた夜のお話です。
「きよしこのよる」の歌ができたいきさつも書かれています。
絵がとても魅力的で文字も少なく、小さい子にも読んであげられる絵本です。
ターシャ・テューダーはクリスマスの絵本をたくさん作っています。ターシャにとってクリスマスは1年で最も大切な日だったのですね。ターシャのクリスマスの本を3冊。
『クリスマスのまえのばん』
私たちがイメージする恰幅のいいサンタクロースのおじいさんとはちょっと違う。サンタはこびとのおじいさんなのです。
クレメント・クラーク・ムアの詩にターシャ・テューダーが、バーモント州の自然やコーギー犬を主人公にして、クリスマスの前の晩を描いています。
次は『ベッキーのクリスマス』
クリスマスは家族みんなで準備するもの。
ベッキーという女の子はプレゼントを手作りします。お料理は何を作る? お菓子は? ツリーはどうする?・・・等々、日々準備しながら楽しいクリスマスを待ちます。
『喜びはつかむもの ターシャ・テューダーのクリスマス』
図書館から借りた本ですが、これも素敵な本です。
前半は、クリスマスの伝説、詩に美しい挿絵がついています。
後半は、ターシャ農場のクリスマス。
アドベントカレンダー作り、アドベントリース作り、立派なツリーの飾りつけ、人形たちのクリスマス、マリオネットのショーなど。
小さい頃、本や映画やドラマで見て、こういう家庭のクリスマスに憧れてましたっけ。
クリスマスアルファベットも興味深いですね。
今年のクリスマスは、家で静かに過ごすのがよさそうですね。