はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

四大陸男子ショート 

2020年02月08日 | フィギュアスケート

202/02/0/8

 

昨日の男子ショートは素晴らしかったですね!

後半の選手のほとんどがノーミスで、一人ひとり演技を見ながら、すごいなあ~、よかったよ~と思っていましたが。

が、羽生さんのバラード1番、これこそ神演技でしたね。

公式練習でちょっと心配だったのですが、そのときにうまく確認・調整ができたのでしょう。

きっと、全日本以来たくさんの練習を積んで、試合に臨むときのイメージトレーニングもしたのでしょうね。速い動きなのだけれど、落ち着きが感じられ、急ぐことなく丁寧に音楽に合わせていましたね。

曲に入り込んでいるというよりは冷静に自分の動きを見ながら、間違いのないように動くという・・・体の隅々まで意識が届いている感じ。

こういう演技を見せてもらうと、やっぱり強いなあと感心します。強いというより、どこまで賢いんだろうと。

平昌の時との比較動画を上げてくださっている方がいて見ましたが、初めのスピンが少しあとになっているんですね。緩急がついていて、動きすぎないのが、見る側にも落ち着きと余韻を感じさせたのかもしれません。

キスクラで点数が出た時の表情が、うれしいというよりほっとした、胸をなでおろしたという表情だったのも印象的。肩の荷を下ろした、みんなに喜んでもらえたという気持ちだったのでしょう。

111.82点という点数もいいですね。82、ハニー。

 

 

インタビューで、ワインやチーズの熟成になぞらえていましたが、わかる気がします。

私ごときレベルのピアノと比べて恐縮ですが、長い間弾いていくと、もう意識しなくても手が勝手に動いてくれます。そうなると、ここはもっとこうしようとか、感情をつけようとか、表現のほうに気持ちが集中できるようになります。弾けば弾くほど、細かい部分にも気づきがあり、気持ちが行き届いていくようになります。

自分に深く定着されていくと、自分らしい表現が内から出てきます。

 

不本意であった状態に甘んじない、そのままにしないで必ず立ち直るというのは、今まで何度も見せてもらっていますが、そのレジリエンスに驚きます。

チーズをいただきながら赤ワインで乾杯したい気分です。

プーシャワー。

珍しく一緒に片づけていたのは全日本では投げ込みが禁止になっていたので、それを配慮したのでしょうか。

日本勢、鍵山君が91.61で5位。友野君が88.22で7位。二人ともよいジャンプで会心の演技。でも他の選手たちもみんな出来がよくて順位が下がりました。今回はレベルが高いです。

今日は女子フリー、選手の皆さんのよい演技を期待しています。

 

 

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