こ と の 端

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終 戦 の 日

2010-08-15 08:19:48 | Weblog
国民の生命

という

多くの

最も高い代償で得た

尊い教訓を

未来に

いかすことこそ



日本に残された者の

果たすべき

使命


報復の連鎖を断ち切るだけで

あらゆる戦闘行為は

確実に

終息する



核戦争など 決して起こしてはならない



日本は

その先鞭をつけるべき国である

二種類の異なった核種による

別々の攻撃を

相次いで受け

多数の国民を

一瞬にして失った

唯一の国 

この事実を遍く知らせていくことこそ



日本に生まれた者の役割になっている

これを忘れ去ってはならない


その日本人が

核を実際に使用するという

人体実験を行った国の核を頼り切っている

この現実が抜きがたく

存在する

実にキッカイな状況が

年々強まっているのだが

変化を訝しむことさえしなかった

これほど為政者にとって御し易い国民は

ほかにあるまい


核抑止力など

要するに

妄言に過ぎない

勝手にそう思いこんでいるだけのことなのだ

ここに

モンダイの胤が埋められている


ただ一つの被爆国となった国民がやるべきことは

核を怖れることなどでは ない

その反対である

加害責任を有するアメリカに報復することでも

もちろん ない

あのとき

連鎖を断ち切ったのは

この国が将来

世界各国を指導する立場に着くことによって

平和の実現を

地表へと招き寄せることを可能ならしめるため

壮大な任務が与えられていることを

65年たった今

改めて確認しなければなるまい


再生不要エネルギーは

平和を誘導するための

最終ツール

軍事大国であればあるほど

このエネルギーシステムを導入する機会は

遠ざかる


破壊のための予算を計上している国では

核の不在と軍事予算の比率とを

自らの責任で証明してみせる義務を負う

それ以外の方法で

再生不要エネルギーを導入することは

できない


温暖化を進める炭素系資源を消費し続ける文明を選択するか

または

そうでない文明を新たに建設するのかは

この判断を導くための認識の量が決定する


現状で核を廃絶することは 

あきらかに

不可能

けれども

環境負荷がなく

また

資源も消費しないエネルギーと引き換えるなら

その実現は十分に可能


環境の劣化を甘受する暮らしを続けて

自然災害の猛威に晒されて過ごすのか

それとも

環境の回復を進めながら

繁栄による平和を引き寄せるのかを

選択するのは

意思決定権を有する

同時代を共に生きるひとびと


日本は核の傘から

率先して外へ出なければならない

核を持たない国を攻撃するための核など

あろうはずがない


核を持つ国が

核保有国を世界各地に作り出している

これが現実なのだ


アメリカ型の力の政治は

結果として

核の拡散を促すための推進装置になっている

この事実を知れば

核の傘に入るという行為に潜む

重大な危険性を

察知するのは不可能ではなかった

現状のもつその意味を悟れば

選択の誤りに気付くことは

夙に

できていた


アメリカの与えた平和憲法は

アメリカの負担を軽減するために

時間をかけて骨抜きにされてきた


日本にあるすべての基地は

その結果の産物

アメリカにとって日本は

太平洋を挟んだ対岸にある

土塁のひとつ

つまり

防衛の最前線ということになる



この部分を承知している者を

まだ

見かけたことがない


この国のもつ本来の役割から目を外らせて

不幸な状態におきつづけてきたのは

このような認識の誤り

の連鎖とその継続にある

政治の場で過去にどんなことがおきていたのか



振り返る機会は

いずれにせよ

やってくる


アメリカ文化を取り入れて発展してきた日本は

アメリカの業病である

侵略者からの襲撃という

実体のない恐怖症に

すっかり冒されてしまっている

症状の存在にさえ

まったく

気づけなくなっている

自覚のないこの状態こそが

日本を

アメリカの属国同然の状態へと置き続けてきた

当のそのもの


覚醒した日本人は

世界を大きく変える主役となるだろう

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