こ と の 端

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うそをつかないおおかみ少年なんて

2008-06-12 11:22:59 | Weblog
40年たつと、CO2が60%以上減るらしい。根拠がみえてこない、はなし。意味のない絵空事なら誰だって言える。責任ある者は、寡黙なのがよい。果断でありさえすれば。
やるべきことをやらないで、空手形を乱発するのは些かどころか大いに疑問。


G8は、おおかみ少年のオフ会になっている。



これまで一度だって二酸化炭素を減らしたことがないのに、どうして時間が経つと問題が解決するのだろう。論理がなりたたないのを、空論という。それを公言して憚らないのは、ウソツキのすること。有効な対策が何一つない現状で、気休め言って暇をツブしてきた。先がオモイヤラレル。

洞爺湖サミットではCO2の削減目標は、決まらないとキまっている。代わりに登場するのが、遠い先の大量削減という虚ろな数字。そんなことで満足していると、自然災害はますます荒れ狂う。今やるべきことは、今決めるしかない。先送りは地球の体温をあげ、死期をただはやめる。

大勢の首脳と報道陣が大挙して動けば、それだけでCO2を増やすもと。問題の所在を知る者なら、自重するのが見識。曖昧な目標を立てて成果を上げた積もりなら、蟄居している方がよほどマシ。合意できない目標を確かめに何度も集まるのは、意味がない。

誰もリーダーシップをとろうとしないプロジェクトは、ひとりも責任をとらない。具体的で有効な対策を決めたうえで、その実際の進め方を討議するために集まるというのがスジ。たがいに責任を取らないことを確認するための会議なら、オロカサの見本市。国民を騙しておけるのも、あと僅か。自然災害の増加が先か、インフレの悪化が先か。十字砲火だけは避けたいもの。
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