私が今、最も注目している料理カメラマン・知新温さんの写真展が昨日から自由が丘の「STAGE 悠」で始まった。20年以上ぶりに東急東横線の自由が丘駅を降り立つとその景観に驚く。自由が丘の街は昔からおしゃれな街として認識していたが更におしゃれ度がパワーアップしていたのにはビックリだったのだ。ギャラリーまでは徒歩7~8分だがその間にこの世のモノとは思えない洋風の建築物や池の中にイタリアのゴンドラまでも繋いでいる商業施設まである。もちろんギャラリーの建物もおしゃれで訪問の時はこれらも必見です。さて写真展に話を戻すと展示されている約60点の作品はどれも知新さんがこだわりを持って撮影した料理やスィーツ、フラワーアレンジの作品ばかりで、特に大判カメラの被写界深度特長(アオリも含め)をとても上手く使い、見る人を写真の中の世界に引き込んで行ってしまいそうな魅力さえ感じる。また作品展示と同時開催で大判カメラやデジタルカメラを使ったワークショップもやっているのだ。この日はデジタルカメラでスィーツを撮影するワークショップの最中だったが写真の様に参加者は皆女性で、窓辺に置いたケーキを自然光とレフを使って実践撮影中。今までの写真展のコンセプトとひと味違った、この「彩食硯日」絶対に必見です。