大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

スノーボールの幻想的な世界をゲットしました。

2010年12月26日 | 日記
クリスマスは終わりましたが今日もクリスマスのお話です。子供の頃、クリスマスで賑わうおもちゃ屋を覗いていると丸いガラス玉の中にクリスマスツリーとサンタクロースが入った置き物に興味を持った事を覚えています。当時はガラス玉の中には何の液体が入っているか分かりませんでしたが、ガラス玉を逆さにして戻すとガラスの中に雪が舞って、それはそれは幻想的な世界が子供の心の中で広がったものでした。この正体は「スノーボール」又は「スノーグローブ」と言って19世紀前半にヨーロッパでペーパーウェイトとして使われたのが始まりで、球形の透明容器の中を水で満たし人形や建物などのミニチュア、雪に見立てたものを入れ動かすことで雪が降っている風景をつくるモノだったのです。子供の頃はいくら欲しくても直ぐに買える環境にはありませんでしたのでスノーボールの幻想的な世界を自分のものにする夢は叶いませんでした。ところが昨年ある服飾店でオルゴール機能の付いた大きなスノーボールを見つけました。ゼンマイを巻き上げるとメロディと共のサンタを乗せた赤い車が雪の中をゆっくりと走り出します。何で大人がと思われるでしょうが、お店に交渉してこのスノーボールを分けて頂きました。そして今年、やはり町を歩いていると小さなクリスマスバージョンのスノーボール3個を発見。これも大人買い!「子供の頃の夢が叶ったり」でした。(何て小さな夢だったのか?)