昨日は先日の「蔵王の樹氷ワークショップ」の講評会が開催されました。同ワークショップの指導講師・石橋睦美さんが午前・午後の2回、参加者の作品を一枚一枚丁寧に講評しました。大中判カメラでの撮影には決してコンディションが良かったとは言えないワークショップでしたが、それぞれの力作を持ち寄ってみると同じ時間、場所で撮影した作品が各々の個性でこんなに違うのかと思うほどいろいろな作品でした。また何気ない写真が石橋睦美さんのトリミングでの処理により見違える作品にもなります。それにしても石橋睦美さんはこの度発表されたキャノンイオスマーク3の宣伝や「写真家達の日本紀行」のテレビ出演とお忙しそうです。ただ当社のお客さんからは石橋睦美さんと言えば大判カメラ・リンホフを駆使して日本中の森を撮影している写真家のイメージが強く、あまりにもデジタルカメラでの撮影に集中されている姿を見ていると、ちょっと残念がる方が多い様です。まあ時代が時代ですからしょうがない事と思いますが・・・。ただそんな中、昨日デジタルカメラでファッション写真を撮影している若いプロカメラマンが来社し「拘りの写真を撮影したい」と大判ビューカメラセットを購入されました。デジタルカメラで育ったカメラマン世代の中にも「銀塩フィルム回帰現象」が起こっている現れと思います。ワイズは今後もこの様なカメラマンを応援したいと思います。