クイックロードフイルムシステムの製造中止でシートフイルムホルダーへ移行中の大判カメラユーザーですが、今まで便利なクイックロードを使っていた人がいきなり暗室でホルダーにフィルムを装填しなければならないのは結構面倒な事で皆さん苦労している様です。そんな皆さんの窮状を救おうと昨日は日本リンホフクラブ主催でシートホルダーへのフイルム装填教室を開催致しました。多くの迷える会員達が集まりましたが、先ずは川太泰夫副会長による一般的なダークバック(チェンジングテント)を使用した模範フイルム装填作業を行ました。次に幾つかグループを分けて既にシートホルダーを使用しているリーダー会員による装填方法を実践です。今回初めてフイルムを装填したと言う会員も多かったのですが、実際に装填練習を行いこれからも大判カメラを継続使用する事に自信を持った様子でした。ただ怖いと思うのは日本リンホフクラブの会員ならばこの様な勉強会に参加できるのですが、地方で一人で大判カメラで撮影しているなどと言う方は、誰に、何を聞いていいのかも分からずに「大判カメラをやめた」等と言う事が起こってしまう事です。ワイズではこのような事の無い様にフイルム装填方法を紹介した印刷物やホームページでの紹介なども計画して行きたいと思っています。皆さんどんな事でもかまいませんがご要望等もお聞かせ下さい。