銀座4丁目の交差点から三原橋の交差点方向(築地方面)に晴海通りを1~2分歩くと晴海通りを横断する地下道があります。地下道と言っても間口は相当に広く入り口には「銀座シネパトス1・2・3」と大きな看板が出ています。ここは1967年に銀座地球座と言う映画館がオープンし成人映画等を上映していましたが、1988年には現在の「銀座シネパトス」に改装し多くの映画ファンに親しまれた場所です。ところが地下道の耐震性の問題等で今月いっぱいで閉館してしまうのでした。個人的な思い出なのですが20~30代に勤務していた会社が銀座の隣の京橋にあって、この地下道をよく利用して銀座5~7丁目方面に移動していました。当時は未だ成人映画を上映していた銀座地球座でしたし映画館の前には大人のオモチャ屋さんや焼き鳥屋さんなどがあり、地下道を通る度に「ここは銀座の中で異色のエリアだ」などと思っていました。残念ながらその時には映画館には1度も入館したことはなかったのですが、そんな訳でこの地下道はやけに思い出深い存在だったのです。映画館に面して写真の様な「ありがとう、さようなら、銀座シネパトス」と書かれた大きなポスターやシネパトスに拘わりのあった俳優陣の色紙も沢山飾られていました。昔を回顧してそれらの色紙を見ていると「おやっ?」と思う色紙を発見でしました。それは今話題のタレント壇密さんでした。色紙には「銀座シネパトスさん江 壇密でハアハアした人 1万人。」とありました。この壇密さんお色気にはあまり興味はありませんがテレビに出ている時の言動には大変興味がある人ですね。きっと頭の回転の速い人と思います。話はこの地下道に戻りますが無くなってしまうのが残念で沢山の写真を撮影してきました。