制作中の清水実さん著作の「大判カメラ体験記」の最終校正が届いた。この校正は本機校正と言い完成版で使用する印刷機と紙を使いを出力するもので製本はされていませんが出版される書籍と変わらないモノが出来上がって来たのでした。念のため前回の校正時に色校正した写真を全点確認しましたが、色も締まって大判カメラで撮影した質感までもが表現される様になりました。これを見る限り私感ですが、デジタルカメラで入稿されたそのまま印刷された写真と、大判カメラで撮影されたポジフィルムをドラムスキャナで取り込んだものでは質感描写が全然違う様に感じます。幾らデジタルカメラが良くなったとはいえ大判カメラで撮影した写真はやけに鮮やかできれいな感じも無く落ち着いた感じで臨場感漂う写真に思えるのです(依怙贔屓かな?)。まあどちらにせよ写真は満足の出来る印刷で一安心でした。これであとは出版予定日迄に書籍が届き皆様にお届けするだけとなりました。清水実さんの力作「大判カメラ体験記」。申込みの未だの人はワイズ迄お申し込み下し。