大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

「大判カメラ体験記」日本書籍出版協会へのデータベース登録が完了!

2013年08月12日 | BOOK

今日も清水実さんが出版される「大判カメラ体験記」のお話しです。出力校正も終わり印刷に関連しては22日頃予定の本機校正だけとなりましたが、書籍は完成しただけでは販売する事は出来ません。販売するには幾つかの儀式が必要となります。そのひとつが日本書籍出版協会のデータベースセンターへの登録です。日本国内では沢山の出版物が流通していますが、書店やAmazonで書籍を扱う場合にはISBNと言う国際基準の出版コードが無ければできません。書籍の裏にバーコードで表示されているものですが国番号-出版者記号-書名記号-チエックデジット番号で表示されます。今回の「大判カメラ体験記」の場合は《978-4-9903972-1-0》となります。もちろんこの記号は勝手に作る事は出来ません。ちゃんと出版者の申請を行い許可されて初めて使用が許されるものなのです。出版しようとする書籍に出版者として割り当てされた記号を使い、更にこれを日本書籍出版協会のデータベースセンターに申請して初めて正規の書籍として認められる訳です。時折、写真集を出版したとご案内を頂きますがISBN承認されていないものが多々あります。正直な話、折角苦労して作ったのにもったいないと思ってしまいます。ISBNを付加する事により著作権保護もされる訳ですから、読者の皆様が写真集を作られる時には是非そこの所をご理解下さい。ワイズクリエイトは正式な出版者として認可されていますのでご相談に応じさせて頂きますよ。因に写真は今回出版の「大判カメラ体験記」のカバーを付けた束見本(内部は白紙です)とデータベースセンターあてに行ったデータ入稿画面です。これで本が完成してきたら国会図書館への納本でフィニッシュとなります。