先日、久しぶりに根津神社まで出掛けました。何時もながら根津神社境内に入ると背中がピーンと伸びる思いがします。それは1900年前に創祀され、江戸時代には五代将軍徳川綱吉が社殿を奉建し、更には明治維新に明治天皇御東幸に際し勅使を遣わされ国家安泰の御祈願を修めるなど格式の高い神社であること等が起因するからです。静かな境内を歩くと時間の流れもゆっくりとしたものになってくるようです。久しぶりに参拝をして表参道の鳥居をくぐり根津の町に戻ろうとしていると、数年前のブログでも紹介したことのある「さぬきうどん 根の津」の前を通り掛かったのですが、何時も行列の出来ているこの店の前には二人だけしか並んでいません。列に並ぶのはどうも苦手なのですが、二人ならば何とかなるかとばかりに後に付きました。記憶では以前食べたのは、つけダレの冷たいうどんだったと思うのですが、冷たいうどんは全て「ぶっかけ」になっている様でした。そこで「天ぷらぶっかけ」をオーダーして出されたのが写真です。相変わらずコシのあるうどんで美味いと感じたのですが、一つ残念なのが揚げたてのエビ天ぷらが2本、冷たいうどんの上にそのまま載っていたことでした。折角の美味しい冷たいうどんですが、熱いエビ天の下の部分のみ食感が変わってしまっている様です。惜しい、エビ天ぷらのみ別盛りで出してくれたら良かったと思いながら根津の町を後にしました。