今日のブログも熱海・伊豆山の土石流災害のお話です。土石流が発生したのが7月3日ですから、もう3週間以上が経つことになります。現場では救援作業が未だに続いていますが、問題となるのが生活道路としてバスの運行もあった市道・伊豆山線と国道・135号線が通行不能となっている事です。この対策として海岸線を走る熱海ビーチラインをハザード点灯による徐行運転で通行を許可していますが、多くの他府県ナンバー車の増加で大渋滞が起きているのです。土石流発生ラインの東側の住民が熱海に買物や病院に行こうとすると、伊豆山〜湯河原〜ビーチライン〜熱海駅と渋滞路を1時間ほど掛けて遠回りをしなければなりません。臨時バスも1日6便しか無くて自動車の無いお年寄にとっては最悪です。該当エリアにはお年寄りの多く住む県営団地も在って、まるで被災難民の様な暮らしを強いられるケースもあります。少なくとも国道が開通するまではこの様な不便が続きそうです。今日にでも本州上陸が確定的な台風8号の襲来もあって未だ未だ心配事が続きます。写真1枚目は交通量の少ない伊豆山エリアの道路。2枚目が国道135号線の伊豆山交差点で左への熱海方面は通行不可です。写真3枚目は臨時バスの車窓から土石流が取り除かれた伊豆山港への道路ですが建物にはその爪痕が残ります。余談ですが私が熱海で「なんちゃって漁師」として活動をしている事を知っている、写真家の吉野信さん、花畑日尚さん、石橋睦美さんや多くのカメラマン、業界関係者、友人・知人から心配のお電話やメールを沢山頂きましたが改めましてお礼を申し上げます(前述の3人の写真家さんとは久し振りに電話でお話しできました)。
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