先日のブログで「ワイズ67」と「ワイズ69」の事を書いたところかなりの反響がありました。そこで今日のブログはこのワイズハンディカメラに関して書きたいと思います。写真は「ワイズ67ハンディ」(2003年発売・39,800円)ですが、8x8cm規格ボードに装着した大判レンズと6x7cmホルダーを前後に装着し、ピント合わせはパンタグラフ式のフォーカシングシステムを採用し、目測による手持ち撮影でもピントガラスによる撮影でも両方行う事が出来ました。当時私が思ったのは、比較的簡単な構造のワイズ67ならばこれを使ったカメラ組立教室が出来ないかと言う事でした。そして製造組立てを担当されていた故・横木正夫さんに何回もお願いして、やっとカメラ組立教室を開催する事が出来たのでした。参加費は自身の組み立てた「ワイズ67ハンディ」を持ち帰る事が出来る価格設定としましたが・・・・男の人ってプラモデルを始め、組立をするのが好きな人が多いのですかね・・・・かなりの参加申込みがあったと記憶しています。横木正夫さんの組立指導やスペースの関係から参加者を5名として何回か開催しましたが、ニュースになって、あるカメラ雑誌の体験取材申込までありました。写真2枚目がその取材の模様ですが、右の人が横木正夫さんですがテーブルの上には組立に必要なパーツが列びます。そして写真3〜4枚目が実際の組立教室スナップになりますが・・・・参加者の皆さん、誰もが嬉しそうでした。当時のワイズクリエイトではこの他にも「ピンホールカメラ穴開け教室」「大判レンズシャッター分解組立教室」、更には各種撮影会なども多く開催していましたが・・・・当時の私の1年間のお休みは、正月とお盆の各3日間で359日間は働いていたからこそ出来たと思っています。流石に今はそんなペースで働いたら死んでしまいそうですよね。それでも今となっては懐かしく思うのでした。
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