昨日の伊豆・修善寺散策の続きです。竹林の小径を抜け、美味しい蕎麦やさんがないかと目をこらしながら歩いていると、赤い暖簾に「十割そば」、白の暖簾に「塩そば」と言う文字が目に入って来ました。そこはほんの7〜8人も座れば満杯になりそうな屋台の蕎麦屋さんでした。「あれっ、何かのテレビで観たことがある光景だぞ!」が最初の印象でした。思い出したのが東京12チャンネルが放映していた「もやもやサマーズ」と言う番組の中で、サマーズの二人と大江麻里子さんがここに立ち寄りお蕎麦を食べていた場面でした。確かめちゃくちゃ安いお蕎麦だったはずと屋台の中を覗くと「ワンコイン、500円でお蕎麦のコースが食べられるよ」と主人の声が・・・。中を覗き込んで、主人に声まで掛けられたとあっては入らない訳には行きませんよね。そして先ず最初に出されたのが小さなせいろに盛られた「塩そば」で、自分で摺り下ろす生ワサビと一緒に口の中へ。そして次ぎに出されたのがジャガイモの天ぷらがのった「ぶっかけ蕎麦」、そして最後が「ぶっかけ蕎麦」の残った出汁に柚子の小片と蕎麦湯を入れてフィニッシュでした。まあ、確かにこれで500円は安くて美味しいと思いますが、十割蕎麦が我が家にもあるヌードルメーカーと同じ様な押しだし機により抽出される様を見ていると少しばかり伊豆・修善寺のイメージからかけ離れている様な気もしますが・・・。因みに後から入店してくる人達は皆さん口を揃えて「テレビで観たお蕎麦屋さんだ」、「テレビで紹介されていましたよね」と・・・テレビの力は恐るべしでした。
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