山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

くろんど池より交野山へ(山野走が先決)

2013年01月06日 | 山野走

Asa009

◆撮影:2007年1月1日、交野山頂にて

(暁光)

20121231日(月) 

『山野走』

<くろんど池より交野山へ>

[コースタイム]

[京阪電鉄・私市駅]73000→[月ノ輪滝]→[すいれん池]→80228[黒添池]→[八橋]→[交野市野外活動センター(ぼうじの里)]→90425[交野山]90800→[白旗池]→[国見山・直下]→95546JR津田駅]

<山野走が先決>

年末、仕事に忙殺され“山野走”を楽しむ時間的な余裕を見つけることができなかったが、今日から休みゆえ、やり終えねばならない仕事から解放され、また“走り納め”という意味合いもあり、私市へとやって来た。「店の帳面もしたい」「お墓の清掃にも行きたい」「洗車もしたい」「横になったままのMお母さんの身体の揉みほぐしにも行きたい」などという様々な思いが脳裏を掠めたが、先ずは“山野走”を楽しむことが先決だと考えた。

7時前の西の空にはまあるい月がぼんやりと浮かんでいる。夜が明けるに連れ、至極淡い絹雲や絹積雲が天空にあって、月がぼんやりと浮かぶ理由が判明する。交野山頂に立ったとき、絹積雲はいつしか消滅し青空が拡がっていた。また青空中に積雲が数多発生し心地好さそうに其処彼処に浮遊していたが、冷たくて厳しい北風が終始吹き続けた。なかでも、“交野市野外活動センター”手前の狭い開墾地中を通る細い道に差し掛かかったときに、烈風が作り出す「ゴー、ゴー」という唸るような凄まじい音が耳に届いた。それは強風が高圧電線にあたって奏でる音だろうか、それとも鉄塔にあたって生じる音なのだろうか。また、その烈風が大気中の塵埃を運び去ってしまったのであろう、交野山頂からの視界は明瞭であった。大阪市内のビル群は勿論のこと、京都の山、北摂の山、六甲の峰などを、これ程に明確に望むことができたのは久し振りのことであったのかもしれない。

殊に膝が痛んだわけではない、腰も然り。ところが、交野山頂へと続く上り坂に差し掛かった処より歩き始めたのだが、その後歩いてしまうことが多くなる。最後、国見山直下の薄暗い杉林の入口よりJR津田駅へと続く下り道は、速度は兎も角、懸命に腕を振り続けた。

コメント
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