きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

小牧山城跡

2020年06月08日 09時55分58秒 | 城跡巡り
「 左手側から豊臣家・中央に織田家、右手側に徳川家の各紋 」

6月7日(日曜)
小牧山城(こまきやまじょう)
特 徴・・・小牧山(標高86m)の山頂に建てられた平山城
築城年・・・1563年
廃 城・・・1567年
築城主・・・織田信長
遺 構・・・石垣・曲輪・土塁・井戸

桶狭間の戦い(今川義元×織田信長)後、美濃攻めの拠点として織田信長が築城し、清洲城から移転。
信長は4年の歳月を持って、斉藤道三の稲葉山城(後に岐阜城)を攻め落とす。
小牧・長久手の戦い(羽柴秀吉×徳川家康)を経て、小牧山城は尾張徳川家19代までの所領となる。

☆ 遺 構

↑ 虎口(こぐち)跡
敵に侵入された場合を考え狭い出入り口にします。
写真中央の暗い部分からは坂道になっているようです。


↑ 石 垣


↑ 石垣から落ちた岩


↑ 同 上
初期の城造りの石垣は堅固なものではなかったようです。
所々にゴロゴロと崩れ落ちた岩が、そのままに保存されています。


↑ 土塁の断層


↑ 帯曲輪(おびくるわ)跡
小牧・長久手の戦いにおいて、家康は広い曲輪跡地に土塁を造り兵隊を陣取らせました。
現在は桜などの樹木が植樹され公園になっています。


↑ 城跡に建てられた小牧市歴史館(小牧城)
小牧市の旧石器時代から近代産業までの出土品などを展示しています。
夜にはライトアップされ東名高速道路を走ると必ず目に入ります。
建物の前の銅像は、尾張徳川家最後の当主第19代徳川義親氏。
私たちは、この建物を小牧城と呼んでいます。

☆ 小牧山の植物
草花はピンク色のカタバミ・白いドクダミ・ハルジオン等。

↑ ドクダミ
久しぶりに見る花ですので撮りました。


↑  ?
キイチゴの仲間か?まだ不明です。
 追記 6月9日(火)
「 コジキイチゴ 」、 別名フクロイチゴでした。
日本各地でレッドリストに指定されています。


↑ ネズミモチ ?


↑ 同 上
登城道を歩いていると、どこからともなく芳香が漂ってきます。
立ち止まり、キョロキョロすると、一本の木に白い花がたわわに咲いていました。
木に近づくほど香りは強くなり、間違いないと確信。
帰宅後の検索で、ネズミモチにたどり着きましたが、難しいのはトウネズミモチとの区別。
※ネズミモチは日本原産 唐ネズミモチは中国原産

☆お城・城址巡り帳

↑ 犬山城・駐車場のタチアオイの花

ついでに、犬山城(築城主・織田信康 [信長の叔父] )へ足を伸ばしました。
久しぶりに国宝の天守閣へ登ろうと思いましたが、自粛解禁後で城内は混雑しています。
過去に二度ほど登っていますが、今回は登城印だけいただきました。


めでたく・小牧山城と犬山城を加えれました。

※追加記事 
2011年11月27日撮影の画像3枚を追加UPします。

↑ 犬山城 


↑ 国宝の天守閣


↑ 犬山市のキャラクターわん丸君と記念撮影
いい大人が、ちょっと恥ずかしいかなぁ、、、
躊躇しましたが、思い切ってお願いしました。    追記:2021年5月17日(月)
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